このところストレートパーマをかけたり、着るものに気を使ったりしているので、見かけがすこしマシになっている。
ふっくらとした頬や色白のなめらかな肌も、とても年齢には見えないと自負している。
ショーウィンドウや通勤電車の窓ガラスに映る自分の姿に満足出来るってことは、とても嬉しい。
私は私が嫌いだけれど、少なくともルックスに関しては8割がた満足している。
ふっくらとした頬、二重のはっきりしたアーモンド型の形の良い目、小造りでほんの少し丸みをおびた鼻、笑っても歯茎がむき出しにならない口元からは小さな愛らしい歯が覗いている。
量の多い太くて真っ黒な髪は昔は持て余していたけれど、歳をとるにつれ、これは有難くなってきた。
胸のない手足の細い幼児体型も、やはり昔は悩みだったけれど、今となっては美点だ。最初から胸なんか無ければ、たるみようがないものね。

皆、誰でもそれなりに美しいとは思うけれど、それでもたまに信じられないくらい器量に恵まれない人がいる。
やっぱり悲しいだろうなぁって思う。
それでも性格的にタフだったら良いと思うけれど、内面的にもぱっとしなければ辛いだろう。
だけど、もちろん、内面の美しさと外面の美しさと、どちらか一つ選べといわれたら前者に決まってる。

コメント