数年前に両親が離婚して、父親と幼い弟と暮らしている中学生の女の子。
父親に恋人が出来て、再婚したいと言い出す。
最初、彼女は反対していたのだけれど、結局父親とその再婚相手の熱意に心を開く・・・、
そんな感じでNHK朝の連続テレビ小説が進んでいる。
母親が観ているのを脇から眺めているから、詳しい筋は分からないのだけれど、だいたいこんな風なストーリーだと思う。

時々世の中の人たちの物分りの良さに愕然となる。
私だったら、こんな状況はとても我慢できない。
「父親」であるべき存在が、どっかの誰かの「恋人」になって、そして、皆一緒に新しい家庭を築く、なんて言うのは、おぞましいこと以外の何ものでもないと思う。
わぁわぁ叫んで、未来永劫許さないのでは?と思う。

だけど、みんな本当は傷ついているのだと思う。
大人だから、物分りの良いふりをして、納得したふりをする。
でも、心の奥底にわだかまりが出来る。
そして、それがある日、耐えられなくなって表面に出る。

生きていたって、良いことなんか何もない。

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