カラスの赤ちゃん

昨日はHのおじさんに電話。
うちはナンバーディスプレイを使っている。
この間から何回かおじさんは電話をくれていたのだけれど、面倒くさくて出なかった。
やっぱ、少し親切にするべきかなぁって思って。

でも、結局後悔。
電話なんか、しなきゃよかった。
何だか最近、彼の嫌な点だけが目立つようになってきた。
2，3日前は、またうちの職場に顔を出すことを考えていたのだそう。
おいおい、2週間ぐらい前にも遊びに来たばかりじゃない？
また来るわけ？
他にすることないの？
なかったとしても、プライドにかけてそんなみっともない真似はしないで欲しい。
家ではどうやら阻害されているみたいだし、習い事とかも辞めているみたいだし。
職場だけが居場所で、そこから離れるともう何も残っていない、典型的なパターンだ。

あーあ。
もっと優しくしてあげるべきなのだろうけれど。
口を開くと毒が出てきそうなので、少し距離をおいたほうがいいのかもしれない。

きのうは、青山のヘレンド本店に行って、ずっと欲しかったペンダントヘッドを買ってきた。
1つだけのつもりが、気づいたら3つも買っていた。
陶器で出来た、冠を被ったカエルと、牙をむき出しにした水色の狛犬と、あとティーカップ、ウイーンの薔薇のミニチュアだ。
店員さんの応対はすごく親切で慇懃。
こういう風に扱われるのに慣れていないので、戸惑った。

お店の前に、巣から落ちた？カラスの赤ちゃんが「かぁかぁ（お母さんお母さん）」と鳴いていて、可哀想だった。
お母さんも旋回していたけれど、でもどうしようもないのかもしれない。

お買い物の後は、ノバで1レッスン。
講師は、前日に引き続き、またあのイギリス男だった。
今日はそれ程、キレイな青い目に見えない。（笑）
でも、やっぱこの男はすごく変だ。
何というか、サキの小説を思い出させる。

私は、サキの短編が大好きで、いつも大笑いしたものなのだけれど、でも世間一般的には何故か余りうけないみたいだ。
これぞ、と思う人に、コピーまで渡して読ませたりしたこともあるのだけれど（何しろ超短編なので）、何故か全然評判は芳しくない。

で、この講師は私にとってサキ（笑）
ワタシ的には、すごく面白い。
でも、他の人にはどうなんだろう？
とにかく、今日も大笑いさせて貰った。