飯田橋の名画座へ行く。

「おばあちゃんの家」はパス。
主演のおばあさんが余りにおばあさんおばあさんしていて、ちょっと観るのに辛いかなって思って。
それに韓国映画って、一昔前の日本映画みたいに、かなりウェットというかメロウ過ぎるような感じが嫌なので。

で、「北京ヴァイオリン」のほうだけ観た。
やっぱ、中国人の感覚のほうがいいなぁ。
ベタな父子人情ものなんだけれど、それでもどこかカラリとしている。

この間のロケットの打ち上げ成功の大喜びじゃないけれど、無邪気なヒトビトのおおらかなオハナシは観ていて癒される。

長屋暮らしの一般庶民の生活ぶりを見るのも、中々楽しかったし。
北京も四合院とか、伝統的な建物がどんどん壊されているので、今にこういう暮らしも一変するのだろうなぁ。
残念。

ただ、邦題は何とかならないかなぁ。
原題は、「和にぃ在一起」だし、英語題は「TOGETHER」。
深い愛で結ばれた、父子の物語に相応しいタイトルだよね?
これに、「北京ヴァイオリン」はないと思うのだけれど。

もっとも映画の出来は、期待ていたよりよくなかったかな。
久しぶりに中国語が聞けて、楽しかったけれど。



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