近所の本屋へ行く。

ここは、哲学だの物理だの、およそ売れ筋じゃない硬い本も置いてあるし、店内が広々としていて見晴らしが良く、座って読むための椅子も置いてあって、何か落ち着く。
で、ついつい長居をし、7千円を越す豪遊買いをしてしまった(笑)
英語関係だの、免疫がらみの健康本だの、自己啓発ものだの、最近の私の興味の対象を端的に表しているラインアップなのだけれど、何故か微分・積分関係の本も2冊購入。

「昔、フランスの数学者ラプラースは、”すべての現象は、微分・積分で説明できる”と宣言しました。少し大げさに聞こえるかもしれません。でも、すべてとはいわないまでも、世の中のかなりの部分が微分・積分と深いつながりがあるのは確かです。」

という序文に魅かれて、まずオトナ向けの教養本を1冊。(微分・積分のしくみ 岡部恒治 著 日本実業出版社)
そして、更に「苦手なんだけれど受験に必要な人のための微分・積分」という、高校生向け参考書を1冊。

帰ってきて、さっそくまず受験参考書のほうから目を通したのだけれど、面白い!
正直言って、高校時代、数学は数?しかやらなかったので、大体「微分」ってそもそも何だか分からなかったのだけれど、よく分かった。
確かに、世の中、総て微分とかで説明できるのかもね。

まだ「微分」しか読んでいないので、「積分」も楽しみ。
もっと若い頃にやっておけばなぁ。

私は頭の回転は悪いけれど、「勘」みたいなものは不思議とあるし、興味を持ったものには、のめり込む性質なので、しかるべき時期にしかるべき教師とかにめぐり合えば、良い学者になれたかもと思ったりする。
「私」が完成しなかったのは、人類の損失だって、時々思う(笑)
あの、お嬢様校に12で放り込まれたら、学なんてなりがたしだよね。

なんちゃって。

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