8月23日の日記

2004年8月22日
今日の朝刊を読んでいたら池澤夏樹のエッセーが載っていて、何と彼は福永武彦の息子!だということを知った。

全然知らなかった。
そういえば、二人とも作風というか雰囲気は似ているかも。
上品というか、透明な気品のようなものがある。
そして何より、物語として読んでいて面白い。

福永武彦の「風のかたみ」なんて、凄く良かったなあ。
浪人時代、勉強そっちのけで図書館で読みふけった思い出がある。

やはり小説というのは、読んだ後、「ほぉー」とため息をもらせるようなものでなきゃ、と思う。
決して時間つぶし、なんてものじゃないと思う。

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