10月29日の日記

2004年10月29日
先日、証券会社に口座を開いた。

その後、証券会社のホームページを訪ねて、ローソク足を眺めたり、図書館で株に関する本を借りてきたりして、下準備をちょっと。
で、我慢できなくなり、口座に数十万円入金して、とりあえず買ってみた。

買ったのは、「良品計画」。
ようするに無印良品だ。
理由は、単に好きだから(笑)
戦略も何もあったもんじゃない。
ただ、株価の動きを見ていると、基本的には安定しているみたいだし、数週間前にちょっとした山があって、それから下り調子になっていて、そろそろまた上がるんじゃないかな?って感じがしたからだ。

26日に4530円で100株購入。
しばらく保有するつもりだったのだけれど、案の定上がりはじめて、我慢できなくなって、本日29日、4680円で売却。
手数料や税金などを総て差し引いて、約8000円の利益。

うーん。
初めてにしては、いいかもね。
わずか3日間で8000円だ。

ただ、この日、株価はまだまだ上がり、この日は最高値が終値でもあったので、ちょっと悔しい気も。

私はギャンブルはやらないけれど、こういう感覚って賭け事特有の落とし穴なのかなぁって思う。
「次こそは!」って、思ううちに、どんどん掛け金があがって、深みにはまるみたいな感じ?
ただ、私は絶対、そういう穴にははまらない確信はあるけれどね。
とことん「燃えない女」なので(笑)

コンピュータ上で刻々と変わる、リアルタイムの市場の動きを見ているのは、興味深い。
単なる数字に過ぎないのだけれど、思惑や叫びや葛藤が明らかに伝わってくる。
数字には弱い私だけれど、もしかしたら株の才能はあるのかもしれない。

それにしても、証券会社のお勧め株を購入したり、ファンドのような形で購入したりする人の気が知れないかなぁ。
やっぱり、自分で売り買いするほうが楽しいもの。
昔と違って、人を介さず、オンライン上で動きを見ながらクリックひとつで注文を変更したりするのは、本当に楽しかった。
ちょっと、ヤミツキになってみようかなぁ。

儲かったお金の一部は新潟に寄付しなさい、とは母親の言葉。
ああ。
やっぱ、彼女は優しい、まともな人だと打たれる。
私なんて、そんなこと、思いもしなかった。
深く自己嫌悪。

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