カルミナ・ブラーナ
2005年11月4日Yさんに新国立劇場連れて行ってもらう。
演目は「カルミナ・ブラーナ」。
中世の詩に、1920年代に曲がつけられ、それを今回誰か有名な人が振り付けしたものだ。
Yさんとは長い付き合いになるけれど、もしかしたら、もうこれっきりになるかも。
理由は・・・何だろう?
やっぱり、彼女も私も歳をとったということかな。
結婚もせず、子供も生まず、きちんと会社勤めもせず、遺産で暮らしているとああなるのかなぁ、と思う。
そんな私の批判的な態度は外に現れるだろうし、彼女としても面白くないはず。
全然幸せでないはずのYさんは、でも「とっても幸せ」だそうで、私はその謎を解き明かすべく彼女に「ご執心」だったような気もするけれど、まぁ、もういいや。
徒然草に「健康すぎる人とは付き合いたくない。弱い人の気持ちが分らないから。」、みたいな段があったと思うけれど、まさに彼女がそう。
ただし、肉体的な健康ではなくて、精神的な健康。
彼女のタフさ、もとい、がさつさにはもうついていけないかもしれない。
それに、何と言うか、せめて外見をもうちょっと何とかして欲しいとも思う。
千円カットで切った、わかめちゃんのようなごま塩頭。
20年ぐらい前の、肩パットが厚いグレーのジャケット。(白髪にこの色はきつい)
ブラウスもスカートもバッグも総て古色蒼然としたものだ。
流行を追いすぎるのも考え物だけれど、少しは、とも思う。
歯は虫歯だらけ。
笑うと同じく膿漏だらけの歯茎が覗き、前方を向いた鼻の穴からは鼻炎なのか絶えず水洟が垂れている。
とにかく汚い。「老醜」という言葉が思い浮かぶ。
それでいて、あの自信。
かっこたる自負心。
完膚なきまでの自己に対する満足度。
やれやれ。
私ってなんて嫌な奴。
やはりもう会わないほうがいいかなぁ。
演目は「カルミナ・ブラーナ」。
中世の詩に、1920年代に曲がつけられ、それを今回誰か有名な人が振り付けしたものだ。
Yさんとは長い付き合いになるけれど、もしかしたら、もうこれっきりになるかも。
理由は・・・何だろう?
やっぱり、彼女も私も歳をとったということかな。
結婚もせず、子供も生まず、きちんと会社勤めもせず、遺産で暮らしているとああなるのかなぁ、と思う。
そんな私の批判的な態度は外に現れるだろうし、彼女としても面白くないはず。
全然幸せでないはずのYさんは、でも「とっても幸せ」だそうで、私はその謎を解き明かすべく彼女に「ご執心」だったような気もするけれど、まぁ、もういいや。
徒然草に「健康すぎる人とは付き合いたくない。弱い人の気持ちが分らないから。」、みたいな段があったと思うけれど、まさに彼女がそう。
ただし、肉体的な健康ではなくて、精神的な健康。
彼女のタフさ、もとい、がさつさにはもうついていけないかもしれない。
それに、何と言うか、せめて外見をもうちょっと何とかして欲しいとも思う。
千円カットで切った、わかめちゃんのようなごま塩頭。
20年ぐらい前の、肩パットが厚いグレーのジャケット。(白髪にこの色はきつい)
ブラウスもスカートもバッグも総て古色蒼然としたものだ。
流行を追いすぎるのも考え物だけれど、少しは、とも思う。
歯は虫歯だらけ。
笑うと同じく膿漏だらけの歯茎が覗き、前方を向いた鼻の穴からは鼻炎なのか絶えず水洟が垂れている。
とにかく汚い。「老醜」という言葉が思い浮かぶ。
それでいて、あの自信。
かっこたる自負心。
完膚なきまでの自己に対する満足度。
やれやれ。
私ってなんて嫌な奴。
やはりもう会わないほうがいいかなぁ。
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