潤一郎訳源氏物語 (巻1)
2006年7月2日 読書
ISBN:4122018250 文庫 谷崎 潤一郎 中央公論新社 1991/07 ¥960
英語とか習っていると、不思議に「自分は日本人」という意識が強くなって、こういうものを読みたくなったりする。
考えてみれば、源氏物語は、まともに読んだこともなかったし。
で、「原書」は無理なので、現代語訳、谷崎潤一郎のものを選んだのだけれど、それでも難しい!
文章がずるずると長いし、そして何より分りにくいのは主語が省略されているので、誰が喋っているのか、よく分らないということ。
そしたら、偶然、「主語の無い文は気持ちが悪い」みたいな、源氏物語についての短歌を新聞で見かけて、ああ、みんなそう思っているのね、と納得した。
それでも読み進むにつれ、何となくコツ?が分ってきた。
ポイントは動詞。
主語が源氏の場合は、動詞に敬語が使われているから、それで主語が推測できるのですね。
まあ、源氏は今でいう「連続テレビドラマ」みたいなものだと思うから、そんなに難しいはずは無いと思うのだけれど、千年も経つとやっぱり、よく分らないです。
でも、本質的な人の考え方というか好みというのは、何となく変わらないようだけれど。
身分はそれ程高くないけれど、よく日に焼けて、筋肉のついた中年の男性についても、ちゃんと「美しい」といった感性で述べてあったし。
ヒキメ、カギバナ、色白、シモブクレ?だけが、美の基準じゃなかったんだな、と安心。
ところで、私は何かを読むとき、登場人物を具体的にイメージしながら読むのだけれど、光源氏は今のところ、TBSのアナウンサーのアズミなんとかさんの顔になりつつあります。
何となく、それっぽくないかな?
英語とか習っていると、不思議に「自分は日本人」という意識が強くなって、こういうものを読みたくなったりする。
考えてみれば、源氏物語は、まともに読んだこともなかったし。
で、「原書」は無理なので、現代語訳、谷崎潤一郎のものを選んだのだけれど、それでも難しい!
文章がずるずると長いし、そして何より分りにくいのは主語が省略されているので、誰が喋っているのか、よく分らないということ。
そしたら、偶然、「主語の無い文は気持ちが悪い」みたいな、源氏物語についての短歌を新聞で見かけて、ああ、みんなそう思っているのね、と納得した。
それでも読み進むにつれ、何となくコツ?が分ってきた。
ポイントは動詞。
主語が源氏の場合は、動詞に敬語が使われているから、それで主語が推測できるのですね。
まあ、源氏は今でいう「連続テレビドラマ」みたいなものだと思うから、そんなに難しいはずは無いと思うのだけれど、千年も経つとやっぱり、よく分らないです。
でも、本質的な人の考え方というか好みというのは、何となく変わらないようだけれど。
身分はそれ程高くないけれど、よく日に焼けて、筋肉のついた中年の男性についても、ちゃんと「美しい」といった感性で述べてあったし。
ヒキメ、カギバナ、色白、シモブクレ?だけが、美の基準じゃなかったんだな、と安心。
ところで、私は何かを読むとき、登場人物を具体的にイメージしながら読むのだけれど、光源氏は今のところ、TBSのアナウンサーのアズミなんとかさんの顔になりつつあります。
何となく、それっぽくないかな?
コメント