ISBN:4101010056 文庫 夏目 漱石 新潮社 ?420
もうじきお月見に一緒に行く人は漱石をよく読んでいるので、先日図書館で借りてきて読む。
実は私は漱石はあまり読んでなく、せいぜいワガネコと坊ちゃん、夢十夜ぐらい。で、今回「それから」を読んでみて、漱石の変わらない人気というものが、何となく分ったような気がした(たぶん)
私には少々り理屈っぽすぎる文章もあるけれど、美しいシーンがたくさんあるし、香り、服装、食べ物など、生活のディテールにこだわっているところもあって、こういうのって、結構好き。
主人公が鈴蘭の花を大きな鉢に活ける。
鉢を動かすと、花がこぼれる。
訪ねてきたヒロインに、主人公はお茶を用意しようとするのだけど、待っている間に、彼女はその鉢の水を飲んでしまう。
「なぜあんなものを飲んだんですか」
「だって毒じゃないでしょう」
最近、朝は熱い紅茶を飲んでいるのだけど、これは主人公の影響。
その他、神楽坂あたりを散歩したくなった。
昔の人はよく歩いているよね。
もうじきお月見に一緒に行く人は漱石をよく読んでいるので、先日図書館で借りてきて読む。
実は私は漱石はあまり読んでなく、せいぜいワガネコと坊ちゃん、夢十夜ぐらい。で、今回「それから」を読んでみて、漱石の変わらない人気というものが、何となく分ったような気がした(たぶん)
私には少々り理屈っぽすぎる文章もあるけれど、美しいシーンがたくさんあるし、香り、服装、食べ物など、生活のディテールにこだわっているところもあって、こういうのって、結構好き。
主人公が鈴蘭の花を大きな鉢に活ける。
鉢を動かすと、花がこぼれる。
訪ねてきたヒロインに、主人公はお茶を用意しようとするのだけど、待っている間に、彼女はその鉢の水を飲んでしまう。
「なぜあんなものを飲んだんですか」
「だって毒じゃないでしょう」
最近、朝は熱い紅茶を飲んでいるのだけど、これは主人公の影響。
その他、神楽坂あたりを散歩したくなった。
昔の人はよく歩いているよね。
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