11月3日の日記

2006年11月3日
昨日は東京の家に行き、庭の手入れをした後、銀行へ行き、定期をおろして、今年の分の相続税、220万を払う。
15年の分割で払っているのだけれど。

祖母の死は、私にとって、もう遠い過去のことだけど、税金はまだこうして残っているのが、不思議というか、過去なんて色々もう忘れてしまいたいのに、うざくもある。
ちょうどバブルがはじけた直後に亡くなったので、相続税はピークの値段で来た。
相続人は父親と叔母の二人。
二人合わせて、1億に少し欠けるぐらいの税額。
すごい時代だったよね、と思う。

銀行も不動産会社も、景気が良い話を、土地持ちの素人に煽って、考えてみれば、私のうちも、ギリギリの選択肢をどうにか良いほうに切り抜けたこともあった。

人生いたる所に穴ぼこだらけ。
若い時はいざ知らず、歳をとると歩き続けるのは辛い。
渡る世間には鬼しかいないし。
人は誰でも鬼の部分と仏の部分を併せ持っているのであって、決して、世の中には、鬼と仏の2種類がいるのでは無いのが辛い。
しっかり「がんばらないと」、相手の鬼の部分を引き出す。

やれやれだよね。

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