4月16日の日記

留守番電話に不動産会社の女性からメッセージが入っていた。

「××××不動産ですが、××アパート、201号室の”わたなべ”様の更新がもうすぐですので、またご連絡いたします」

↑のような内容なのだけれど、頭を抱えた。

”わたなべ”は、うちの名前であって、201号室の入居者の名前ではない。
単なる言い間違いだろうけど、もしかしたら、他のアパートと勘違いしている、という可能性もあるし。
201号室の更新は、まだ3ヶ月あるので、微妙なところだ。

この人は、いつもそう。
若手揃いのチェーン店の、この不動産屋さんの中で、一人、おそらくかなり年配。更新を担当している。
誰かの更新の度にお世話になるのだけれど、ちょっとしたポカミスが多く、留守電ひとつ完璧に入れられない。

そのくせ、喋り方などは、とても丁寧。だから余計にイライラさせられるのだけれど、そんな自分がすごく性格の悪い人、みたいな気分にさせられる。

彼女の能力のなさが、私自身の能力のなさを思い出させてイヤなのだと思う。
この人は、自分の出来なさ加減の自覚がないのもムカつく原因。
私は自分の馬鹿さ加減にこんなにも悩んでいるのに！、何故あなたは平気なの！、みたいな感情。

何か毎日、マイナスの感情の繰り返し。
自分でもどうしようもない。