6月4日の日記

2007年6月4日
昨日は、H(ぱんだ)のちょっとした一言が勘に触り、それでもにっこりと「お疲れ様!」と言って、一人で帰ってきた。
体の調子が悪いと、機嫌も悪くなるので、早く回復しよう。

ネットサーフィンをしていたら、「山口県光市」の事件についてのブログに偶然行き当たる。
私は、あの事件については、見たくもない、聞きたくもない状態なので、現実世界では、まったく触れない。
だから、ちょっとここで吐露。

見るのが耐えられないのは、あの被害者の夫。
横田めぐみさんのお父さんについても、似たような感想があるのだけれど、私などと違って、まっとうに生きてきたはずの人の人生が不幸な出来事をきっかけに、すっかり変わってしまったのを見ることが、とても耐えられないのだ。

あの夫は、事件以来、寝ても覚めても事件のことだけで、何だろう、確かテニスか何かだったと思うのだけれど、「事件以来、もう止めてしまった。犯人が極刑になるまでは、僕は、そんなことを楽しんではいけない、楽しいことをして笑ったりしてはいけない、と思ったりするのです」、みたいなことを言っていたりして、私には、そういうことがとても耐えられないのだ。
一人の人間の魂がruined されるというか、仮に犯人が死刑になったとしても、彼はもう回復しないだろうな、というのが、とてもとても辛い。

また、今回のことにしても、この夫が一生懸命頑張ったから、1、2審の判決が覆りそうなわけで、そんなことで変わる判決というのも、私には何かイヤだ。
結局、自分は人間が大嫌いなのだと思う。
とても興味深い生き物だと思うけれど、弱くて、脆弱で、傷つきやすく、いつまでたっても、完全なものになんかなれない。

すごく嫌だ。

すみません。何か攻撃的。
やっぱり、早く風邪、治そう。

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