10月13日の日記

昨日は、Tさんから、ムンク展の誘いがあったのだけれど、断って谷川岳に行って来た。晴れたら行く、と、ずっと前から決めていたし。
私としては、画期的かもしれない。
気が強い面もあるくせに、どいういう訳か、人からの誘いを断れないたちだから。

紅葉には、まだ少し早かったけれど、ナナカマドは赤く色づいていて、天気も良く、来て良かった。
ただ、朝のうちの雨のせいか、足元が悪く、ロープウエイを降りた後、天神峠まで徒歩で登り、リフトで降りてきただけだけれど。

誰か有名な人が以前、「山は一人で登るのが一番。誰かと登ると、その人達のペースに巻き込まれ、ついつい無理をしたり、引き返したりすることが出来なくて、怪我や遭難の危険が増える」と言っていたのだけれど、確かにそうも言えるかもしれない。

体力が無い私は、スローペースで登りたいのだけれど、連れて行ってくれた人達の手前、ましてや、その人達は遥かに年上なのに、どんどん歩いていると、待ってください、なんて言えないし。

私が行くような所は、どこもケイタイのアンテナが立つので、本当にいざ、となった時は、連絡がとれる。まぁ、そういうことは、ないように心がけてはいるけれど。

帰りは、バスの運行ルートの途中にも温泉はあったのだけれど、わざわざ30分ほど歩いて、谷川温泉に行って来た。
これは、正解。
こじんまりとした静かな、そして上品な温泉で気に入った。
青山大学だとか共同通信社などの研修施設もあって、すごく落ち着いた雰囲気。夜になると真っ暗になりそう。

一番奥には、谷川岳の登山ルートの入り口があって、ロープウエイとか、車道とかが出来る前は、ここが本来の道だったのかも。
また、上杉何某が、ナガオカゲトラを頼って通った路、との石碑があったり、すごく古い感じがした。

利用したのは、町営の温泉。ここも良かったです。
もっと運転が上手くなって、電車でなく来たいな。

http://www12.wind.ne.jp/tanigawa-onsen/yuterume.htm