非常識会計学!―世界一シンプルな会計理論
2007年10月16日 読書
ISBN:4502252204 単行本 山田 真哉 中央経済社 2005/05 ¥1,260
今風な読みやすい薄い本で、通勤途中に車内で読み終えた。
色々工夫もされていて、初心者にも分かり易いと思う。
また、作者(といっても二人いるのだけれど)の会計学に対する真摯な思い、哲学のようなものも伝わってきた。
会計というのは何も税金を払う為だけにやるのではなく、会計そのものの為にやるのかもしれない。確かに。
簿記は大昔、一応2級は受かった。
大原簿記学校(当時はここが一番勢いがあった。今は知らないけれど)の講座、相続税とかも幾つか取った。
でも、何しろ20年近く前のことだし、すっかり忘れていた事が、思い出されて、面白く読めたかもしれない。
何でもかんでも引当金で処理して、今期の業績を悪くして、次期においては、すでに損失は計上されているわけなので当然この期間の業績は良くなる・・・こういうのがV字回復のトリック、とあったけれど、会計というのは、こういう操作が幾らでも出来るなぁ、と思った。
こういうトリックとは無縁の真の会計学を、作者のように、いや、ほんの少しでも理解できれば、楽しいだろうなぁと思う。
どんな分野でも、極めればみな楽しいのだろうけれど。
今風な読みやすい薄い本で、通勤途中に車内で読み終えた。
色々工夫もされていて、初心者にも分かり易いと思う。
また、作者(といっても二人いるのだけれど)の会計学に対する真摯な思い、哲学のようなものも伝わってきた。
会計というのは何も税金を払う為だけにやるのではなく、会計そのものの為にやるのかもしれない。確かに。
簿記は大昔、一応2級は受かった。
大原簿記学校(当時はここが一番勢いがあった。今は知らないけれど)の講座、相続税とかも幾つか取った。
でも、何しろ20年近く前のことだし、すっかり忘れていた事が、思い出されて、面白く読めたかもしれない。
何でもかんでも引当金で処理して、今期の業績を悪くして、次期においては、すでに損失は計上されているわけなので当然この期間の業績は良くなる・・・こういうのがV字回復のトリック、とあったけれど、会計というのは、こういう操作が幾らでも出来るなぁ、と思った。
こういうトリックとは無縁の真の会計学を、作者のように、いや、ほんの少しでも理解できれば、楽しいだろうなぁと思う。
どんな分野でも、極めればみな楽しいのだろうけれど。
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