ISBN:4093874999 単行本 江國 香織 小学館 2004/09/29 ¥1,365
楽しく読めた。女の子向け。
実際にはこんな兄弟はいないだろうし、いや、いるかもしれないけれど、こんなにかわいくない。もっとおたく度が強すぎて女子の共感は得られないかも。
この作品は女性セブンに連載されていたもの。
実は私も、美容室で第一話だったかを初めて読んだ。
あれ?小説なんかも載せているんだ?と思った記憶がある。
女性週刊誌といっても、萩尾望都の旧作のバレエ漫画を掲載していたり、と、最近は色々変化があるようであなどれない。
この本は表紙の絵もいいし、中に何枚かある写真もいいし、文字の大きさ、書体もいい。
江國香織の本はいつもみな良い感じのものが多いので、作者自身が色々と注文を出しているのだと思う。
ゆる系の女子向けの甘いお話だけれど、決して甘すぎにならずシニカルな部分もちゃんとある。
間宮・弟のある女性に対するひとりよがりの執着なんかも、ああやっぱり、みたいな感じで物語をひきしめていた。
けど、やっぱり最後はハッピーエンド。ハッピーエンドだよね?
読みやすいのでほぼ一気に読み終えてしまったけれど、もっと丁寧に読めばよかった。
楽しく読めた。女の子向け。
実際にはこんな兄弟はいないだろうし、いや、いるかもしれないけれど、こんなにかわいくない。もっとおたく度が強すぎて女子の共感は得られないかも。
この作品は女性セブンに連載されていたもの。
実は私も、美容室で第一話だったかを初めて読んだ。
あれ?小説なんかも載せているんだ?と思った記憶がある。
女性週刊誌といっても、萩尾望都の旧作のバレエ漫画を掲載していたり、と、最近は色々変化があるようであなどれない。
この本は表紙の絵もいいし、中に何枚かある写真もいいし、文字の大きさ、書体もいい。
江國香織の本はいつもみな良い感じのものが多いので、作者自身が色々と注文を出しているのだと思う。
ゆる系の女子向けの甘いお話だけれど、決して甘すぎにならずシニカルな部分もちゃんとある。
間宮・弟のある女性に対するひとりよがりの執着なんかも、ああやっぱり、みたいな感じで物語をひきしめていた。
けど、やっぱり最後はハッピーエンド。ハッピーエンドだよね?
読みやすいのでほぼ一気に読み終えてしまったけれど、もっと丁寧に読めばよかった。
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