昨晩は深夜、吐いたり下したり。
一種の自家中毒で若い頃はよくなったけれど、久しぶり。
長引かないとは分っているけれど、本当に辛かった。

今朝の朝日の別刷で演歌のことが載っていて、何日か前、テレビで村田英雄がやっていたことを思い出した(母親が観ていた)。
この人の「王将」はかなり好き。
演歌というとジメジメのイメージがあると思うけれど、演歌にしろ時代劇にしろ、本来はもっと明るい感じのものが多かったような気もするし、この王将は、まさにそんな感じで好きかもしれない。

ふとユーチューブで検索してみたら、ちゃんと動画もありました。
村田英雄だけでなく他の人の王将もあったけれど、やっぱり村田のものがいいかな。愛嬌がある。

そして王将といえば、阪田三吉。こちらもウイキペディアに載っていたし、将棋と言えば、「トコロザワのトウキチ」という言葉が思い出されて、ぐぐってみたら、こちらも出てきたのにはびっくり。

父親が小さい頃、将棋が強い子供に対して、
「お前、そんなに強くたって”所沢のトウキチにはかなうまい”」と言う風に言っていたのだそう。
”ところざわ””とうきち”、”さかた””さんきち”、同じ発音の名前が続き、語呂合わせっぽくて今ではこんな名前をつけないところも面白い。

この”トコロザワのトウキチ”というのは何なのか長年の疑問だったのだけれど、あっさり解決して、やっぱりインターネットはすごい。

阪田三吉は貧しい出身で、村田英雄も浪曲師出身。
こんな風に、本当に力のある圧倒的な才能は、見ていてせいせいして好き。
そういうのって、最近はもう絶滅品種かもしれない。


コメント