今日は夕食のご飯が黄色く変色して臭く、私が思わず苦情を言うと、母親曰く、”贅沢を言うのはよしなさい。ご飯の腐ったものは当たらないと昔から言われている”。

非常に腹が立ち、大昔からのことが思い出された。

母親は昔、よく、ご飯を炊くと、ジャーにスイッチを入れたまま、12時間以上放置することをよくやり、ちょうど私が中学、高校時代のご飯は、まっ黄色で異臭がして、とても食べられたものではなかった。

最近はスイッチこそ切るけれど、私が冷蔵庫に入れても、”冷蔵庫に入れると乾燥する”といい、外に出してしまうので、この陽気だとどうしても傷むことが多い。

”アフリカの日々”のデュラス?だったかが、アフリカでの農園経営に失敗し、中年を過ぎて故国(確かデンマーク)に戻り、母親と再び暮らし始め、まるでティーンエイジャーだった頃のように、色々と指図をされ、ストレスが溜まる、といったエピソードを読んだことがある。

やはり、私も家を出る必要が本来ならあるのだろう。

訂正 デュラスではなくディネーセンでしたね。

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