時間枠の指定があったのだけれど、それでも1時間半待った。
立っている人も大勢いて、人に酔った。疲れた。

三十台後半くらいだろうか。男性二人。しゃがみ込んで、大きな声で話している人達がいた。それが、

「××(地名)で昔、ヘッドを張った、○○(暴走族のグループ名)の何とかさんは、お元気なんでしょうか?」
「ああ。元気だと思うよ」
「ていうか、あの人、生きているんですか?」
「生きてるよ。ムショに入ってなければ、元気にやってるんじゃないかな」

こんな具合の会話。
大勢の人が待っているとはいえ、誰も話す人などなく、静かな室内にクリアーに響き渡っていた。
ネタですか?と思えるほど、台詞のような淀みの無い会話だったし。
こういう人達を見ると、「ああ、早く就職しなければ」と思うから、その筋の人が雇った役者さんだったりして。

でも、内容はともかく、本当にカツゼツの良い、分りやすい話し方だったなぁ。

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