昨日は母親を連れて、海ほたるへ。
袖ヶ浦バスターミナルに車を駐車し、そこから路線バスで行った。
てっきり地下トンネルだと思ったのだけれど、海の上をまっすぐに伸びる、わずか10分程の道のりだった。

母親を連れてどこかへ行くのは、添乗員モードなので、疲れるし、おまけに、母親は一度行った所は行きたがらないので、更に疲れる。
そんなわけで、今日は、一人で、昨日の埋め合わせをする為、出掛けた。

白金の東京都庭園美術館の「ステッチ・バイ・ステッチ」。
これは、かなり期待したのだけれど、それ程でもなかった。
作品数も少ないし、それに何なのだろう? 私は、純粋な芸術って、やっぱり性に会わないような気もする。
ちゃんと実用に使われて、なおかつ美しい、みたいな物が好きなのかも。ウイリアム・モリス的な。
芸術家より職人が好きなのかな。職人技も極めれば芸術のようにも思えるし。

本展覧会の作品のような物は、どうもゴミにしか見えない。ごめんなさい。

その後、隣接する自然教育園を歩いた。
随分と久しぶりだったが、改めてその広大さを実感した。
池の、クサガメだかアカミミガメだかが、たくさん、淵まで寄ってきて、可愛い。カメって馴れるし、何か考えているような表情だし、浦島太郎のお話が出来るのも頷ける。親切にしたら、恩返ししてくれそう。

ペットにしたら、臭うかしら?、などと、しばし、本気で考えてしまった。

帰りに、隣りの駅で途中下車し、イオンで、老眼鏡を買う。
百均で買った何ちゃってものを除いては、初めての眼鏡。
購入を検討しはじめて、二ヶ月ぐらい経つので、そろそろいい加減に買ったほうが良いと思って。

色々迷って、結局、近近タイプの、上部は素通しレンズに乱視矯正が少し入ったものを買った。
これだと、手元とパソコンは見られるが、遠くを見るときは、ぼやけるので、外す必要がある、とのこと。

今でも、視力そのものは、1.5ぐらいあるし、老眼もそれ程進んでいないので、すごくやっかい。
お店の人は、そのうち慣れる、とは言ったけれど。

様々なことが面倒。他人と接すること、他人の言う事を理解すること、他人に分ってもらうこと。

今度煮干を持っていくから、お返しに何かしてくれないかな、と、カメの顔を思い浮かべてみたりして。




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