先日Wさんと、のだめを観に行く。
レディスデイだというのを差し引いても、朝一番だというのに、ほぼ満席だった。
他愛無く楽しめたし、元気な主人公の葛藤もごく自然。
最終章の前編だということだが、後編も観に行きたいと思った。

以来、ピアノが弾きたくて、昨日、久々にキーボードの覆いを取って弾き始めた。
すっかり錆び付いている私の指。

ビロードの布の上を真珠の粒がひとつひとつ転がるように音を響かせる、というのは、確か昔々私がピアノを習った時の教則本のひとつに書いてあったと思うのだけれど、美しい表現ですね。

昔の教本は古風な文なので、読んで楽しい。

私のピアノはバイエルに毛が生えた程度。
ピアノを練習できるような環境になかったから辞めた、というのは言い訳。経済的には恵まれていたのだから、その気があれば、もっと続けられただろう。

ピアノが自由自在に弾けたなら、どんなに慰めになるだろう。

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