水仙祭り

2010年1月24日 旅行
暖かな日だったので、どこかへ行きたいという母親を連れて房総へ。家を出たのは10時半過ぎだったけれど、出発ラッシュがひと段落した後とみえて、道路は空いていて、2時間弱で、目的地(保田)へ着いた。

まだ水仙祭りの最中だけれど、見頃は過ぎているよう。
けれど梅や菜の花もきれいで、雲ひとつ無い青空の下、よく映えていた。

このあたりは、昔、夏目漱石が若い頃、夏休みに滞在したのだそう。昼は泳いだり、鋸山を散策。夜は飲み会に囲碁、かるたをして、真っ黒になって東京へ帰った、とのこと。楽しそう。

遠くへ旅行をしなくても、千葉には良い所がたくさんあるし、気候が温暖で高山もなく、のんびりとしている。
水仙の散策路沿いで、花や農産物を売っていたおじさん達も、にこにこと良い顔をしていた。

この辺りの水仙は、昔からお正月の頃になると、船に載せて、江戸まで運んでいたらしい。良い匂いがするし、2,3日、水につけなくても萎れたりしないから、流通的にも良かったのだろう。
昔から栄えていた地域、という名残は随所に感じられた。



運転していて思うのだけれど、私は、車線変更は案外得意のような気もする。
コツは、”絶対に入る”という強い意志を持つこと。
あとは、すばやい決断だろうか。
けれど、度を越した怖がりだから、高速道路上での車線変更、合流となると、いつまでたっても慣れない。
て、それ程、しょっちゅう乗っていないのだけれど。

ナビは買って本当に良かった。
滅多に誉めない母親が、「あんたは迷わないで目的地に行くからすごい」と感嘆していた。

リタイアしたら房総に住む、というのも有りだと思う。

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