年のうちに春は来にけりひととせを去年(こぞ)とや言はむ今年とや言はむ
(年内に春は来てしまったよ。まだ新年が来ていないというのに。この一年を昨年と言おうか、それとも今年と言おうか)
本日は、旧暦の1月1日。旧正月。
それと同時に、立春の前日の節分でもある。
こういう場合、昔の人は、お正月に節分の豆まきをしたりしたのかな。
立春だの春分、夏至、啓蟄、というのは、全部で24日あって、24節気と呼ばれている。
これは太陽の運行をもとに計算されている。
その一方、月の満ち欠けを元に、日にちというのは決められていて(例えば15夜の日は15日)、旧暦というのは、太陽暦(24節気)と太陰暦をミックスしたものになる。
だから、冒頭に述べた和歌のように、その年によって、春(立春)が来る前に、お正月が来たり、立春の後にお正月が来たり、色々だったよう。
ということは、節分があって、立春があって、その後にお正月、という年もあったということかな。
何かややこしい。
江戸の人にとっても暦はややこしかったみたいで、工夫をこらした様々なカレンダーが売られていたよう。
文字が読めない人でも理解出来るようなものも、あったそう。
文字が読めなくてもチェックしなければならない程、暦ってやっぱり重要。ていうか、日本人の几帳面さが出ているのかな。
南方アジアでは、約束が1日や2日、ずれても平気なような気がする(今でも)。
(年内に春は来てしまったよ。まだ新年が来ていないというのに。この一年を昨年と言おうか、それとも今年と言おうか)
本日は、旧暦の1月1日。旧正月。
それと同時に、立春の前日の節分でもある。
こういう場合、昔の人は、お正月に節分の豆まきをしたりしたのかな。
立春だの春分、夏至、啓蟄、というのは、全部で24日あって、24節気と呼ばれている。
これは太陽の運行をもとに計算されている。
その一方、月の満ち欠けを元に、日にちというのは決められていて(例えば15夜の日は15日)、旧暦というのは、太陽暦(24節気)と太陰暦をミックスしたものになる。
だから、冒頭に述べた和歌のように、その年によって、春(立春)が来る前に、お正月が来たり、立春の後にお正月が来たり、色々だったよう。
ということは、節分があって、立春があって、その後にお正月、という年もあったということかな。
何かややこしい。
江戸の人にとっても暦はややこしかったみたいで、工夫をこらした様々なカレンダーが売られていたよう。
文字が読めない人でも理解出来るようなものも、あったそう。
文字が読めなくてもチェックしなければならない程、暦ってやっぱり重要。ていうか、日本人の几帳面さが出ているのかな。
南方アジアでは、約束が1日や2日、ずれても平気なような気がする(今でも)。
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