眠る前にランダムにちょこちょこ読んでいるので、ちゃんと頭に入っているか心配だけれど、面白かった(というかまだ読んでいる最中)。

人類は最初アフリカにいて、そこからたった150人ぐらいの人数が5万年前に脱出して、世界に散らばった、という説がほぼ確定なのだそう。
言語の習得もほぼこの頃。
ヨーロッパにいたネアンデルタールを徐々に圧迫して、ついに彼らは絶滅。
そして、あっという間に世界に広がった。
カギはやっぱり言語なのかな、って思う。


・・・チンパンジー社会と人類社会にはもう1つ、目立つ特徴がある。自分と同じ種を殺害する性質だ。同じ種を平気で殺せることは、高い知能と無関係なのだろう。敵を生かしたところで別の日に攻撃してくる。それよりずっとましな解決策は手を抜かずに皆殺しにすることだ、と考えるのはチンパンジーと人間の2種だけかもしれない。


人間の本質は上記のようなものだったのだろうか。
けれど、集団の人数が増え、国家が出来るようになると、それではやっていけない。法律を作ったり、呪いではなく宗教が出来たりして、少しずつ衝動を抑える方向で進んでいったのだろうか。

出アフリカ。わずか5万年前だ。

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