木曜日は囲碁の個人教授を初めて受けに行った。

目が覚めるとは、このことか、と言った体験だった。

特にコウ。
やっと長年のもやもやが解消した。

母に聞いても、「コウとは取ったり取り返したり。コウ立てというものをして、一回他に打たなければならないのよ」と言った実にシンプルすぎる答え。
多数読んだ初心者向けの本にも、同じことしか書いていない。
けれど、コウだけを解説した本とかもあるぐらいだから、それだけじゃないでしょう? そこに何らかの意味があるのでは?と長年、疑問に思っていたのだけれど、やっと分かった。

しかし、囲碁のルールを覚えて12年。いったい私は何をやっていたのだろう、と悔やまれてならない。くやしい。個人教授の先生は、「誰でも真面目に勉強すれば、3年ぐらいで初段になれますよ」と言った。初段は無理にしても、もうちょっと上達していただろう。

母は私より遥かに頭の回転が良い。けれど、負けん気だとか、寝食を忘れて勉強するとか、理屈とか、突きつめて考えるとか、そういった部分が欠如している。
一方、私は、回転は悪いけれど、とにかく頑張る。
私みたいなほうが最終的には、そこそこ伸びると思う。

学習というのは、良い先生の良いお手本を見なければダメだ。
良いお手本を見て、徹底的に真似る。
理論と実践を同時進行にやる。

やれやれ。遅ればせながら、少し上達しそうな予感がする。




ウィキペディアにもちゃんと説明がありました。
分かった後、読むから、分かるのかもしれないけれど。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%A6

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