万聖節・イブ

2016年10月28日 日常
ハロウィンが近い。

すっかり定着したハロウィンだけれど、私がローティーンの頃は日本ではごくごく一部の人しか知らなかったと思う。おそらくはレイ・ブラットベリを通して。

東京では10月になっても、夏の名残が微かに残っていて、明るい感じだけれど、さすがに下旬になると物寂しい雰囲気になる。日も短くなる。
そんな季節にハロウィンはぴったりだった。

もともとケルトの暦では、10月31日が夏の終わりだったのだそう。
そして一日の始まりは日没と考えていたそうで、だからハロウィンの夜というのは、冬の第一日目。死が身近に感じられる季節。魔物が徘徊し始める季節。
そういうふうに考えると、ハロウィンって何だか感慨深い。

収穫祭とかハロウィンとか冬至とか。
最近の私は秋から冬にかけてに一番興味がある。
この頃がやっぱり一番さみしい、落ち着かない、怖い。

年があけて梅が咲く頃かな。落ち着くのは。
あの紅い花は本当に明るくて有難い。

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