OBTさん

2017年5月24日 お仕事
職場の先輩?になるのかな。OBTさん。
60代前半ぐらい。結構天然。

2個ずつ個別包装になっているクッキー。
誰かから1包み貰ったそうで、
「とっても美味しいの! サクサクしていて。椿美さんにもおすそ分け。食べてみて!」

え? 袋の口は開いていて、1個を既に食べていて、残りは1個でようするに食べかけ。それも自分で買ったものではなく、誰かから貰ったもの。それに美味しいって感動しているけれど、それ、森永のムーンライト。大昔からスーパーで売っているもの。

その場では食べず、家に持ち帰り母親に見せたら、
「信じられない! 捨ててしまいなさい!」とのこと。
やっぱりそうだよね。うちの母親的にはありえない。

あと、この人は東京在住なのだけれど、通っていた都心の歯医者さんが千葉に移転して。それをわざわざ高速を使って千葉まで通っている。まぁ良い歯医者さんというのは希少だから分からなくもないのだけれど。高速を運転して行くかな。歯科治療って疲れるし。私だったら電車で通うと思う。
しかも、その歯医者さんの先生の名前を知らない。医院の名前は覚えているのだけれど。

実はその歯医者さんは、うちのすぐ近く。ネットで検索してみたら分かった。
「鈴木先生(仮名)っていうんですね! 本当にうちのすぐ近くです!」
といったら、きょとんとした顔をされた。
「フレンド歯科医院(仮名)って名前でいつも呼んでいるから、先生の名前まで知らなかったわ☆」

えー。十年以上も通っているんですよね? これもうちのお母さま的にはありえない。母は、とにかく人の名前をとことんすべて全員覚えるから。覚えない私や父親を異常者扱い。

それから昨日も。
「一度好きになるとね☆ 毎日まいにち同じものを食べるの!」なんて発言していた。

ああ! いいな。うちの母は毎回毎回違うものを食べる。同じものを食べるなんてありえない。単に同じ料理を食べない、というだけでなく、昼に醤油の味付けのものを食べたら、夜は醤油でなく味噌やトマト味、みたいな感じで、調味料まで違ったものにしなければならない。

肉を食べたら次は魚みたいに、肉が連続したり、魚が連続したりというのも許して貰えない。

ああ☆ いいな。OBTさん。いつも無邪気で本当に楽しそう。小さな子供のような人。
こういう人がお母さんだったら、私の人生は変わっていたかも。
でもどうかな。
うっかりミスも多そうな人だから。
それはそれで不満が出てきたのかもしれない。

うちのお母さまは決して間違えないからなぁ。

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