家にいる時はNHKラジオ(教育放送)を付けている時が多いのだけれど、本当に色々なものを流していてうれしい。ありがたい。

先日は、犬養毅の演説が流れてきた。

おそらくはこれ。↓
https://www.youtube.com/watch?v=gR4nVdEF1DE
(1932年)

つまりはYouTubeにもアップされているということだけれど、でも自分ではわざわざ検索して聞いたりはしないものね。

NHKがすごいのは、このあと娘の犬養道子が父親のことを語ったインタビューもちゃんと放送していること。
犬養道子という人の声を初めて聞いたのだけれど、非常にはりがあるエネルギーがある喋り方だった。父親譲りなのだろう。

印象に残ったのは、犬養毅という人は初対面の人の資質を見抜くことにとても長けていた、と言っていた点。
資質というか、この人間は果たしてモノになるかならないか、そういうことを見抜くことが得意だったようだ。

なるほど。

ただ、そういう感性って多かれ少なかれ誰でも持っているような気もする。

職場で新人さんを見て。
ダメな人は最初からダメ。
普通にものになりそうな人は最初から普通。
出来る人は最初から出来る。

おっと。
火曜日から新人さんが独り立ちする。
私が面倒を見なければならない。
犬養毅の話がいつのまにか些末な話に化けてしまった。

コメント

moco
moco
2017年6月19日9:10

私の場合、人の資質というか、人となりを、すぐに見抜くことができません。
大人しいのかと思ったら、活発な人だったり、冷たい人なのかと思ったら、全然そうじゃなかったり、或いは、生意気な人かと思ったら、実は物腰の柔らかい人だったりして。。犬養毅が人の資質をすぐに見抜くというのは、人に対して興味が他の人より深かったんでしょうか。どちらにしても、そういう才能、あったらいいです。

椿美
2017年6月19日23:20

>>大人しいのかと思ったら、活発な人だったり
第一印象のほうが案外当たっている、という説もあるそうですよ☆
”見抜く力、勘”というのは私も欲しいです。
沢山経験をつめばインスピレーションも湧きやすいかもしれませんね。