何日か前、テレビでロシアのことがやっていて。
何でもロシア人はマヨネーズが大好きで、バケツ一杯ぐらいの量を一か月で消費するそう。卵黄だけで作る日本のマヨネーズと違い、ロシアのそれは全卵使用。さっぱりしているので平気なのだそう。

で、マヨネーズ山盛り料理の画面の脇に、ボルシチもさらっと映し出されていて、その毒々しいショッキングピンク色が目にとまった。

実はうちの冷蔵庫の中には一か月ぐらい前に買った赤かぶ(ビーツ)が転がっている。買ってきてすぐに半分ほどカレーに入れたのだけれど、真っ赤っかの恐ろしい色合いになって、美味しくはあったのだけれど、びっくりした。

残り半分のビーツは、そのうちボルシチを作ろうと思い、そのままになっていた。

昔々ロシア料理店で食べたボルシチって、トマト色。こんな色じゃなかった気がする。
でもテレビ画面のボルシチはショッキングピンク。こっちが本場色なのだろうな。何か勇気づけられて、冷凍庫から牛肉を取り出し自然解凍した。



・ボルシチ

ビーツの皮をむき、適当に切る。
タマネギも適当に切る。
ピーマンも適当に切る。
人参は煮崩れないように、ある程度大きめに切る。

牛肉は塩こしょうをし、小麦粉をまぶし、フライパンで炒める。
(植物油およびバターを使用)。

圧力鍋に全ての材料および水を入れて、15分ぐらい煮る。

塩、こしょう、酒、などで味付け。
私はシチューを作る時は、砂糖、はちみつなどの糖分を入れるのだけれど、ビーツはとても甘いので、糖分は入れなかった。ただし梅シロップだけ、小さじいっぱいぐらい入れた(天然酵母が生きているので)。

コップ一杯ぐらいのヨーグルトも入れる。



ビーツは表皮は茶色っぽくてごつく、ちょっと里芋風。
剥くとと赤スモモみたいな感じで、汁が毒々しいショッキングピンク。
そして煮ても煮てもなかなか柔らかくならない。
カレーを作った時は圧力鍋を使わなかったので、結構長時間煮た。

煮崩れしないのは良いかもしれない。
でも妙に甘いし、食感も私は好みじゃないかな。
けれど長期保存が出来そうだし、栄養価は高そう。
ロシア向けかも。
昔から食べられてきたもの、というのは、良いものなのだろう。

コメント

BOTETO
2017年8月14日5:35

ビーツ大好きなんです。
以前はなかなかなくて、最近やっと近所のスーパーで見るようになりましたが、よく使うのはベイビービーツ。パッケージされて皮をむく手間がないようなものなので煮込まなくてもやわらかいから便利です。
自分的にはヤングコーンの味に似てて好きな味です。
サラダはじめいろいろな料理に使うけど、すべて赤く色づいて、ご飯を痛めるときに足すと桜色になるので春にいいかなと思ったりしています。

椿美
2017年8月14日9:31

ビーツ、私は近所の道の駅で購入しました。生まれて初めて売っているのを見ました。
実家の近くは郊外なので、ヤングコーンは初夏に葉っぱに包まれたものが売っています。天婦羅にすると美味しい。

色がきれいなのでサラダにいいかもしれませんね☆ ご飯を炒めると桜色! 確かに。 他にも色々レパートリーが広がりそうですね。味も慣れると癖になりそう。BOTETOさんはお料理好きですね☆