ダブルフェニックス
先日泊まった奈良の宿のキッチンにあった皿。
実はうちにもある。
うちのは、おそらく50年くらい前に買ったものだと思う。

裏の刻印、ダブルフェニックスで検索をかけてみたら、まだ同じものがちゃんと売っていた。
昭和40年代、一世を風靡したよう。
昔は何か流行ると、皆、同じものを買ったから。大量に出回ったのだと思う。

私はこのお皿が好き。
飽きないし使い勝手が良いし、耐久性もいい。
いつまでも売っていて欲しいと思う。

http://www.nikko-tabletop.jp/products/detail.php?product_id=77
図書館で借りてくる。

微分・積分について、とても良く分かった。
思えば高校生の時は、そもそも微分とは何か、何故そういったものが発展していったのか、ということを説明せずに、ただただ解法の手順を教えただけだったから分からなかったのだろうと思う。
もっとも数学的なセンスのある人だったら、全然問題がなく、さらっとそれでも頭に入ったのだろうけれど。

今日の朝日新聞で、数学大国インド、という記事が掲載されていた。インド人にとっては、数学がまず一番であって、インド工科大を卒業して米マイクロソフト社に入るのが、最大のエリートなのだそう。

私は国語の才能は少しはあるようなので、中学生ぐらいまで数学もそれなりに出来た。
国語の才能がないと、数学の文章問題を理解出来ない。
だから、国語が出来ると、数学でも少し有利。

でも数学的なセンスは、ほぼ無いかな。
そして、そのことが感じられる程度の微小な才はあるから、よけい辛かったりする。

美しい詩を暗誦するのも良いけれど、数学や物理なんかも、とても美しい。
すらすらと頭に入ることが出来たのなら、どんなにか素晴らしいだろう。

奈良旅行4日目

2013年6月5日 旅行
午前中、東大寺、奈良国立博物館など近場を回り、お昼前の高速バスで名古屋へ。その後、新幹線で東京へ。

あっという間の4日間だった。

宿は築100年ぐらいの古民家で風情があり、でも水周りなどはしっかり改修されていて、とても良かった。
オーナーさんが若くポリシーがあり、自然と集まって来る泊り客も意識が高いように感じられた。
外国人客も多かった。

滞在中、雨は降らず。梅雨なのだけれど。
暑いぐらい。
今度は雨の奈良も歩いてみたいかな。

奈良旅行3日目

2013年6月3日 旅行
奈良旅行3日目
自転車には懲りたので、今日は電車で天理へ。
駅から石上神宮まで歩く。25分程。
途中、天理教の本部施設を抜けて行くのだけれど、立派な和風建築が軒を連ねていて、本当に圧巻。
私は、過去の宗教施設よりも、こういった現役の物のほうに実は興味があったりする。宗教はやっぱり信じてなんぼの世界。”鑑賞”するようになると、やっぱり違うのではないかな、と思う。

石上神宮では、以前と変わらずニワトリさん達がお出迎え。
この日は良いお天気で、本殿もきらきらと輝いていてきれい。
最近、上野の博物館で七支刀を見たばかりなので、もしかしたらまた見れるかな、などと思い、禰宜さんに聞いてみたら、「今回の博物館での公開は、是非にと頼まれた結果。本当は別の物を出す予定だった。今回の公開も数十年ぶり」とのこと。

一抹の期待を抱いていたのだけれど、やっぱり見られないと知り、がっかり。生きている間にはチャンスは無いかも。

山野辺の道をひたすら辿り、三輪山へ。
途中、立派な前方後円墳の脇を幾つか通る。
古墳がわりと好きな私だけれど、こういった経験は初めて。ちょっと興奮。

この日も、一日よく歩き回った。

奈良旅行2日目

2013年6月2日 旅行
お茶とよもぎあんぱんの朝食を済ませ、宿から自転車を借り、飛鳥方面を目指す。でもやっぱり飛鳥は遠い。宿の人もそう言っていたけれど。

はじめは薬師寺へ。ちょうど平山郁夫さんの大唐西域壁画が公開中で観覧。お寺の案内の方のお話を聞くことも出来た。

その後、金堂内で若いお坊さんの法話を聞く。楽しくて熱心で一生懸命で良かった。
ここのお寺は、高田さんというちょっと個性的なお坊さんが以前トップだったと思うけれど、その精神がまだ残っている感じだった。

昼食のあと、宿方面に戻れば良かったのだけれど、更に足を伸ばし、法隆寺へ。
遠かった。

百済観音がいつのまにやら立派な建物の中に納まっていた。
本当に不思議なお像。

せっかくなので中宮寺にも寄り、有名な半跏思惟像を見る。説明を録音でぐるぐると流していたのはいただけないかな。

汗だくになり宿に戻る。
昨日とは別の銭湯へ。

奈良旅行1日目

2013年6月1日 旅行
31日は仕事の帰り、東京の家に泊まり、翌1日の早朝に家を出て西へ。

各駅停車で奈良を目指す旅なのだけれど、最寄り駅から乗り込んだ段階で、夜遊び帰りの人達でラッシュ状態。
横浜から乗車した東海道線も、釣り客、登山客、通学の学生などで混んでいて、ちょっと想定外。
何回か乗り継ぎもしなければならず、シートはボックスタイプではなく普通のベンチタイプ。旅情はない。

でも、東海道線の駅名は、昔の名残が感じられて風情があった。

豊橋で下車し、乗り換えて豊川へ。
豊川稲荷へ参拝。
私は赤坂の豊川稲荷東京別院が大好きなので、本院へお参りした次第なのだけれど、とにかく広い。

豊川までで既に5時間かかっているので、豊橋からこだまに乗車。
京都、そして近鉄で奈良まで行った。
一日がかり。
でも、そのほうが何となく遠くまで旅をした、という感じがしていいかな。

奈良ではドミトリーのある宿に泊まる。
海外もひとり旅をしている私だけれど、実はこういったタイプの宿に泊まるのは、これがはじめて。
若い人がやっぱり多かった。

宿近くの昭和っぽい感じの銭湯へ行った。


5月27日の日記

2013年5月27日 日常
朝食(9時頃)

・焼きそば(胡瓜、人参、牛肉、乾燥パスタ、かつおぶし、中濃ソース、マヨネーズ、ごま油)

・蒸しとうもろこし

・凍頂ウーロン茶(ホット)

昨晩は仕事の帰り、某施設の占いコーナーでダイスを転がした。夜遅いし、わりとひとけも無いし、ここは好き。先週は同僚のHさんと来たのだけれど、当たっていて、Hさんは神妙な様子になっていた。

私が占っていると、肩越しに若い外国人女性3人組みが興味津々。彼女達も占い、私が結果を英語で説明した。
「失ったものを取り戻せるでしょう」などなど。
シンプルさを心がけて訳した。


1936年生まれの作者。
30代の頃、勤めを辞めて、全国を歩きお年寄りから昔の話を収集した経歴を持つ。
以前、出版された作品の新装出版。

これは、いくつかの小品を集めたものなのだけれど、中でもタイトルになった「鶏が鳴く東」は、目からうろこのような作品だった。

防人って中学の頃、習ったと思う。
九州の防衛に、関東地方の庶民を集めて、兵隊として送った、というもの。
関東はあの頃、貧しい征服された人々が住む所だし、だからそういった地方から人を集めて送った、というのが一般の解釈だと思うのだけれど。

でも、作者(斎藤たまさん)がいうには、東というのは太陽が昇る方角であり、だから霊力がある。そういう所から来た兵士は縁起が良く強い、という呪術的な思いが当時の人々にあって、だからこそ関東から兵士を集めた、とあった。

なるほどね~。

また「鶏が鳴く」というのは東にかかる枕詞なのだけれど、これは東国の人が、あたかも鶏が鳴くような良く分からない耳障りな言葉を喋るので、それを揶揄してのこと、というのが、通説のひとつ、らしいのだけれど、斎藤たまさんは、「それは違う。やはり東という方角のありがたさ、鶏という生き物の霊験ありがたさを示している」と言っていた。

作者はまだお元気なよう。
定時制の高校か何かを出て、社会に出て、市井でずっと活動してきて、しかも女性。
何冊も著作があるようだから、知っている人は知っている存在だったと思うのだけれど、本来なら、もっと脚光をあびてしかるべき人なのだと思う。
どうぞいつまでもお元気で、と思った。
はつなつのかぜ
強風の日が多くて、ゴールデンウイークの頃って、もっとおだやかな天候じゃなかったかな、最近の異常気象の影響かしら、と思っていたら、ふと思い出した。「はつなつの風」。

「初夏の風」川上澄生

かぜとなりたや

はつなつのかぜとなりたや

かのひとのまへにはだかり

かのひとのうしろよりふく

はつなつのはつなつの

かぜとなりたや


二十歳の頃、コンビニで文庫版の川上澄生版画集を買って、中でもこの詩がいたく気に入り、口ずさんでいるうちに覚えたっけ。
そうか。昔からやっぱり、春先だけでなく初夏でも風は強かったんだ。


最近、詩を暗誦する、なんてこともほぼなくなって。
先日、奮い立ってヤマトタケルの「大和はくにのまほろば」を覚えた。

ポーのアナベル・リーは、若い頃からおぼえたいと思っているのだけれど、先延ばし。
そうだ。今年は詩・暗誦の年にしよう。
東京の家近くのスーパーのレジ脇に置いてあった物。
値段は少し高め。
ブラシ部分がすごく大きくて、最近のコンパクトヘッド流行りの逆をいっている。

最近購入した豚毛の大きめ歯ブラシが、とても気に入っていたので、何かこれもいいかな、と思い購入。
そうしたら、とてもとても良かった。

非常に心地良い磨き心地。
歯もきれいになりそう。
アマゾンで大絶賛のコメント。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0078IG4RK/ref=s9_bbs_gw_d0_g121_ir01?pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_s=center-6&pf_rd_r=09FNN2JCYTTXBP8FZTKQ&pf_rd_t=101&pf_rd_p=463376816&pf_rd_i=489986
ヤフオク売却品の発送をしに行ったコンビニで、ざっと目を通した。
とても気に入った。
断捨離、順調に実行中の私が、買おうかな、と思ったほど。
「わたしはお金が大好き!」。折にふれ、この台詞を言う必要があることを再確認した。

4月13日の日記

2013年4月13日 料理
本日の昼食

・肉まん・・・皮(小麦粉 かたくり粉 ドライイースト
         砂糖 サラダオイル)
       餡(豚肉 キャベツ ピーマン 生姜
         ゴマ油 塩 醤油 片栗粉)
・きゅうりの糠漬け
・かんきつ類
・ほうじ茶

肉まんは何も参考にせず、適当に作ったが、ふっくらと膨らんだ。それでいて市販の物に比べて噛み応えがあって、美味しかった。けど、餡は味見するわけにいかず、どうしても塩の量をためらってしまう。だから味付け的には失敗。ほとんど味無し。それから皮にもやはり塩を入れる必要があるかな。
でも美味しかった。ドライイーストってすごい。

4月10日の日記

2013年4月10日 お金
掲示板をぼぉっと眺めていたら、株がすごく上がっていることを誰かが書き込んでいた。
あわててチェックすると確かに上がっている。
上がっていない物もあるけれど、押しなべて上昇中。
6年程前に高値づかみをした某株式も上がっているので、売ることにした。

ネット上の”板”を眺めながら、10円20円の違いで決めかねる。百株単位だからわずか数千円の違いなのだけれど、それが楽しくもある。

本日は始値が高く、以降大きく値を下げ、私が売った二時半過ぎは拮抗状態で、高く転ぶか低くなるのか、ちょっと分からない感じ。
強気で押し切ろうかな、とも思ったけれど、妥協して無事に約定した。

6年間の配当も考慮しても、2万円ぐらい足が出ているけれど、まぁ良しとしよう。一時期、憂鬱になるほど下げていたから。

終値はどどんと下がった。売ったとたん上がるほど嫌なことはないから良かったけれど、でも何か明日以降まだまだ上がりそうな予感はある。
ロハスだ、エコだ、クウネルだ、と言っている私だけれど、経済が活気づき株が上がるのはやはり楽しい。空気中に漂う祝祭の気配。バブルの数年は毎日こうだったのですよ。若い方々。

けどどうかな。続くかな。
4月9日の日記
スカートを購入。マーガレット・ハウエル直営店にて。
結構なお値段。でもとても気に入った。
前開きのボタン止めスタイルというのも珍しく古風。
ネット上の説明書きによると、

・・・・何度も何種類も試作を繰り返し、作り上げた素材。 1930年代のアンティークのスカートを参考にデザインされたスカート。フィットしたウエストベルトと、細かいタックプリーツが入ったスカートで、トラウザーのように前開きになっており、甘すぎない印象。 model:H160 B81 W63 H92 着用サイズ:1 ・・・・

だそう。

もうちょっと丈が長かったら、ビクトリア朝というかシャーロック・ホームズの時代の女の人っぽい感じもする。

最初は、ネットの公式通販で買おうかとも思ったのだけれど、返品は一切受け付けないとのこと。サイズ違いでもダメ(不良品の場合は除く)。
値段も値段だし、万が一のことを考えると二の足を踏んで、ショップまで足を運んだ。
けれど、総てのショップに総ての商品があるとは限らないのだよね。こういう所で買うのは滅多に無いので知らなかった。

店員さんに在庫確認をしてもらいつつ、三軒目にしてやっと購入。
満足。


http://shop.margarethowell.jp/shop/margarethowell/goods.html?gid=2151125&did=

4月1日の日記

2013年4月1日 日常
7時過ぎの電車で東京の家へ。
ごみを出す。
先日引っ越して来られた102号室の前に大量のごみが置いてある。
引越し直後だからしょうがないけど、ご挨拶も兼ねて声をかける。
一緒にごみ出し。
歳をとって良い点は図々しくなれること。
入居者は皆、若者だから少々強く言っても平気。

これから銀行に寄り、その後仕事。
今日から派遣会社が代わる。
今までの三人体制から二人体制へ。
一番安い提示をした会社が落札するシステムなのだから仕方がない。

雨上がりの朝。気持ちがいい。

3月23日の日記

2013年3月23日 料理
本日の夕食

ご飯
大根のおみよつけ(ゴマ油入り)
ウドの葉の天婦羅
ウドの酢味噌あえ(若布入り)
ポテトサラダ(じゃが芋、人参、胡瓜、玉ねぎ、ハム入り)

肉が足りない。
ヤフーのトップページからリンクされていたクックパッドの料理。
元々はトルコの宮廷料理だそうで、なかなか豪華な感じ。
でも作り方はシンプルな卵料理。
つくれっぽも多数ついていたし。
先日、作ってみたのだけれど、久々に「ううっ」とくるような不味さだった。2個使った卵だけれど半分捨ててしまった。食品廃棄に罪悪感がある私としては珍しい。

ようするにポーチドエッグ。
それにヨーグルトソースがかかっている。

・まずポーチドエッグを作り、皿に盛る。
・ヨーグルトにニンニクのすりおろし、塩を混ぜる。
・バターを大さじ1ぐらいフライパンで溶かし、パプリカパウダーを少々混ぜる。

・ポーチドエッグにヨーグルトソースをかけ、バターソースもその上にかける。

見かけはとてもエレガント。味もうーん。気に入る人には気に入るのかなぁ。でも私にはピューキッシュな感じだった。
捨ててしまって卵さんご免なさい。


ところでつくれっぽって、「美味しい!」って意見しか載らないのだよね。ということに気がついた。
不味い!ってコメントはクックパッドには付かない。人気が無いレシピは、つくれっぽが付かない。不味いコメントまで付けると、コメントの数で人気度は計れないから、確かにその方が便利、シンプルなのかも。

3月17日の日記

2013年3月17日 お仕事
先週の5日間、某公共施設で電話のお仕事をした。
週末の夜11時、急に頼まれた。

今は何でもホームページで見れるから。
あらかじめ下調べをして、プリントアウトをして、書き込みをして。準備をして臨んだ。事務仕事と違い、電話とはいえお客様相手のお仕事は怖い。怒鳴られたり失敗したりするの、私は異常に嫌なのだよね。どうしてだろう。

月曜日と火曜日は、監督者が応対するのをひたすら聞いていた。早く覚えなければ、と思った。ずっと彼女の手を煩わせていたのでは、呼ばれた意味がないもの。

水曜日は電話に出るようになった。でも監督者が隣りに座り、一緒に聞いていてくれる。
そして、木曜日の午後、やっと独り立ち。
金曜日は、一日中ひとりで応対した。

私は助っ人要員だし、最初から着台するつもりで来たから、ずい分のんびりとしたペースだな、と思ったのだけれど。

そしたら、ここの部署の一番の新人さんは、昨年の10月頃やって来たのだけれど、独り立ちするのに2ヶ月かかったのだそう。ずっと監督者といっしょにお仕事状態が2ヶ月・・・

「Mさん(新人さん)は相当ショックだと思うわ。彼女が2ヶ月かかったことを、渡辺さんは1週間でやったのだから」。監督者さんにこう言われた。

Mさんにも「渡辺さんすごい」と言われた。

実はMさんとは顔見知り。以前の職場で一緒だった。
偶然、ここで再会。

うーん。どうなのかな。
私は馬鹿だけれど、非常に真面目。
寝食を忘れてのめり込むようなところがある。
適当に出来ない。
失敗したり、お客様から怒鳴られるのが嫌。
けれど、私のようなタイプというのは、他の同僚から見れば、迷惑かな、と思う。

Mさんは、来月からは雇用されないのだそう。

一方、私は、
「時々でも構わないので、来年度からも来て貰えない?」と打診をされた。Mさんには内緒。

けど。
Mさんは無邪気で素直。大人数のお宅にお嫁入りをし、子育てを経験。ご主人と別居した後も、お姑さんの面倒を見ているような人。人間的には彼女のほうがずっと上かな、と思う。

人間は皆それぞれ個性があり、向き不向きがあり。
私は、人付き合い、友達付き合いなどは苦手だし、世間話も苦手だけれど、お仕事能力はそれなりにあるのかな、と最近思ってきた。
自分のことが嫌いと思い、自分のことを責めるのは止めようと思う。
3月6日の日記
3月6日の日記
オークションでアクセサリーを出品中。
何人かの方が競い合って、予想より価格が高くなっている。

通常は簡易包装で発送するのだけれど、装飾品という品物柄、包装をちょっと工夫してみた。
化粧品の紙箱に、便箋からイラストを切り抜いて貼っただけなのだけれど。

ネコ好きな人だと良いな。

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