今日の日記

2003年5月18日
昨日は近所の健康ランドに行く。
何となくもうじき生理が来そうな予感があったので、心配しつつ入ったのだけれど、案の定入浴を終えた途端、始まった。
こういう精神的な暗示って、やっぱり強い。
早く生理が来て欲しい時は、銭湯とかに行くのがいいかもしれない(?)

入浴後はマッサージを頼む。
マッサージ師は中年の男の人。
いつも、サロン形式のところしか行ったことがないので、こういう人から施術を受けるのは始めてかもしれない。
何だか色々言われた。
首の湾曲のカーブが尋常になくキツイとか、それは若い頃本を読みすぎたに違いないとか。
今は、辛いのはクビだけで、肩こりも腰痛も頭痛も無いというけれど、そんな話が不思議に感じられるほど、肩も凝りまくっている。今に絶対頭痛などもやってくる・・・などなど。

何だか聞いていて嫌な感じになってきた(笑)
私は暗示にかかりやすいので、そういう話を聞いただけで、何だか頭痛がはじまりそうな予感。
やれやれ。
第一、その人に、
「でも、そのクビの湾曲とかいうのは、もう骨が固まっていて、どうしようもないわけですよね? それとも何か方法があるわけですか?」
と聞くと、
「そうですね〜・・・定期的にマッサージを受けるとか・・・」
とか、歯切れが悪かった。

治しようが無い障害をその人に指摘するなっつうの。
不安な気分にさせるだけだ。

「将棋の子」

2003年5月17日
昨日借りてきた、大崎善生の「将棋の子」を、読み終わる。
ほとんど一気に読み上げたような感じだ。

よく出来た作品だし、作者の感性も確かなものだとは思うけれど、それでも読後に一種釈然としないワダカマリのようなものが残る。
私は将棋についての知識が殆どないから、よくはわからないのだけれど、この作品の登場人物には総てモデルがいるはずだよね?
作者にそのつもりはないのだろうけれど、結局彼はそれらモデル達の人生を利用し、彼らの傷をえぐり出しているように思える。

私自身、繊細すぎる人間だから良くわかるのだけれど、時に「すごく良く共感してくれて、痛みを本当に理解してくれる人」なんかよりも、無神経で感性なんか全然無い人間のほうが有難かったりするのだ。
だって、そうでしょう?
結局は自分の傷なんだから、自分で治さなければならない。
何の助けにもならないのだったら、なまじ哀れまれるより、そんな傷なんかに全然気づきもしない無神経な人達のほうが癒しになる。

って、何言ってんだか。
よくわからないね。
SARSが日本にも上陸する奇妙な予感。
世論調査によると、他の人達もそのことを予想しているとのこと。
もしも、日本でも罹患者とかが大勢出たとしても、それでもやっぱり会社とかに行かなきゃならないよね?
当たり前か。
どうせパートだし。本音は、とっとと逃げ出したいのだけれど。

疫病が流行ろうと、戦争がおころうと、日常生活は営まれる。
うちの近所の三井住友銀行の支店がオープンしたのは、昭和19年。
戦局の悪化なんか何のその。
すごいよね。

一日雨だった

2003年5月15日
私ときたら、アイスクリームは年に数回ぐらいしか食べないし、チョコレートは1ヶ月に1度ぐらい健康の為に高級品を買うだけ、コーラなんかここ10年ぐらい飲んだことがないし、ポテトチップも大人になってからは、もしかしたら買ったことがないかも。

さっきテレビで観た、他の食べ物は一切摂らず、アイスクリームしか食べないという女の子も異常だけれど、私のこの食生活も相当おかしいのかもしれない。

お陰で回りの人と話が合わないったらない。
ほんと嫌味な女だよね。
何かまた痩せた。
ちゃんと食べているはずなのに、どうしてだろう?

今日は東京の家に泊まる予定。

夏至が近いので幸せ

2003年5月13日
コンビにで立ち読みをしていて、いきなり刺されたり、登校途中の小学生が火をつけられたり、物騒な通り魔事件が最近続いているので、否応もなく私も、以前いきなり殴られたことを思い出してしまう。

「犯人」は同じ会社の別の部署で働いていた女性。
喋ったこともない全然知らない人。
その彼女に通りすがりに、突然胸元を思いっきり拳骨で殴られた。
人間あまりにビックリすると声も出ないことを実感。
そして私の隣には別の同僚がいたのだけれど、物凄い早業なので彼女は、「何かがあったことは分かったけれど、正確にはよく見えなかった」のだそう。
目撃者なんか頼りに出来ないことも身にしみた。

その後すぐ上司に報告して、次の日には双方の部署の最高責任者の立会いのもとに顔をあわせたのだけれど、「犯人」いわく、
「うっかり転びそうになって、バランスを崩しただけ。でも謝らないで行ってしまって済みません。」
などとニコニコとすまなそうにしていた。
50代後半ぐらいの、ごくごく普通の感じ。噂によると孫までいるとのこと。
一瞬、呆然となって、「えっ? もしかして私の勘違い?」とも思ったのだけれど、ぜええったい、そんなことはない!
私は確かに殴られた!のだ。バランスをくずして倒れ掛かられたなんかじゃない!
でも、証拠は何もないし、水掛け論なのでそれ以上はどうしようもなかった。

ただ、彼女はとにかく普段から「言動がおかしい」ことで有名らしく、その後、仕事の現場から外されて、それこそ「紙を切ってメモ用紙を作る」みたいな不毛の仕事ばかりやらされて、数ヶ月後の契約満了をもって解雇された。
最後まで職場に残りたかったのだそう。

私はといえば、仕返しが心底怖かった。
年齢といい、私を殴ったあとの上手い言い逃れの仕方といい、彼女の「異常さ」には年季が入っていると思う。
以前もそういう事をやってきたはずだし、これからだってやり続けるだろう。
本当は私は彼女のことを誰かに「Report」したい。
というか、するべきだと思う。
こんな危ない人が野放しになっているのだ。
データベースに登録されて、閲覧されることは、一般市民の役にたつはずだし、彼女にとっては抑制力になるだろう。
でも、勿論そんなことは出来ない。

自転車に乗って、人を刺した女もまだ「at large 」 だし。
私はますます怖がりになる。


電車の中で、鏡を手にして、毛抜きで眉毛を抜いていた「若い男」がいた。
ルックス自体は悪くないのだけれど、いかにも異常性格っぽい危なそうなキモチ悪系。
まあ、「Appearances can be deceptive」だけれど、移動したくても移動できない混んだ車内で、彼の近くに立ち続けなければならないのは、苦痛だった。
そういう私は、とことん神経症的な怖がりだ。

今日の日記

2003年5月11日
増え続ける医療費を何とかする為に、「国民の健康を守る何とかかんとか」という法律ができて、その法を根拠にして、この間の地下鉄などの喫煙全面禁止が発動になったらしい。
なるほどね、と思う。
確かに喫煙と肺がんとかの因果関係は明らかだし、本人にも回りにも悪いとなれば、医療費を削る意味でも、これは推進していくべきだと思う。

だったら、「太っている人」にも課税するというのは、どうだろう?(笑)
冗談ではなく本気だ。
デブは健康に悪いし、デブは病気になりやすいし、デブは何かとお金もかかる。
見た目だって悪い。
勿論、クスリの副作用など、理由がある人は別だ。
またスポーツ選手や肉体労働者などで、ガタイがいい人も別。
だけど理由なく無駄にキログラムを身につけた輩には、課税するべきだ!
医療費削減の良い対策になると思うのだけれど。

太っている皆さんスミマセン。
でも半ば本気です。

丸ビル初体験

2003年5月10日
銀座の安値美容室で、前髪だけカットする。
近頃銀座は、この手の安い美容室が大はやりだ。
大抵皆、朝早くから夜遅くまで年中無休でやっていて、ロケーションは超一等地にある(ただしビルの上のほう)
美容室から出たら、まだ10時50分。
この時間の銀座は流石に空いている。
開店を待って入ったソニービルなんかもガラガラ。
やっぱ早起きは三文の得かもしれない。

その後、丸ビルに遅ればせながら初めて行ったのだけれど、見事なほど期待はずれ。
購買欲をそそられるショップが殆どなかった。
地下の食料品は悪くはなかったけれど。
英記茶荘で危うく、最高級の頂上烏龍茶の一種の「高山なんとか」を買いそうになった。
100グラム4千円?ぐらいしたと思う。
でもまさに天上界の飲み物。
一度体験すると、どうしてもまた飲みたくなる。

夕食を作る。

冷やし中華に、スープに、ポテトをグリルで焼いたもの。
基本的に私はインスタントを使わないので、結構手間がかかる。
あと両親はやたらと何でも買ってくるから、冷蔵庫の在庫整理も兼ねているので、そこにあるもので作らなければならない。
これは頭を使う。

やっと作り終わった頃、母親が散歩より戻り、第一声が、
「あら? 今夜は中華でも食べに行こうと思っていたのに!」
おいおい。
「じゃあ、これは明日に回して食べに行く?」
と聞くと、
「そうしましょう!」
と来た。
そんなわけにもいかないので、やっぱり外食は中止。
代わりに出前で中華も何品か頼む。
塩っ辛くて片栗粉が効きすぎで、超不味かった。

2003年5月8日
午後から銀座に行く。

ずっと気になっていたショルダーバッグの紐の調整を済ませ、その後、幾つか”must−buy”の買い物をすべく西武と阪急を覗く。
どうも歳を取るにしたがって、デパートでの買い物がおっくうになって困る。

まず花柄などの美しい靴下を3つ程西武で購入。
靴下に千円前後も払うなんて馬鹿げている気もするけれど、うっとりするくらい綺麗なんだから仕方がない。
イトウヨウカドウの3足千円じゃ、こんな気分は味わえないし。
それを思えば安いものかも。

その後は晴雨兼用の日傘を物色するのだけれど、全然ときめくものが無い。
どうも「晴雨兼用」のものというのは結局どっちつかずで、役に立たないというかデザイン的にも良いものがないみたいだ。
シチュエーションとしては、昼間はカンカン照りで夕方になって夕立が降ってきたとか、あるいは旅行とかで1日目は晴れで2日目は雨、みたいな時だと思う。
でも注意書きに「本格的な雨には使用しないで下さい」とかあって、ちょっとやっぱりツカエナイカモなぁなんて気分になったので購入はしないことにした。

その後、阪急へ。
1階の入り口脇のスペースでは、去年もやっていたTシャツフェアが開かれていた。
毎年恒例なのだろうか?
ただ、昨年は魅力的な品物ばかりで、どれにしようか本当に迷ったのだけれど、今年はどれも食指が動かない。
それに、盛り上がるほど染料がベッタリといった感じのプリントが多くて、何か皮膚に悪そうな印象を持つ。
結局買わない。

その後は阪急の帽子売り場を何気なく覗いたのだけれど、「GREVI・SIONA」とかいうイタリアのブランドに魅せられてしまう。
どれもこれも欲しい!
値段も手頃だし、あやうく3つも購入しそうになるのを抑えて、店員さんの勧めにしたがって取り置きにして貰う。
「欲しい!」って顔に書いてある客へのセールスは、楽だよね。

西武に戻り、黒い靴を購入。
数年前に買った黒靴は、金属疲労というか文字通り崩壊寸前。
昔話の絵本か何かで、乞食でも履いていそうな代物だ。
今時こんなものを履いている人は、いないだろう。
こんな靴を、現に昨日も履き続けていた私は、どうかしているのかもしれない。
万が一どこかでお葬式でもあったら大変なので、ずっと気にかかっていた。
私は何故か靴の買い物が超苦手だ。
外反母趾もあって、大きめの靴を買うので、店員さんに対し説明する必要があるのが嫌なのかもしれない。
中には頑として譲らず、「履いているうちに大きくなりますよ!」と、ぴったりサイズのものを勧め続ける人もいる。
以前、まじで喧嘩になりかけた?くらい険悪な雰囲気になったこともあった。

結局帽子は2つ購入。
赤紫の大きめなものと、水色の小さめなもの。
水色のほうは少しラメが入っている。
どちらもクシャクシャと小さく丸められるところが良い。
UV効果はなさそうだし、また後で気がついたのだけれど、洗濯もドライクリニングも出来ないのだけれど、でも気に入った。
やっぱ、本当に気に入ったものを買わないとね。


今日の日記

2003年5月7日
職場から変な人が消えた。

昔はうちの職場は変な人が大勢いて、独身者の割合もすごく多かった。
有名な舞台女優なんかもいたし、有名じゃない(?)女優さんも何人か生活費稼ぎに働いていた。
中国語を話せる人だとか、良いところのお嬢さんでいつの間にかいい年になってしまった、年齢不詳の怪しい人なんかは本当、大勢いた。
そんな人たちでも務まる職場だったし、逆にそんな人じゃなければ務まらない職場だったんだと思う。

それがいつの間にかコンピュータが進化し、何でも簡単に対処できるようになり、仕事をするにあたってスキルがいらなくなり、マニュアルが完備されるようになると、いつの間にか職場は「普通の人達」で溢れかえるようになり、気がつけば、変な人は数えるほどしかいなくなった。
そりゃあそうだ。
マニュアル通りの受け答えをするのに、すぐに「何故?」だとか「どうして?」だとかを連発する、個性が強い人は合わないのだと思う。
「やれ!」と言われたら、疑問をはさまず従う、「普通の人」が会社は必要なのだろう。

今の世の中、それが当たり前なのかもしれないけれど、やっぱり寂しいし、色々釈然としない思いもある。
別会社を作って新人を大量採用しつつある東急バスの運転手さんなんかと同じで、気味が悪いほど感じが良いけれど、職人技が感じられないような人たちが増えたような気がする、というより事実増えた。

マニュアルは事細かに一言一句決まっていて、それ以外の言い回しは例え丁寧な敬語だろうと一切許されない。
顧客との会話は一切合財録音され、絶えずチェックが入る。
そして、毎日毎日一人一人の成績がトップからビリまで張り出される。
監督者はモニターにへばりついて、絶えずセンター全体の売り上げに血眼になって気を配っている。

馬鹿みたいだ。
もともとそんな職種じゃないのに。

すみません。
ヘルツオークの作品は、もうじき上映開始みたいです。

観に行こうかな

2003年5月6日
Sさんと映画の話をする。
ヘルツオークの作品が銀座で上映中らしい。
そういえば、この前新聞にそんなことが書いてあったけ。
ヘルツオーク!
昔、本当に大好きだった。
緑のアリの夢見るところ、とか。
ジャングルの奥地にオペラハウスを建てる話、とか。
ナスターシャ・キンスキーと、美女と野獣の親子と呼ばれたクラウス・キンスキーは、もう死んでしまったらしい。
でも、監督のほうは健在だったんだね。
それにしても、Sさんとは映画の趣味は合う。
オズヤスジロウがあまり好きではない、ってところも。
ビックカメラで買ってきた電気ポットを使い始める。
ポイントが付くとはいえ、1万3千円ちょっとの値段は結構高い。
電気製品は最近全般的に安くなってきているけれど、ポットは例外なのだろうか?
モノの値段って本当に分からない。

ところで、このポットは魔法瓶機能付き。
今までのポットは、電気で沸かして電気で保温だったけれど、今度のは保温の時に電気を使わなくても済む。
「電気代がすごくお得」って、宣伝の張り紙が付いていた。
ちなみに、「電気代がお得」って張り紙付きのもあって、こっちは普通の節電機能付きポットだった(笑)
まぎらわしいぞ。

こうもり女

2003年5月4日
誰かが誰かの悪口を言い始めたときは、基本的に聞いてあげることにしている。
その人は、ようするに溜まったものを吐き出したいのだから、「ふんふん」と聞いてあげるのが一番だと思う。
「そうは思わない」とか「あなたも悪い」とか、そんなことは言わない。
賛同してあげて、一緒になって、適度に悪口を言い合う。

この「適度に」って、ところがポイントかな。
余りに言い過ぎると、「この人、影で私の悪口も言っているのかな?」って思われるしね。

実は、先日、二人の人からそれぞれお互いの悪口を聞かされた。
正直すごく困った。
日を置いてではなく、同じ日に、それも立て続けにだ。
AさんからBさんの悪口を聞き、その後すぐにBさんからAさんの悪口を聞かされた。
人間関係というのは不思議だ。
一方が一方を嫌いで、でも一方は一方を好き、というのは、やはり通常あり得ない。
片方が片方をよく思わなくなると、片方もやっぱり片方をよく思わなくなっている。

私ときたら、両方に「ふんふん」と言っておいて、一緒に「適度に」悪口を言っておいたから、何か気分が落ち着かない。
なんだかその内両方を敵にまわしそうだ(笑)

学生時代から20年

2003年5月3日
行きたい所はたくさんあるのだけれど、フットワークがついて行かない。
思い立てばすぐに飛び出していた若い頃が懐かしい。
1ヶ月に数十本も名画座で映画を観て、図書館で本も借り、海に行ったり、ワンピースを縫ったり、おまけに学生で、勉強もしていたはず?の日々が信じられない。

アマゾンで落札された本を発送した。
アマゾンでの古本のやりとりは、購入者のほうが簡単なのかもしれない。
基本的には待つだけなのだから。

出品者のほうは大変だ。
出品後は、売れたかどうか毎日メールをチェックしなければならないし、いざ落札されたとなると2営業日以内に商品を発送しなけらばならない。
綺麗に梱包しろ、だとか、納品書を同封しろだとか、落札者にメールで知らせろ、とか、アマゾンからは細かく指示があるし。
あと、配送料は本の場合一律260円しか貰えないので、その辺も工夫しなければならない。
超めんどうくさい。

でもたまには、ちょっと楽しい経験かもしれない。

昨日は東京の家に泊まる。

隣りのお店が今日、オープニングパーティのようなものをやっていて、着飾った業界人ふうな人たちが大勢来ていた。
私はてっきり主婦の暇つぶし的なお店を想像していたので、すごく大掛かりなちゃんとしたビジネスのもとで営業されているのに少し驚いた。

歩道まで招待客で溢れかえっていて、名刺交換とかしていて、何かすごく腹立たしいような感じがした。
通行人も邪魔に思っていただろうし、自分達だけで盛り上がっているようで嫌な感じだし、これから客商売をやるにはかえって逆効果のようなするのだけれど、私のほうが意固地なのだろうか?

それに私達にとってあの場所は、生活の場であって、うちの店子たちもジャージにサンダル履きでコンビニに買い物に行ったりしているわけなのだから、そこにああいう「よそゆき」のお店が出来て、ピーコのファッションチェックに出てくるような人達が集まってきたりすると、すごく困る。
今日だけが特別であることを祈る。

弟は政治的な野心を持っていて、自分の顔写真入りのホームページを公開している。
そして毎日毎日、長文の日記を書いている。

身内のホームページなんか本当は見たくはないのだけれど、先日必要に迫られて久しぶりに覗いてみて驚いた。
相変わらずの超長文の日記。
それを相変わらず、毎日毎日、きちんと更新している。
その内容を見ると、ハードな仕事の他にも、付き合いで色々出かけたり、子供をお風呂に入れたり、家族で外出したり、本当に活動的だ。
更にその上、読書もしてるし、レンタルビデオ店で映画まで借りてきて観ている。
そして、それらの感想も書いてホームページで公開している。

うへえ、といった感じだ。
世の中、鬱病のひとがたくさんいるけれど、弟の場合はその対極にいる。
これだけ活動していて、本人は楽しくて楽しくてしょうがないみたいだけれど、彼の「カラダ」のほうはたまったものじゃないだろう。
若いうちは良いかもしれないけれど、そろそろ無理がきかない年齢だ。
何事もなければ、と思う。
それと、同時に、徒然草に「カラダが健康過ぎる人ととは友達になりたくない」とあるように、こういう人は本当の意味で、弱者の痛みなんか分からないだろうなぁ、とも思う。
何でもやる気の問題や努力の問題にしがちだと思う。
その気になってやれば、何でも出来ると思っているのではないだろうか。
努力しても出来ない人間の、うじうじした内向的な痛みなんかは、わからないだろう。

本当はこういう人に政治家なんかやって欲しくはないのだけれど(笑)
でも、こういう人じゃなきゃ政治家は務まらないのも事実。
矛盾しているよね。
夜11時30分からNHK教育テレビで放送されている、ハングル講座が面白い。
文法について、きちんと解説してくれるところが有難い。
「有難う」は「カムサハムニダ」と言うことは知っていたけれど、「カムサ」が漢字の「感謝」から来ているとは知らなかった。
「ムニダ」の部分についても、細かく説明してくれていたし。
とても為になる。
やはり歳をとってから外国語を習うには、ある程度文法が必要だし。
講師1人に韓国人アシスタント1人、そして日本人の女の子の生徒が1人という組み合わせも絶妙。
結構、はまって観そう。

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