ISBN:4122020360 文庫 池澤 夏樹 中央公論社 1993/10 ¥620

同じ作者のものを何作か読むと、大体パターンのようなものが分って来て、飽きが出てくるのが残念。
けれど、池澤夏樹の場合は、作者のものの考え方にかなり共感出来るので、その飽きでさえも心地良いかも。

この物語の中に、中堅会社の社長で、俗物で、でも玄人はだしの「易」を趣味でやる人が出てくるのだけれど、その人の語る「易」の概念というのが面白かった。

ここ数日、喉のヒステリー球が耐え難い。
インフルエンザの余波の、本当の喉の腫れも重なっているような気がするのだけれど。
気道が半分塞がっていて、唾液が飲み込み辛い。
相変わらず、咳と声枯れもひどいし。

やれやれ。
四十台前半でこの有様では、先が思いやられるなぁ。
もういい加減に、「今生」はenoughなのだけれど。

2006年2月22日 読書
ISBN:4062096455 単行本 Louis Sachar 講談社 1999/10 ¥1,680 「悪い子には穴を掘らせよ。かんかん照りの中で毎日作業すればいい子になる」 そんな教育理念がまかりとおるキャンプ・グリーン・レイクの少年院。でもその実情は地名とは大ちがい。幸せそうにキャンプしている人などどこにもいないし、湖だって1つもない。かつては「テキサスでいちばん大きな湖」があった場所も、今ではひからびた湖底…

職場でひまな時、オリジナルの英語版で読んでいるのだけれど、かなり良い。
不覚にも涙がこぼれた時もあった。
もうじき読み終わるけれど、おそらくはハッピーエンド。
読み終えるのが残念に感じられる、珠玉の一品。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0440414806/qid=1140535751/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-6580887-0029936

2月20日の日記

2006年2月20日
昨日は、弟一家が遊びに来る。
お正月に来て以来だ。

こういう風に、約1ヶ月に1回、義務のようにやって来るやり方が、私は実は凄く嫌だったりする。
いかにも政治家って感じ。
本当は来たくなんか無いくせに。

後で、何かこじれた時、
「僕はちゃんと定期的に来ていたよ」と申し開きが出来る為の免罪符みたいに思える。
折に触れ当然のごとく、こちらにお金を出させ、それに対し何の謝意も無い。
そして、やることが策略的。
まるで、仕事でやっかいなお客に接しているかのよう。

もっともこれは総て弟の話し。
お嫁さんは無邪気で愛らしくて、問題無し。
私も母も、悪口は何かにつけ、弟に向かう。
母親など、アパートの名義はその内、あんたに変える!と言っているし。
そうなったら弟はさぞかし、びっくりして・・・怒るかなあ?
親のお金なんて、あてにしていないんだよね?

兄弟も面倒くさいや。

モモ肉1.5キロ

2006年2月19日
インフルエンザで減った体重1.5キロが、元に戻らない。
どうやら太ももあたりの肉が無くなったようで、確かにカラダが軽いと言えば、軽い。

夜眠る前のワークアウトを2ヶ月以上続けているので、これで筋肉がつけば別に問題無いのだけれど、相変わらず私の体は何か弛んでいるというかひ弱な感じ。
もともと筋肉量が少なく、骨が細いらしい。

これ以上痩せないように気をつけなきゃ。

しかし、世の中、何故ダイエット流行?
痩せるのなんて簡単じゃん?^^;

2月18日の日記

2006年2月18日
昨日は、

確定申告書の提出の為に税務署に行って、
その後に図書館へちょっと行って、
駅構内のATMで記帳及び出金をして、
そして、イトーヨーカドーの中の本屋へ行った。

で。
これを全部クルマでやった。
まぁようするに田舎だから、車が無いと物事が運ばないということだけれど。
軽だと本当に運転が楽。
自分が上手くなったような錯覚。

だけど。
どうなのだろう。
本当は私ははたして運転が下手なのかな?
下手だと思い込んでいる、この性格に問題があるだけのような気もする。
他の色々なことと同様。
NOVAであまりに良いクラスにレベルアップしたものだから、ちょっといい気になって、他の英会話スクールにも行って見ようかな、とこの間から、ちょこちょこ回っている。

で、先日はかの有名なベルリッツ。
感触としては、なんか、でもNOVAと変わらないんだよね。

説明してくれたのは、マネージャーだとかいう若い男性。
こっちが女だから、男を持ってきた、って深読み。
にこにこ、はきはきと喋るけれど、根はようするにセールスマンだし、第一料金体系があまりに複雑というか、押しを強くかければ、ディスカウントの余地があるような気もするし。これは、つまりNOVAと同じ。
どうも「騙されないようにしなきゃ」と、身構えてしまう。

結局、「お試しお値打ち短期間セット」みたいなのを、総て込みで4万円代で購入。
昨日はレベルチェックに行ってきた。
NOVAでは結構高レベルだということを、この日本人マネージャーに告げると、
「当方のレベルは他所より厳しいですよ」
と、うっすら笑われる。
で、ネィティブによるレベルチェックが行われたのだけれど、結果はレベル6。
10段階あるうちの真ん中ぐらいだけれど、殆どの人が、始めは一番下のレベル1か2に入るらしいので、これは結構良いみたい。

ただ、問題はこのあと行われた、インターネットによる80分ものテスト。TOEIC形式によるもで、画面みるのは疲れるし、休憩も何も無いし。凄く疲れた。

このテストに関する説明は、事前に十分に受けていなかったので、苦情を言うと、この男マネの態度がかなり急変した。
顔は笑っているけれど、内心のひきつりが態度に出てきて、
「普通は皆様、そのようには仰られない、普通はそのような事はいわれた事がない、」
を、連発。
え?
つまり私は普通じゃないってこと?
と、突っ込みたくなるのを抑える。

アメリカと同じく、世の中、今、「セールスマン」の時代。
どこへいっても、売り上げを上げること、数字を伸ばすこと、その為のマニュアル、手練手管で溢れている。
そういった中を泳ぎ渡るのは、私のような馬鹿な中年ウサギには、荷が重い。

せめて。
そうせめて。
一人じゃなければ、誰か一緒にいてくれたらよいのだけれど。

If only , if only,
a poor rabbit sighs.
there was someone who would walk with me,,,,

秘密のみ

2006年2月13日
本日は、秘密のみです。

TOEIC惨敗

2006年2月11日
TOEICの結果が戻ってくる。
期待したより大幅に悪く、かなり凹んでいる。
前回、2年前は、
リスニング410点、リーディング310点で、トータル720点。
今回は、
リスニング380点、リーディング345点で、トータル725点。
リスニングが下がったのは大ショックだ。

今年の春からTOEICは大幅に変更があるので、駆け込み受験の人も多く、そういう意味では、今回はいつもとは違ったみたいだ。
そして、TOEICの点数は、偏差値で計算されるので、いくら良い点を取っても、良い点を取った人が他にもたくさんいれば、相対的に点数は下がる。

でもね。
本当に実力があれば、そんなことは関係ないものね。

この辺りが私の限界なのかなぁ。
かなり落ち込んでいるかも。

2月9日の日記

2006年2月9日
東京の家に年賀状を貰いっぱなしになっていて、気になっていたEちゃん。
気にはなっていても、その気になれず放置したままになっていて、この間やっとメールを出したら、すぐ返事が来た。

Eちゃんと呼んではいるけれど、父親の異母姉。もう85ぐらいのはずだ。
とはいえ、まだ、テニスはするし、自転車には乗るし、コンピュータもやるし、で、全然元気。孫にもヒコにも恵まれ、幸せそのものだ。90近い叔父も変わらずハンサムでニコニコしていて元気だし。

Eちゃんは、若い頃はかなり傍若無人なところもあったそうだけれど、最近は随分円くなったよう。
彼女が私を気にかけてくれるのは分る。
ある意味で、似ているようなところもあるので、心配なのだろう。
だから、もっとその好意に頼ってもいいのだろうけれど。
けれど・・・。
私はとことんカタクナな性格なんだよね。
すみません。
確定申告書の作成は一応終了。

今年から「老年者控除」が廃止されていたのに気がついた。
去年までの控除額は、確か50万円だったはずだから、税率10パーセントとして、所得税額でいうと5万円違ってくる。
更に、これに住民税なども絡んでくるわけだから、うーん。
ほんと凄い増税だ。

確か数年前まで、2ついっぺんに控除出来た、配偶者控除と配偶者特別控除も今は片方のみだし。
その内、20パーセントの定率減税も無くなるって話もあったはず。
やれやれ。
増税も仕方が無いとは思うけれど、はたして正しく使われているかどうか疑問。官のやることは、とにかく無駄が多いと思う。

さて。
今日から出勤。
「お休みしてご迷惑をおかけしました。」の挨拶回りから始めないと。
こういうのって、凄く苦手。

申告はお早めに

2006年2月7日
確定申告の書類がまだ書きかけ。
気になって仕方が無い。
10万円以上のものは、何から何まで減価償却にした時期があって、減価償却欄がめいっぱい、項目で溢れている。
医療費控除のレシート集計も面倒だし。

申告書自体は近所の市役所でも受け付けてくれるのだけれど。
ただ、この市役所というのが、今時めずらしいような、典型的な「市役所」といった感じ。
感じが悪いを通り越して、境界性人格障害?みたいな変てこな職員が揃っているので、出来れば行きたくない(-_-;)

一年、早いよね。

本日もお休み中

2006年2月6日
会社は火曜日までお休みすることになったので、今日も自宅です。
「もっと休んでも良いんだよ。大丈夫?」との暖かいお言葉。
皆、心配してくれていた。
何ていうか、親切にされることに慣れていない私としては、凄く戸惑う。

ただ。何だろう。
私は一応ベテランだし、英語班だし、一生懸命やっているつもりだし。だから会社も私に対しては優しいのだと思う。
でも、他のもっと新人さんに対してとか、年をとっていてミスが多い人とかに対しては、とても非情な態度を取ってきたのを私は見てきた。
K主任なんて、それこそ2ちゃんねるにまで悪口を書かれていたし、事実、彼女のこの時の態度は酷いものだった。

うーん。上手く言えないけれど。
結局「水戸黄門」みたいに、世の中「悪人」と「善人」ではくくれない。
誰でも皆、悪になったり善になったりする。
そして、その切り替えは、周りの状況や、あるいは私自身の態度が誰かの態度を決めさせたりするのだと思う。

ようするに。
いつも意地悪される人というのは、やっぱりその人にも、要因があるのでしょう。きっと。

これは何か辛い。
私は、周りになんか左右されない、絶対に正しい、絶対に間違えない、絶対に公正な、何かそういう存在があって欲しいな、と思うのだけれど。

タミフル初体験

2006年2月4日
昨晩は熱がぐんぐんと上がり、39度を越えた時点で、夜10時半。どうしようかな、と思ったのだけれど、タクシーを呼んで、夜間急病センターへ行くことにした。

こじんまりとした、感じの良さそうなところだったけれど、本日の担当というS医師は、80まではいっていないだろうけれど、でも70台半ば過ぎ?みたいなおじいさん。

「あなたは元気そうだから、インフルエンザじゃないですよ。インフルエンザなら、関節とかもっと痛いはず。」
と、にこにこと断言。
「でも、一応検査をお願いします。」
と、無理に頼んだら、やっぱりA型インフルエンザじゃん。
話題のタミフルとかいうクスリを貰ってきました。

ただ、解熱剤を貰わなかったので、熱は一晩下がらず、殆ど眠れなかった。
私は「眠り」に関しては強い眠り手なので、余程のことでなければ眠れる。
でも、今回は、1時間ぐらい眠り、あまりの頭の痛さに目が覚め、また1時間ぐらい眠り、目が覚めの繰り返し。
一晩が長かった。

今はどうにか平熱。
クスリって有り難いかも。
インフルエンザって、本来は高熱が数日続くみたいだから、クスリなしじゃ相当辛いだろうな。

2月3日の日記

2006年2月3日
吐き気、咳、寒気、関節痛とくれば、風邪でしょう。
何でもメンタル系にこじつける私だけれど。
でも治りの悪さは、やっぱり精神的にたるんでいるせいかも?

誕生日

2006年1月29日
誕生日
誰からも誕生祝いなど貰わなかったのだけれど、思いがけずほっちっちからだけは、貰った。
手作りの携帯ストラップ。
というか、でも穴が小さくて入らないんですけれど(笑)
でも、彼女の気遣いに心が動かされたかな。

こういうことをされると、ああ、まだ若くて気力があるんだなぁ、って思う。私が気力が無さ過ぎるのだろうか?

でも。
彼女の誕生日も実は2月3日。
お返しをしなきゃならないんだよね。
ケーキでも焼こうか、と思ったのだけれど、思わず興が乗って、妙なカードを作ってしまいました。
紙を2つに折って、切り抜き、左右対称のモノを作って、貼り付けたもの。
殆ど子供のお遊び。
いい歳して、やることじゃないかも?

1月24日の日記

2006年1月24日
オークションで、宝塚のチケットと圧力鍋を同時進行に売ったので、ちょっと疲れました。凍りまくっている雪道を、ダンボール箱を抱えて、セブンイレブンまで圧力鍋を発送しに行って、超緊張。
双方から、「大変良い出品者です」の評価を得られて、一安心。

なんか、このお互いに評価するというのも、お世辞の言い合いみたいで、お約束とはいえ、ちょっとなんか妙な感じ。

それにしても。
この間は使いかけのファンデーションまで売れて、びっくり。
面白いのは、売る人は売るだけ。買う人は買うだけ。
売ったり買ったりしている人というのは、あまりいないということ。
私は売る人です。
ミヒャエル・ゾーヴァ展
昨日は出勤前に、銀座松屋にて開催中のミヒャエル・ゾーヴァ展に行ってくる。
「不思議な物語ーユーモアに秘められた、ただならぬ気配」というキャッチコピーと、鏡の前で自身に魅入るウサギの絵に魅かれて、思わずチケットを購入してしまったので。

かなり良かったかも。
何か画面が「しいん」としているというか、静かな感じ。
微かに毒が感じられるけれど、でもきれいにくるまれているというか。
ただ、残念なのは、雪だというのに、大混雑だったということ。
作品の前に列が出来ていて、全然進まなかった。

開催期間は明日まで。
また行ってこようかなぁ。

写真は、購入したポストカードを携帯で撮影したもの。
分りにくいですが、窓の外をペンギンの群れが飛んでいて、窓辺で猫がそれを眺めています。
タイトルは「2月」。
季節物ということで、購入しました。

http://info.yomiuri.co.jp/event/05001/200512148929-1.htm

TOEIC終了

2006年1月18日
この間の日曜日はトーイックを受験。
会場は神田外語学院。
壁に貼ってある色々なちらしが面白かった。

トーイックもねー。
英語力もともかく、2時間もの間、集中力が持たない。
リーディングも相変わらず時間が全然無いし。
ついでにトイレも持たない(笑)

基本的に私は読むのが好き。
だからゆっくりと文章を味わいたい。
次から次へと出てくる、スーパーのちらしのような、あるいは機械の使い方説明のような、あるいは仕事上の指示書のような、そんな文章は読むのは苦手というか・・・。
まぁ言い訳になるけれど。

800点超えているといいな。

1月13日の日記

2006年1月13日
昨日「レイキ」というのを受けに行った。

近所で、以前ロミロミを受けたことがある所。
他にも色々なことをやっているみたい。
前に左目が痛くなった時に、藁にもすがる思いで一応予約を取ったのだけれど、予約はいっぱいで、結局とれたのは1ヶ月先。
もう左目、治ってしまいました。

レイキもねー。
何かぴんとこないかも。
ロミロミの時と違って、先生(何て呼べばいいのだろう?)の喋ること、喋ること。
語りたいことがたくさんあるんだろうなぁ、きっと。
何かこっちは疲れてしまった。

ようするに、彼女が歳をとったのかもしれない。
以前は完璧に見えた容姿も、今日あらためて見ると、アゴがしゃくれていて、歯のかみ合わせが悪く、目が細い。
お客(私)に対する態度も、丁寧なことは丁寧なのだろうけれど、以前の初々しさや真摯なものは失われたような気も。
まぁ、予約がいっぱいで、商売も繁盛していて、そうなるのは当然かな。

ここは場所が良い。
窪地の一番下から少し上がったところにあり、見晴らしが良く、風も光も良く入る。
すぐ斜め前に水神様を祀った小さな祠もあって。
それだけでも、まぁ良いかな。

1月11日の日記

2006年1月11日
4月から何か新しいことを始めたくて、スクール関係を色々見ているのだけれど、中々思うようなものが見つからなくて、焦っている。

世の中多数の学校があって、それがそれぞれ広告やらインターネットやらで情報を発信しているとは思うのだけれど、何というかあまりにたくさん在り過ぎて、却って探すのが大変なような気も。

ロケーション。
時間帯。
授業料。
そして勿論内容。

取りあえず英語関係の学校を見ているのだけれど、中々見つからない。
みんな結局キャリアアップの為のものなんだよね。
ビジネス英語、時事英語が中心。
大抵のスクールは、派遣会社の経営も兼ねていて、優秀な生徒は卒業後は仕事を貰えるというしくみ。
これは、双方に都合がいいのかも。

でも、私は経済も政治もCNNも外資系も興味ないしなぁ。
純粋に英語や言葉が好きなんだよね。
そんなもの、皆無。

後、やりたいのは、民俗学というか歴史というか、そういうもの。
英雄の歴史ではなく、一般民衆の色々な文化、人の考え方がどのように変わってきたか、とか、風俗とかそういう類いのもの。
それから、犯罪心理学なんかもやってみたいかなぁ。

こういうのは大学の聴講?、あるいは科目履修?なのだろうけれど、中々見つからない。
ていうか、見当もつかない。

まぁ、ようするに私の情熱度が足りないのかも。
真剣に求めれば、見つかるはずだから。
ようするに歳をとったということかなぁ。

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