交通費は結局出ない。
英語手当ても出ない。
四月いっぱいで退職のはずの先輩Aは、結局辞めないよう。
七月からは彼女がいない日だけ出勤のはずが、丸め込まれ、今までどおりに出勤させられそう。
約束をしたはずなのに、いつのまにか反古にされる。
のらりくらりとかわされる。

やれやれ。今回の仕事もそろそろ終局に来ているようだ。
仕事自体は楽だし、楽しいのに。

ディアボロスは、アルパチーノが悪魔に扮した映画。
悪魔は、非常に饒舌で、ユーモラスで、愛嬌がある。
言っていることは、一理あるし、なるほどな、などと思ってしまう。でもやっぱり何か違う。まっとうじゃない。それを上手く反論出来ないし、言い負かされてしまうところがストレスフル。
こんな悪魔、あるいは悪魔みたいな人が身近にいたら、とても逃げられないな、と思う。
本当の悪魔、というのは、こういうタイプかも。

6月9日の日記

2011年6月9日 日常
何もやる気がおきない。
大好きな掃除でさえも気力をふるい立てて、やっとのことでした。
あとは毛染めをした。
明日の出勤が憂鬱。

6月4日の日記

2011年6月4日 日常
昨日今日と私にしては珍しくメールが立て込み、5通ぐらい来て、返信を危うく間違えそうになった。
ていうかH(ぱんだ)からのメールを、てっきりIだと思って読んでいたし。

3月の税務署勤務でしりあったH美さんからのメールは、いよいよ就職(正社員)が決まった、というもの。
この人は、面接に受かりまくりで、でも妥協せず、本当に気に入った職場に行きたい、ということで、断り続けた末の就職だから、よほど良い職場なのだと思う。
非常にエネルギーのある人。非凡な人。
アラフォーぐらいかな。ちゃんと家庭もある。

「嫌な事は嫌!とはっきり言う! 妥協はしない! ひとりでも戦う!」と様々なことに闘志満々。その通りに実行している人。
そのくせ、相手の機嫌を取ったりするのも得意。デス妻でいうなら、リネットタイプ。

どうぞ頑張って上を目指して下さい。私も楽しみです。

今日は夕方、近所の庭園を訪ねたら、「お久しぶり!」と誰かに話し掛けられた。40ぐらいの女性。覚えがない。
「人違いでは?」などと言ってみたら、15年も前に、2年前に辞めた職場で一緒だった人だと判明した。
失礼しました。
私は覚えていないのだけれど、向こうはこっちのことを結構覚えている。私は昔は悪目立ちしていたのかな、と冷や汗。メールをさっき貰う。
独身だとのこと。お母さんとお祖母さんらしき女性2人と来ていた。
人並みに土日が休みで、人並みに土日にハイシーズンの人混みに出掛けると、誰かと出会う確率が上がるのだろう。

6月2日の日記

2011年6月2日 日常
古くしてしまった小豆からムシが大発生。
有象無象状態(言葉の使い方、これで大丈夫?)で、さっきまで格闘していた。

明日は母親のメル友が遊びに来る。
私と同じ年で名前まで同じ。
奇特な事に彼女はうちの母親が大好きなのだ。
私は仕事なので、母がひとりでもてなす。
母親は頑張る人なので心配。
今(夜中の零時近く)もまだ隣りで起きていて、ごそごそ準備をしているし。

明日は今日に引き続き新人さんの面倒を見なければならない。私達だって4月勤務開始の新人なのに、信じられない。先輩Iは、何か問題がおこるのを待っているように思えるのは、私の被害妄想?

5月30日の日記

2011年5月30日 日常
本日はパリからの電話があった。
一瞬英語じゃないのでは?と思ったほど、ちょっと分かりにくかった。
何回か聞きなおして、やっと理解出来たけれど、もしかしたら、はじめはフランス語で喋っていたのかな。

パリはちゃんとParisと言っていたけれど、フランス語では、パリーだったかな。リーの部分は、中国語のR音と似ていて、ノドの奥を震わせる様な感じだった記憶がある。

中国語で、日本人のことは、ribenrenというのだけれど、r音、くぐもっていて、独特で、好きです。
私は、語学は、発音はわりと誉められる。
外国語の固有の音が好き。

5月28日の日記

2011年5月28日 日常
おとといはIと出かける。
昨秋の「地下神殿」以来だから、約半年振り。
地下神殿の時は7年振りぐらいで会った気がするから、それを思うと、ちょっと頻繁な感じだろうか。
楽しい時を過ごせた。

彼女も親と同居の独身だし、微妙な屈折感があり喋っていて楽。それに暗いようでいて、案外明るい。

その点H(ぱんだ)は、一見可愛く優しい女の子だけれど、実は暗い。底なし沼のように、ずぶずぶどろどろ。会うと楽しいけれど、あとで疲れたりするし。でも好きだけれど。

人にはそれぞれ個性があって面白いなと思う私は何様だろう。まるで観察者の目だ。

六月にまとまったお休みがとれる。
どこへ行こうかと夢想中(あまり真剣に考えていないので)。
ふとインダス文明の跡地はどうかな、と検索してみたら、とても無理だということが分かった。
行くとしても、首都から、朝一番の飛行機で現地入りして、夕方には帰る。武装警察が同行。現地で泊まるなんて、とんでもない。ゲリラ、山賊が横行している地域らしい。
そういえば、インダス文明めぐりツアーなんて、パンフレットなどで全然見ないな、って思う。非常に平和な古代文明だったのに、不思議だな、残念だな、と思う。

古代文明といえば、世界で初めて土器が作られたのは、縄文時代の日本。まだ文明なんて言えるような時代じゃないけれど、とにかく日本で作られた。メソポタミアとかで、ではない。

そして縄文中期に、装飾がいっぱいついた、いかにも縄文土器、って感じのものがたくさん作られた。この頃はまだ、中国や朝鮮半島ともお付き合いはなく、縄文人は、日本国内で、自分達だけで、ひたすら縄文文化を発展させた。見ていて楽しい。エネルギーに満ち溢れている。

さて。六月。
どこへ行こうかな。

5月24日の日記

2011年5月24日 日常
今日は職場の先輩Aと衝突があった。
衝突といっても、私の発言が気に触ったAが、ぶつぶつと怒りはじめ、それがエスカレートしたもの。
彼女は古代の大地の地母神(グレートマザー)みたいな感じで、まるで本日の天気のように、気分がグルグルと変わる。
後に引かないのは良いけれど、子供のような彼女に振り回されるのには、うんざり。
小さな職場だし、彼女の機嫌を取るような毎日は耐えられない。

5月22日の日記

2011年5月22日 日常
東京の家は禅寺のように、とは行かないまでも、天台宗あたり?のお寺ぐらいには片付いている。
それを更に断捨離化するべく、昨日も取り組んだ。

文箱を開けてみた。

あらかたは処分しているのだけれど、残っているものの半分は、昔、雑誌などにお便りが掲載された時に、先方から送られてきた謝礼が入っていた封筒と掲載を知らせる手紙だ。

結構、掲載されたな、って思う。
特に映画感想は、出せば必ず載った。

才能うんぬんより気力の問題だと思う。
そして何ていうか、あの頃は自分がまだ渦中にいた感があるけれど、今はすっかりいち抜けた状態。

文箱の中身は結局整理出来なかった。

数日前ニューヨークからの問い合わせが来た。
directorをダイレクターと発音したりしていて、ちょっと戸惑ったけれど、やっぱりネィティブの英語は分りやすい。有り難い。関係部署につなぐ前にちょっと色々と質問などして、英語の勉強をさせてもらいました。すみません。

当施設のトップの人と話したい、みたいなことを言っていたので、一応、"Do you know him ? " と言ってみたら、ちゃんとこちらの真意が伝わった。

I know him だと、彼と話したことがある、知人である、面識がある、友達だ、みたいな意味で、一方、ただ単に、名前は知っている、テレビで見たことがある、雑誌でその名を聞いたことがある、みたいな意味だと、I know of him というらしい。
この点、日本語はごちゃ混ぜで、区別が無い。

あと、この問い合わせ者は女性だったのだけれど、女の人って洋の東西を問わず、声を作っているから、ちょっと聞き取りにくいかも。男性のほうがニュートラルで分りやすい気がする。

あー。もっと英語のコールが入って欲しい。

5月12日の日記

2011年5月12日 日常
今朝の車内。
20歳ぐらいの若者がひとりで3席独占し、爆眠状態。
私と同じ駅から乗り込んできたおば様(60代半ばぐらい)が、その彼をゆすぶり、

「どこか具合が悪いのかしら!? だったら駅員さんに話してお医者を呼んでもらいましょうか!? そうでないなら、もうちょっと詰めなさい! 他の人の迷惑よ!」とズバズバ、ハキハキと喋り、それでもねぼけモードで生返事の若者を無理やり押し、一席確保。
しっかり座り、新聞を広げ読み始めた。

ただどうなのかな。
彼女の勇気ある行動に拍手喝采の人も多いと思うが、私としては、うーん、という感じだった。

何故なら、

1 万が一トラブルになって電車が遅れるようなことがあったら、そのほうが迷惑。
2 他の人の迷惑、と言ってはいるけれど、本音は自分が座りたいから。その証拠に、自分が座れば、それ以上はもうノータッチ(若者はまだ2席占拠で爆睡継続中)。
”他人”をだしにしないで欲しい。「私は座りたいのよ!」と言えば? と思う。
3 新聞を広げるのも軽く迷惑行為。 

いずれにせよ今朝は、急病人が出たそうで、その救護の為、4分ほど遅れた。
朝の電車は遅れるのがデフォだな、って思う。
ああ。徒歩通勤がしたい。

5月8日の日記

2011年5月8日 友達
昨日はH(ぱんだ)とミュージアムへ行く。
会うのはちょうど一年ぶり。
ミュージアムのあとは、たいめいけんでオムライスとボルシチの小さいもの(100円)を食べ、新宿へ移動。
髙島屋には叶匠寿庵が入っていて、私はここの「あも」が大好き。物欲しげに?立っていたら、お店の可愛いお姉さんが試食させてくれた。
H(ぱんだ)も気に入り、お義母さんへの母の日のプレゼントはこれにする、と言い、その場で購入、配送していた。
ぱんだは、私が気に入ったものを気に入り、同じものを買って、自分で使ったり、誰かに送ったりしていることが何回かある。これは何気に嬉しいかもしれない。

夜中、激しくお腹を下す。
オムライスなんか食べたためか。
あるいは人と会い、気を使ったためか。
楽しいことは楽しかったのだけれどね。

http://www.kanou.com/details/amo2.html

4月30日の日記

2011年4月30日 日常
本日はTさんと高尾駅前の多摩保存林へ行く。
ここは、ソメイヨシノだけでなく、様々な種類の桜が植わっていて、それぞれピークが違うので、この時期でも充分楽しめる。
ウコンや八重桜が満開だった。
人出も少なかったし満足。

桜もきれいだったけれど、そこかしこに、ワラビ、ゼンマイ、山椒などがあって、ついつい目が行ってしまいました。

http://www.ffpri-tmk.affrc.go.jp/


Tさんと別れた後、途中、経由地の新宿で降りる。
最近のマイブーム(死語?)は、ブランドの服を買うこと。

スワロフスキー使用のポロラルフローレンのポロシャツ(2万5千円くらい)とか、ジュンコ・シマダのふんわりとしたペイズリー模様のスカート(これはポケットが付いているので便利。同じくらいの値段)とかを、先日購入した。

今日は、バーニーズニューヨークへ行った。
ここへ来るのは10年振りぐらいかもしれない。
以前は、裏地も付いていない、まるで仮縫い品みたいな、アートっぽいドレスに平気で12万円、みたいな値札が付いていたけれど、今日見た限りでは、そんなものは全然無かった。
お手頃な値段(とはいえ数万円)。
わざわざ海を渡ってやって来て、作る人がいて、売る人がいて、を考えると、そのぐらいの値段が妥当なのだろうな、と思う。

疲れていたし、気に入ったものも無かったので買わず。

その後、ウニクロでTシャツ(メンズのSサイズ)とチノパンを買う。
パンツは2本買うと割引だったけれど、買わない。
2本もいらないから。
ウニクロではなるべく買わないようにしよう。
こんな安い値段はモノに失礼だ。

バーニーズで、ウニクロで、高尾の化粧室で、あちらこちらで鏡にうつった自分の顔を見る。
髪が随分伸びた。
アーモンドのような目、ほんの少し小鼻が丸い小作りな鼻、ふっくらとした顔、華奢だけれどふっくらしたスタイル。
私は私の容姿が好きだ。
同じように性格も好きになれたら、どんなにか良いだろうとは思うけれど、でも、どちらかひとつでも恵まれているのは幸せなのだろうか。


うさちゃん

2011年4月28日 日常
once upon a time...

there was a little bunny who didn’t know who she was.
so one day, she decided to go away to find something that might tell her who she was.

↑ 意味無し。
思いつくまま書いただけ。
スペル間違っているかも。
今年のG.W.はカレンダーどおり。

4月27日の日記

2011年4月27日 日常
今日はウインディ。

4月25日の日記

2011年4月25日 日常
今日の午後。にわかに空が掻き曇り、雷鳴がして、ざーっと降ったけれど、すぐに雨はあがった。
桜もいつのまにかgone。
緑が濃い。

4月24日の日記

2011年4月24日 日常
顔がかゆい。
もう数ヶ月になるけれど治らず。
皮膚科には一度行ったけれど1分診察(初診なのに)。
ちょっとでも体調が悪いと死にたくなる。
命より健康のほうが大事。

4月23日の日記

2011年4月23日 日常
仕事自体は慣れつつある。
おっかなそうな人達もいるし、良い人達もいるし。
少しずつコツが分かってはきたけれど、それは同時に新人の甘えが許されないようなる、ということなので心しよう。
けれど問題は・・・

雨に濡れた

2011年4月20日 日常
昨日は、起床時はまだ雨が残っていた、と思う。
出勤の為、駅まで歩いた時は、上がったばかり、あるいは、かすかに小雨が残っていたような気がする。
職場の最寄り駅から職場までは、結構歩く。
ここでもわずかに雨に濡れた。
着いてから気がついた。放射能。
けど、どうでもいいんだよね。
まるで気にならない。
このあたりの無神経さが嫌われるのだと思う。

そんなことより、帰りのラッシュの中、どこかの誰かの持った長傘の金具部分が、私の上着のボタン穴にささった。
U駅で大量の人が降り、私も流れにのり一端降りようとするのだけれど、傘とその持ち主が付いて来る。
こっちのほうが怖かった。そう。想定外だから。

怒涛の人混みの中で、金具を外し、持ち主に傘を手渡し、事なきを得た、けれど、もうちょっと年を取ったら、こんな芸当が出来るかな、と思う。

進言。
ラッシュ時は、長傘禁止にすること。
私は何年か前から実行している。
本格的な雨の日でも、大きめの折りたたみを使用。

”学校では教えてくれなかった算数”
ローレンス・ポッター著
谷川漣
草思社

算数の歴史、ちょっとしたエピソード、コツ、そして楽しい例題が散りばめられた楽しい本。

ちょうど一人の人間が、子供から大人へ成長して学んでいくように、人類も少しずつ進化していったんだな、ということが分かる。
数ひとつ数えるのだって、最初の頃は試行錯誤だったのだと思う。
10進法という概念がなければ、ひとつひとつ数え上げ、総ての数に名前を与えなければならないし。

そして、いったん概念が発明され、当たり前になり、苦無く使いこなせるようになると、更に次の段階へ進む。
新しい会社で、段々とマニュアルが作られて行くのに似ているのかな。

作者はスーパーマーケットの外に立って、いろいろな人たちに声をかけ、暗算の問題を解いてもらったりもしている。


ほとんどの人は暗算で足し算や引き算をするとき、紙の上と同じやりかたをしていた。76+22という計算なら、2と6を足して8、それと7と2を足して9、というぐあいに、98という正解にたどりつく。同じように、76-24を計算するときは、6から4を引き、そして7から2を引いて、52という正しい答えを出すのだ。


これ、日本人なら、こんなやり方をする人はいないと思う。
日本人は天才は生まれにくいけれど、秀才はたくさんいるな、と思った。

< 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >