先日成約した102号室の明細書がエイ×ルより送られてきたのだけれど、仲介手数料の他に特別広告費という、よく分らないもの(それも結構な金額)が引かれている。
ここ10年近く、ずっとミニ×ニで成約されることが多く、エイ×ルは久しぶりだったので、ちょっとよく分らない。

で、ネットで検索してみたら、あっさりヒット。
便利な世の中になったと思う。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/2195866.html

ようするに、エイ×ルは、借主からの仲介手数料を安くする分を、代わりに貸主から取っている、ということのよう。

宅建法では、仲介手数料というのは、本来、借主貸主を合計して家賃の1ヶ月分しか取ってはいけない、以前は、不動産屋さんは、借主から1ヶ月分貰っていて、貸主からは取らなかった、など、へぇ、と思う情報が、上記HPの回答には書いてあって、役にたった。

そういえば、昔、うちも祖母の時代は、仲介手数料なんて払わなかった気がする。

エイ×ルは、あと、契約日と家賃発生日(引越し日)が違うのも、ミニ×ニとは違う。

普通は契約日イコール家賃発生日なのだけれど、契約日のほうが早くなっている。

これは、でも、考えてみれば大家有利というか、気が変わってキャンセルなどがしにくい為の処置らしい。

2年後の更新は契約日になるので、この辺りも入居者さんは、どうせなら粘って、契約日が引越日になるよう、頑張ったほうが良いのかも(うちとしては、そうでないほうが勿論有りがたいけれど)。

それにしてもエイ×ルは、しっかりしているなぁと思う。
昨今の大家不利市場を見極めている。
エイ×ルとしての取り分の総額は少なくなるけれど、借り手にとっては、有りがたいだろう。
何で今までずっと成約が取れなかったのだろう。

それから上記HPにやはり書いてあったけれど、法律と違うことが実際にまかり通っているのなら、何の為の法律だろう、と思う。
政治家との癒着なのかな。

高川山へ

2010年4月26日 旅行
高川山へ
昨日はTさんと高川山へ。

高尾駅から中央線に乗り込んだ時、車内はリュックを背負ったハイカーで満杯状態で、彼らが皆、高川山に行ったらどうしよう、と心配したけれど、そんなことはなく、初狩駅で下車したのはそれほど多くなかった。

Tさんが、私がトイレに入っている間、地元のおばあさんに話し掛けたら、
「あんな山に行くの? あらまぁ。私ら子供の頃、よく遊びに行ったものだけれど」などと言われたそうで、「あんな山はないでしょう」と苦笑していた。

晴れ女の私は今日も良いお天気。
それでも朝方は霜がおりたそうで、登山道は上に行くにしたがって、ぬかるみが目だった。

「里山はだから嫌い。わき道が多くて」とTさん。
確かに何か思わせぶりな道が幾つかあったような気がする。
けど、私は山は初心者なので、よく分からない。

山頂は狭く、お天気の休日は、ホリデーパスでやって来ただろう?ハイカーでいっぱい。
山頂犬ビッキーちゃんは、あちこち移動してお弁当を一心に見つめていたけれど、誰もあげる人がいない。
「?」と思いつつ、せっかく持参したウインナーを口の中に入れてあげたら、
「餌はあげないこと! 山から離れなくなるから!」と、かなりキツい注意が大グループのおじじから飛んだ。

やれやれ。このおじじの為に誰もエサをあげないよう。

取り合えず、「すみませーん」と謝ったけれど納得いかない。
ビッキーちゃんはもう10年もこの山頂でハイカーにゴハンを貰って暮している。もうお婆さんだし、今更どうしようもないよね。

私の後に、エサをあげたおじさんが、やっぱり叱られていました。

山頂は本当に眺めが良く、この日は、電車の中で富士山がきれいに見えたので、さぞかし山頂からも良く見えたはず・・・だったのだけれど、のんびり登った私達が付く頃には、すっかりモヤモヤと一部しか見えなかったのが残念。

けれど山は桜がきれい。新緑がきれいで文句のつけようもない一日でした。



けれどビッキーちゃんは痛々しいな・・
”一匹狼”じゃないけれど、本来イヌ科というのは、集団で暮らすのが自然。
それがたったひとり、山頂で十年は長いな、と思う。
そりゃあ登山客はひっきり無しに来るけれど、所詮毎回違うメンバー。
犬ってそういう風には出来ていないよね。
帰属の集団で役割を担って、頼って頼られて生きるのじゃないかな。
おだやなか犬だったけれど、幸せそうには到底見えなかった。
私感がかなり入っているけれど。

4月23日の日記

2010年4月23日 日常
非常な焦燥感がある。

職があればあるで無ければないで。

いったい何なのだ。

ネットの求人サイトに苦労をしてプロフィールを作成。
その方が有利ということで顔写真まで登録した。
ところが最後の最後になって、携帯から先方のアドレスにログイン出来ない。
どうやら私の骨董品ムーバでは、このサービスは利用出来ないとのこと。

何なのだ。

日進月歩どころか世の中秒刻みで進化していて、(自分自身を)アップデートするのが大変。
そういうことを楽しいと思う人が勝つのだろうな・・

そこからいち抜けたいのだけれど、一度抜けるともう戻れないだろうから、中途半端な年齢としては非常にあせる。
3月末で空室になった102号室に入居申込者があり、早々と決まる。
中央官庁勤務の30代男性で肩書きもあり、結構な年収。何もうちなんかにと思うけれど、このおんぼろさ加減が良いのかな、と嬉しくなったり。総務課の許可をただ今申請中だそうで、つまりは家賃補助が出る、ということだと思う。家賃も敷金礼金も値切らなかったし、有りがたい。

203号室の女の子から緊張した声で電話。
本日20日までには必ず払うという約束だった4月分家賃(3月末日期限)が振り込まれておらず、「23日まで待ってくれないか」とのこと。
これは断る。
「明日には保証人さんに連絡する」ときっぱり伝えた。

一応、「明日中に振り込まれれば連絡はしない」と譲歩したのだけれど、それは出来ないそうで、ならば仕方が無い。

お財布を落とした。フィッシング詐欺にあった。
違う口座に振り込んだ。
数ヶ月前から様々な理由で入金が遅れてきた。

今月分は「お給料日が違う日になったことを忘れていた」だったけれど、やっぱり結局払えない。
23日にはどこからか入金があるそうだけれど、それはお給料ではないそう。この辺で保証人さんに連絡を取ったほうが良いと思う。
向こうも滞納額が膨らんだ後で連絡を受けても、寝耳に水だろうし。

先週は相続税を完済した。
祖母が亡くなって20年近い。
バブルがはじけた直後の相続だったから大変だった。
分割して毎年払い続け、やっと支払い終えた。

祖母の記憶も大分薄れ、もう夢に見ることもなくなった。

4月18日の日記

2010年4月18日 日常
爪の先のようなお月様が西の空に出ていた昨夜、久しぶりにH(ぱんだ)とメールをやり取りする。
ちょっと心がくじけているかな、と思うような内容が、さらりと何回か送られてくるのだけれど、文面ほどくじけているかどうかは不明。

大体、彼女は、基本的に誰とでも仲良く出来、愛される可愛い娘(もうよい歳だけれど)だから、なにゆえこんなに人生を辛く思うのかよく分からないよ。
念願だった出版の仕事にも就いて一年を過ぎ頑張っているようだし。

毎日職場で会って、その上で深いところはメールで交わしていたのと、今の状況は違うから、その内、段々疎遠になってしまうようなのが辛い。

すべてのものは留まらず失われる。
そういうことが耐えられない。

4月17日の日記

2010年4月17日 旅行
三泊四日の鞆の浦旅行より昨日帰宅。
お天気は悪くは無かった。
初日、2日目と快晴。
3日目も山間部をドライブ中、午前中は雪が激しく舞い、ちょっと心配したけれど、午後からはきれいに晴れた。
最終日は小雨が降ったけれど、東京ほど寒くは無かった。

鞆は、昔は非常に栄えた所というのがよく分かった。
潮待ちの港、という説明がされていて、これは、満ち潮の時入港し、引き潮の時に出港するのだそう。

なるほど。今と違って、人力や帆で動いていた船の場合、そういったことが関係したのだな、と思った。
また、東からの海流と西からの海流が出会う場所でもあるらしい。

対岸の仙酔島に渡った2日目が、この旅行での一番の収穫だった。
お天気は良く、山や海岸線を散策し、温泉に入った。
17:00頃が干潮だったのだけれど、その2時間ぐらい前から、対岸の小島まで渡れるそうで、午前中に海中に没していたところが、見事に潮が引き、磯遊びが出来た。

女性が一人、先の曲がったドライバーのようなものを手に、何かを採集していて、聞いてみると、カキやツブ、カメの手などが取れるとのこと。親切に、場所も教えてもらった。
なるほど。カキはたくさん岩場に張り付いていた。
取れたてのものを食べさせてもらった。
クリーミー。

カメの手は、非常にグロテスクな外観で、群生しているから余計に気持が悪い。
でも、塩茹でにすると美味しく、また肝臓にも良いとのこと。

あと、ムール貝などもたくさんある、と言っていた。

夜は、たまたま琵琶の演奏会があるので、聴きに行った。

重要文化財の古い住宅で、畳敷きの大広間で、ふすまを取り外して行われた。
「祇園精舎」と「耳なし芳一」それから新作の「琵琶百物語」。
祇園精舎と耳なし芳一は、尺八との合奏。
琵琶百物語は独奏だったが、この曲を作詞作曲したのが、溝入敬三というコントラバス奏者で、この人の「小吉の夢」という作品も間に本人によって演奏されて、とても楽しかった(やはり弾き語り)。

主催がNPO法人だそうでその為だろうか。こじんまりとした手作り感あふれる丁寧な感じの催しで、こういったコンサートに行ったことのない(そもそもコンサート自体あまり行かない)私には新鮮だった。
アンコールは、三人で、「蘇州夜曲」をやられたのだけれど、とても良かった。「・・・水の蘇州の花散る春・・」というのは、まさにこの日にぴったりの歌。

琵琶百物語
2010年4月14日(水)
重要文化財太田家住宅 大広間

出演

坂田美子(琵琶)
坂田梁山(尺八)
溝入敬三(コントラバス)


この溝入敬三という人は、ユーチューブで全然引っ掛からない・・・


4月11日の日記

2010年4月11日 日常
何だか突発的に”サクラ嫌い”になって困っている。
サクラはどこにでも植わっているし、どうしても目に入ってしまう。
何故嫌いになったのかな。
芝居のカキワリみたいだし、ピンク一色というのも単調だし、どこにでもあってデフレ状態なのも有り難味に欠けるのだと思う。

あ。サクラといっても染井吉野だけ。
山桜、八重桜なんかは大丈夫だと思う。

あさってから3泊4日で国内旅行の予定。
今回はひとり。非常に気楽。
ツアーでないので、じゃらん、レール&レンタカーを組み合わせ、何とかお得なものにした。
ギリギリに予約をすると、お天気の心配をすることが無いから良い。

心配性の私にはとても無理だけれど、近頃はクルマの相乗りを仲介するサイトが一般的になっているよう。
安くあげようとすれば、これが一番なのではないかな。

保険のことが気になって、ちょっとチェックしてみたら、事故にあって同乗者が怪我をした時の取り扱いが、結構複雑でびっくりした。
友人や知人など、同乗者が他人の場合は、対人賠償が適用されるけれど、身内の場合は適用されない、とのこと。

だから、自分が運転して事故をおこし、助手席の友人が怪我をした場合は、搭乗者障害が付いていなくても、対人賠償でカバー出来るのだけれど、しかしながら、友人が運転していて、自分が同乗していた場合、運転者である友人も同乗の自分も、保障の対象にはならない(けれど、もうひとり、他人が同乗していた場合は、その人は、対人賠償の対象になる)。

非常に複雑。
対人賠償って同乗者にも適用されるなんて知らなかった。

友人にクルマを貸したり、ちょっと運転を替わってもらったり、なんてことをする人は多いと思うのだけれど、こんな話しを聞くと、怖くなるかな・・・

4月6日の日記

2010年4月6日 外国語
http://smart.fm/home

↑ ちょっと夢中にやりすぎて疲れた。

4月4日の日記

2010年4月4日 外国語
新聞か何かの記事に、discover(発見する)という単語は、cover(覆い)をdis(除く)ことだ、とあり、そういえばそうだな、と思った。
disclose(暴露する)もclose をdis することだろうし、基本的な単語というのは、皆、こんな感じに繋がって出来ているのだろう、と思う。

甥っ子の入学式ももうすぐ。
「毎日聞くように」とNHKの基礎英語のテキストを渡したけれど、果たして続けてくれるだろうか。

たまに学校英語の参考書などを、ちらちらと眺めることがあるのだけれど、相変わらず 妙ちくりんな説明が多く、驚かされる。
「よくこんなんで学生は理解出来るなぁ」というのが正直な感想。
私は頭も良くないので、こんなのでは理解出来ないし、事実出来ませんでした。

よく英語と日本語は文法構造がまるで違うから、日本人は英語は話せないのも道理、と言う人がいるけれど、その論理でいうと、アメリカ人も日本語が喋れない、という風になる。
けれど、そんなことはないから、それは間違っている。

アニメが好きで、言葉を習い始めて、日本に来たりして、1年も経つと結構会話が成り立つ。

でも日本人は、これだけ英語に囲まれ、欧米の文化が好きで、にもかかわらず喋れない、聞けない、読めない、書けない人が多いのは、学校英語の間違った土台があるから。
この呪縛は非常に強くて、がんじがらめになっている。

「学校英語が出来ると、聞く、話すは不得意だけれど、読む、書くは出来る」というのも違うように思う。
変に難しい単語や文法的な小理屈は知っていても、シンプルな文章や文法が、根本的に理解していなかったりするから。

まずは簡単なこと。
それから難しいこと。
学習の順番はそうでなければいけないのでは、と思う。
ダイアリーノート、しばらく更新しなかったら、ログアウト状態になっていた(-_-;

30日は退去者の立会いと内装工事の人との打ち合わせの為、東京の家へ。
これらが済み、ちょっとかがんで掃除をしていたら、いきなり腰が固まってしまった。
ぎっくり腰の軽いタイプ?
今もまだ少し変。
退職した翌日の出来事だから、ちょっと凹んだ。

この日は203号室の女の子から電話があった。
「お給料日が変わったことを忘れていたので、家賃の支払いを20日まで待って欲しい」とのこと。
遅延が始まったのは、10月頃からだろうか。
「お財布を落とした」
「フィッシング詐欺にあった」
「間違えて違う口座に振り込んだ」
などなど、毎月色々な理由を言ってくる。
何なんだか。
本当のことを言って欲しいと思う。

平気で嘘をつく人というのは私の理解の外にある(嘘と決まったわけではないけれど)。

週末はTさんと金時山へ行く予定。
晴れると良いな。
腰が治ると良いな。


春は揚げ物

2010年3月23日 日常
夕方、川辺へ行って、摘み草をしてくる。
ツクシはまだ少し早くて、数本見つかっただけ。
柔らかそうなスギナとノビルを採取。
スギナとツクシは天婦羅にした。
非常に美味。花粉症にも効く(スギナ)みたいだし。

ノビルは球根に味噌をつけて、明日、食べる予定。

春は摘み草の天婦羅が楽しい。
枕草子にも”春は揚げ物”と書いてあるし(?)

3月17日の日記

2010年3月17日 日常
昨日は自転車に乗って外出。
春めいて非常に暖かい。
亀首長袖シャツ一枚で暑いぐらい。

夜の間に雨が降ったのだろうか。
あちらこちらでぬかるみを見た。
途中、通った公園は、まるで湿地帯のごとく見事にべちゃべちゃで、子供達が歓声をあげて裸足になって遊んでいた。
子供は裸足で遊んで頭が良くなる、と思う。

深夜にH(ぱんだ)とメールを交わす。
この前会ったのが12月の初旬だろうか。
去るもの日々に疎しかな、と寂しく思ったり。
親しい人がいると嬉しい反面、煩悩になり、私は色々気に病んでしまう。

春分も近い。
もう春7割冬3割ぐらいの毎日だろうか。

にゃんこ展

2010年3月13日 日常
会社の人と出勤前に、ネコの写真展へ。
本日はサイン会があるそうで、非常に混んでいたけれど、作品数も多く、見ごたえがあった。
その後、軽食を食べ、出勤。
お天気も良かったし、楽しめた。

入社して5ヶ月。
人付き合いが苦手な私も、少しずつ、周りの人に慣れてきた。
公けの職場らしく、ここも、基本的には悪い人はいない。
去らなければならないのが、少し残念。

http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/iwago/

↓は谷山浩子の「よその子」という歌。

http://www.youtube.com/watch?v=yNvZA-3rKK8

わりと新しい曲みたいだけれど、作者の強い主張が感じられる。
そして、その主張は、普段私が感じていることに近いと思う。
私は、自分の考えていることを上手く外に出せないので、こういうのを見つけると嬉しい。
昨日、タイヤ交換の待ち時間に、雑誌に掲載されていた最新話を読んだのだけれど、とても感銘を受けた。
主人公は小学校の教師で、子供達は中学受験の真っ只中。
様々な子供の様々な状況が、分り易く、そして深く描かれていて、同時進行で、教師のプライベートな悩みなんかも、しっかりと書かれている。
力量のある作者の、力量のある作品。
それでいて、肩に力が入っていない読後感もあるし。

作者の「深谷かほる」という名前には、覚えがあった。
もう20年も前、プチフラワーで読んだ「白うさぎちゃんの犯罪」という作品が、すごくよく出来ていて、これ1作しか読んでいないのに、未だに覚えていたのだ。
あれ以来、ご無沙汰だったので、懐かしく、嬉しく思った。

ぐぐってみると、何と私と同学年。
白うさぎちゃんの頃は、まだ20代半ばだったんだ、と再度びっくり。

このハガネの女は、本当によく出来ている作品だと思うのだけれど、ネット評を見ても、評価をしている人数はわずか(でも皆さん良い点をあげている)なのが不思議。

たくさんの人が、最高点をあげている作品、というのは、案外良くないものも多いから、それも不思議ではないのかな、と思う。

3月9日の日記

2010年3月9日 日常
今時、人間、何かしらの人格障害があるかと思うけれど、私の場合は、↓ が一番当てはまるような気がする。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9E%E9%81%BF%E6%80%A7%E4%BA%BA%E6%A0%BC%E9%9A%9C%E5%AE%B3

仕事雑感

2010年3月5日 日常
この間うちから何人かの人に少しずつ、”3月いっぱいで辞める”ということを伝えている。
「内緒というわけでは無いけれど、自分の口から皆に伝えたい」という言葉を添えて言っていたのだけれど、今日、それを言い忘れて、ある人に話したら、あっという間に広がってしまったので、ちょっとしまったという感じ。
でも、まぁいいか。
もう3月だし。そろそろ潮時だろう。

Aさんが(お別れの)飲み会を開いてくれる、みたいなことを言ってくれたのは有りがたいと思った。
この人は、親切でお茶目で明るくて、よくしてくれた。
椿美ちゃん、椿美ちゃんと、しょっちゅう話しかけてくれたし。第一印象が親切で、それはずっと変わらなかった。
結局、断ってしまったけれど。

今日は、お客様より一種の感謝申告。
わざわざ後で、私にお礼を言うために電話をしてきた。
我儘で嫌~な若い男性だったので、ちょっとびっくり。
親切なお客からのお礼より、こういうパターンのほうが嬉しい。

あと、行くあてもなく、トランクひとつで住む場所を出なければならないという人からの問い合わせもあった。
お金が無いから払えない、と言っているけれど、どうしようもない。
「そうですね・・区役所にお問い合わせてみますか?」私
「そうすると何か進展があるの?」お客
「いえ、おそらく何もお役にはたてないと思います」私
「だったらいいや」お客

最近、こういうお客が多い。

仕事にも大分慣れては来たし、親切な人も多い職場。
でも、やっぱり体力は続かない。

3月4日の日記

2010年3月4日 日常
ひな祭りの日、FMを聞いていたら、良いな、と思う曲がかかった。
あとでチェックしたら、小沢健二の”春にして君を想う”だった。
昔むかし、”愛し愛されて生きるのさ”を初めて聴いたのもラジオ。すごく気に入ったのを覚えている。

私は基本、音楽は判らないし、歌詞しか聞いていない。
だから歌詞にぴったりするメロディがついていればそれでいいわけで。

ただ、小沢健二って、身近にいたらちょっと付き合い辛いキャラかな、と思う。

http://www.youtube.com/watch?v=Fi3nn18Qr1o
何気なく図書館で手にとって読んだけれど、結構興味深かった。
シリーズ本で、たくさんの作品が出ていると思うけれど、今まで読んだことはなかった。

考えさせられたのは、これだけ世の中がめまぐるしく変わり、毎日が競争の世界だと、昔のように定年までひとつの仕事をじっくりやる、というのは無理がある、との彼の意見だ。それは、ある程度の年齢になると、変化についていくのが難しくなるから。

仕事ごとに、人間の賞味期限というものがあって、例えば弁護士だったら34歳、体操選手なら14歳、みたいな感じなのだそう。
いずれにしろ、大抵の仕事は、長くて30代前半で賞味期限切れ。

彼が推薦するのは、30代での早期リタイア。
なるほどな、と思った。
それぐらいまでなら無理もきくし、仕事も楽しいし、120パーセントの実力が出せるだろう、と思う。

それ以降は、投資などのお金がお金を生むやり方に切り替える、というものだった。




投資はともかく、例えばベーシックインカムのような制度が出来て、歳を取って、意欲や体力が落ちているのに、無理をして働かなくて済むような世の中になればよいな、と思う。



不動産屋さんから着歴があった。
家電と携帯に数回ずつ。
嫌な予感。
退去だろうか。修理だろうか。
2月は雪ばかりで、東京の家には一度も行けなかった・・・


どうも私は自分の意見というものを絶望的に信頼していないので、ここ数日、あちこちの掲示板を見まくって、やっとどうやら結論を得た。
やっぱり銀メダルを獲得した某選手の衣装って、滅茶苦茶やぼったいと思う。
芸術点同様、ファッションセンスなんていうものも主観の問題だから評価するのは難しいけれど、でも、一目見ても二目見ても、見れば見るほど哀しくなるほど変な衣装、変なメイクだと思う。
周りの大人が色々アドバイスするだろうけれど、結局選ぶのは本人。それは、曲や振り付けなんかにも言えているのだと思う。どれもこれもちぐはぐ。ワザやテクニックがあるだけに、とても残念。いつか悟ることがあるのかな・・
でもこういうのって天性のものだから、難しいのかもしれない・・・
ライバルの選手は、顔立ちそのものは似ているものがあるけれど、圧倒的に優雅で上品できれい。芸術的センスの問題だと思う。

きれいな女優さんはたくさんいるけれど、一流になるためには、多数送られてくる脚本を読み、良い物をピックアップするセンスがないと駄目だと思う。もちろん回りにアドバイザーはたくさんいるだろうけれど、最終判断は本人だから。

以下、某掲示板より引用。
皆、言いたい放題のようでいて、真面目に書いている。
彼女の才能を認めた上で、そのセンスの欠落を惜しいと思っているのが分る。

・・・・

跳ね上げアイラインはたれ目を福笑いの目にしてる気がする

美空ひばりの衣装みたい

テレビで見た。
すごいなあの胸元は。
鶏頭の花のような肉厚フリルと動くたびに皺くちゃになる肉襦袢のセット、最凶。

タラソワがデザイン画書いたとしても、
普通はその後に生地見本とか何度もチェックして、
作り込まれていくんだよね。
胸のドレープも、タラソワはシフォンみたいな生地を
想定してたんじゃないの?

ロシア滞在1週間を半年のうちに3回、
そして実際作るのは名古屋の業者。
これじゃダメでしょ。
赤だって、本当にあの通りの赤だったんだか。
襦袢をああいう色にする衣装屋に、
デザイン画通りに作る能力があると思えないんだけど。

・・・・


無題

2010年2月26日 お仕事
お客様とのやりとりは、スクリプトに沿っておこなわれるので、こちらの質問どおりに向こうが答えてくれれば、そんなには時間はかからない。

お客が若い人だとこれが上手くいく。もしかしたら自身、コールセンタ勤めの経験があるのかもしれないし、マニュアルやスクリプトに慣れているのだと思う。

けれど、お年寄り相手だとそうはいかない。
質問には答えず、どんどん違う方向へ話しを進めていこうとするし、はい、いいえの質問に、はい、いいえだけで答えない。余計なリアクションが長々と続く。

母親などを見ていても思うのだけれど、昔はこのやり方が正しかったのだと思う。
お店でも電話でも、本題にはすぐに入らず、世間話やちょっとした気遣いの言葉や、そういうことから話を進めた。
それが出来る人が、能力があると見なされたのだと思う。

でも今は違う。
お店での対話はおろか、コールセンタでのマニュアルどおりの応対でさえ面倒に思い、若い人は、インターネットで済ませる人が多い。
家電製品などの高価な買い物でも、ネットのクチコミで情報を仕入れ、ネットで最安値の商品を購入する。
搬入だけは、人間が運んでくるけれど、苦情も修理の依頼も、ネットで人を介せず、済ませられるのではないだろうか。

コンビニではないので、お客の年齢の統計を取ってはいないけれど、お年寄りの率はかなり高いと思う。
マニュアルに沿って答えないだけでなく、理解力は遅いし、耳も遠いから大きな声で喋らなければならず、大声で喋ると、どうしても恫喝しているかのような響きが出てくるので、非常にこたえる。

自分の能力が落ちているのに、そのことに気がつかず、傍若無人のお年寄りも腹立たしいけれど、逆に、低姿勢で一生懸命で、でも簡単なことが中々理解出来ない上品なお年寄りも、哀しい。

「私は90を超えているんです。ひとり暮らしなんです。何とかなりませんか」こういう訴えは本当に多い。
このような場合は、区役所関連に直接、電話をするように伝える。

非常に辛い。

< 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 >