先程、帰宅途中の車内で、見知らぬ中高年男性から、いきなり手首を掴まれたので、まだ気分が悪い。気持ちが悪い。

話せば長くなるのだけれど、私の隣に立っていた誰か(仮にAさん)が何かを落とした。
私の脇に転がったので、拾ってあげ、渡そうとしたのだけれど、反応が悪くて受け取らない。
「???」と思っていると、私の前の優先席に座っていた、親父(仮にBさん)が、いきなり私の手首を握り、もう一方の手でAさんの手を握り、双方の手をくっつけて、落し物を手渡したのである。

どうやらAさんは目が不自由なよう。

それでも、いきなり見知らぬ女性の手首を握ったりは普通しないだろうし、第一、あなたが座っている優先席、Aさんに譲ったら!、と思う。

ところで、この目の不自由なAさんも実は、時々見かける。
動作から判断するに、かなり見えないようなのだけれど、白い杖は持っていないし、あの混んだ路線で通勤するなんて、盲人には無理に思えるのだけれど、この人も謎。
ぱんだ(H)曰く、”ザトウイチのオーディションでも受けるのでは?”とのことだけれど、もしかして、本当にそうなのかな?などと思ったり。

うー。
思い出しただけでも、まだ気持ちが悪い。


うちのセンター、いよいよ閉鎖が決まった・・・
まだ全文を読んでいないから、はっきりしたことは言えないのだけれど、今日の朝日新聞朝刊で誰か学者が述べていた、”貨幣はそれ自体が実は純粋な投機”というのには頷かされた。


神田の注文服屋さんでスーツの受取り。
先日、出来上がったものの、ウエストがきつく直しを頼んでいたものだ。
誂えてもらったのに、ウエストがきついなんて普通のことなのだろうか? また、無料でなおしてもらったことに、非常に心苦しく感じてもいるのだけれど、そんなことを気に病む必要はないのだろうか?
スーツを作るなんて初めてだから分らない。
しかし、縫製の料金って手間を考えると安いな、って思う。
まさか海外発注ってことも無いだろうし。

昨日は、H(ぱんだ)と国立公文書館の展示へ。
前回の”病と医療”のほうが良かった。
その後、ファミレスでお茶。
ぱんだと喋るのは楽しいけれど、お互い充実している生活を送っているとはいい難いから、少し寂しい。
すぐに真っ暗になる秋のせいもあるけれど。
昨日は月の出も遅かったし。
私と違い、彼女はいろいろ吹っ切れないようだから、悩みも深いよう。
ご主人とは仲は良いようだけれど、結婚というのはそれだけではなりたたないみたいだから、大変だな、と思う。

なんて。経験もしていない私に余計なことを考える資格はない。

予約の再確認

2008年10月16日 日常
全日空のサイトをのぞき、予約の再確認。

スキップマークというのが付いていて、どうやらチェックイン無しで、搭乗できるよう。
バーコードを印刷するも、プリンタの調子が悪く、微妙に余計な線が入るのが不安で、ケイタイにもダウンロードする。
この辺のパンクチュアルさが相変わらず私の欠点なんだか長所なんだか。長所としよう。

当日はこのバーコードをかざせば、あちこちのゲートをスルー出来るよう。
15分前に行けばOKとあるが、羽田は不慣れだし、朝一番というのも人気が無さ過ぎて、かえって不安なので、やはり50分前に着く様にする。

羽田までの乗換えをネットで検索する。どう設定を変えても、東急蒲田→京急蒲田を徒歩で移動するルートが出て来ない。
こっちのほうが便利だし、地図上で見ても最短距離だと思うのだけれど。

国内旅行をあまりして来なかったせいか、海外旅行のほうがはるかに得意というのが、ちょっとさみしいので、これからは国内も詳しくなりたい。

けど、便利な反面、何でもネットで自分でやるというのも味気ないかな。
日記のヘッダー画像をアップロードしようとして、中々上手くいかず。
他の方のものを参照していたら、拡張子?がジェイペグ?になっているのに気が付き、やっとどうにか出来た(すぐに削除したけど)。
しかし、私もコンピュータのこと、何も知らないなー。
それでも、ちゃんとどうにか使えているのだから、最近の機械の進歩はすごいと思う。

これから美容室

2008年10月13日 日常
ネット上で様々な人の日記を読んでいて思うのだけれど、世の中、総ての人が仲良く暮す世界を作る、なんていうのは所詮無理なのかな、と思う。
よく、”自分がやられて嫌な事は他人にはするな”というけれど、嫌な事というのは、人によって違う。

ネット日記を読んでいて、本当に色々な考えを持った人達がいて、考えさせられてしまう。

私が苦手なのは、あからさまな暴論、暴言を吐く人より、一見、良い人、常識を持った人で、でも、何かざらりと引っ掛かる部分がある人達だ。

一方、こういう人達から見ると、私などは理解の外にあるのだろうが。

世の中、本当に難しい。
今まで様々な冠詞関連の参考書を読んできたが、その中でもこの本は、とても良いほうの部類に入ると思う。

今流行りのマニュアル本のような体裁で、コンパクトで読みやすく分かり易い。
同時に、作者の熱意のようなものも感じられるし、また、この人はいわゆる英語のプロでは無いので、英語学習者の素朴な疑問のようなものに関しても、よく分っているように思えた。


・・・情報を送る側(話し手、書き手)にとっては特定であるが、情報を受け取る側(聞き手、読み手)にとっては不特定である場合の冠詞の使い方は日本人にとって理解しにくい・・・


このことは、私は、英会話学習の過程で気が付いてきたのだけれど、中学や高校の授業では、全然習わなかった気がする。

自分にとっても相手にとっても既知の出来事についてはthe。これは分かり易い。
けれど、自分は知っているけれど、相手は知らないものに対しては、theではなくaを使う。
このあたりは、日本人はよく分っていない人が多い気がした。

そして、実は、このことは、ネィテイブの子供でも初めは間違えるとのこと。
こういうネィテイブでも間違える、という部分は、語学を学習する上で要であることが多いと思うので、重点的に練習することは大切だと思った。

母親の病気が何か、段々と分ってきた。

けれどショックだったのは、今までのかかりつけ医の対応。
今回、引き出しの中に、無造作にしまってあった、健康診断データを整理して初めて気が付いたのだけれど、数年前から、血液検査の結果がひどく悪い。
それも、段々と悪くなっている。
かかりつけ医は、再検査をもっと真剣に勧めるなり、家族を連れてくるように言ったりするべきだったのだと思う。
特に、10年以上もお付き合いがあり、世間話も交わしていたりするような間柄なのだから。
それを、耳の遠い母親に、ただその場だけで説明し、能天気にかまえている彼女をただ放っておいたとしか思えないのだから。

まだその病気と決まったわけではないけれど、それだとした場合、未治療でも、症状が出てから3、4年で急性期に移行し、急激に悪くなるよう。
だとしたら、もうそれ程、時間は残されていない。

人が打ちのめされるのは、他人の行為そのものではなく、他人の冷たさ、無関心さを思い知ることにあると思う。少なくとも私の場合はそうだ。

けれど母親ときたら、全然変わらず能天気で無邪気。
こんなに私が心配しているというのに、相変わらず病気のことなんかより、年々薄くなった髪の毛のことのほうが気になるようで、幸せな人だな、と思う。
死んだら、この世に未練なんかなく、天の上でも光の中にでも、とっとと昇天していきそうだ。

さてどうしよう。

歯科医院へ

2008年10月7日 日常
今日はかかりつけの歯科医院へ。

大手のところなので、診歯医者さんも衛生士さんもたくさんいる。
歯医者さんは指名なので、いつもの人なのだけれど、問題は衛生士さん。色々な人に当たる。

今日の人は、乱暴でへたくそで意地悪で最悪だった。
大体、下手な人は時間もかかるのだけれど、最後のほうは、時間が押してきたのか、更にぞんざいになり、思わず私が”痛い!”みたいに跳ね上がると、逃げるようにおそらくは途中で(まだ奥歯までいっていなかった)強制終了し、いなくなった。

待合室にあったアンケートの葉書を思わず手に取り、バッグに入れた。 
詳細をしっかり書いてだそうか、ぼかして書こうか、思案中。
いっそのこと苦情の電話でも入れようかな・・・

歯のクリーニングとはいえ、ういんういん唸る機械を口の中に入れられる身としては、本当に怖いのだから

本日は上機嫌・

2008年10月3日 健康
9日間のお休みも今日でお終い。
結局、病院通いの付き添いに明け暮れただけのような気もするけれど、お陰で、人間の体に関する勉強が出来て良しとしよう。

しかしながら、いかに自分が体について知らなかったかを実感。
同時に、人間の体って、本当によく出来ているなぁと思った。
自分ときたら、消化器も循環器もすべてごちゃごちゃにしていたのだから。

母親の不調はすべて、循環器がらみ。
心臓の弁膜症は確かにあるのだけれど、これも高齢になると、多かれ少なかれ症状が出てくる人がどうやら多いようで、どうやら母親の場合は重症ではないよう。
また、心臓そのものも力強くビートしている。

そして肺。
これは画像を見る限り、大きくなっていて、先日の医師は、不調はそれから来ていることを指摘し、”肺気腫”もにおわせたけれど、しかしながら、母親は喫煙をしないし、もともとあまり風邪もひかず、セキもほとんどない性質。

それから、血液検査の結果がひどく悪い。
本当にびっくりするほど悪い。
赤血球、白血球、血小板、その他もろもろ、すべて数が異常に少ない。
これは骨の中の造血細胞がうまく働いておらず、当然赤血球が足りなければ酸素不足になり、それをカバーする為に肺や心臓に無理がたたったのでは?と思った。

こちらの心配をよそに、本人は”家にばかりいるのは退屈! あんたの顔も見飽きた!”そうで、昨日は、お天気が良いので、父親と一緒に外房の宿へ一泊してきた。

いつもは行くからには、あちこち寄ってくる人だけれど、さすがに今回は、朝一番で帰って来て、胸がぜいぜいすることもなかったそうで、上機嫌。

次回の診察の血液検査の結果を何とかよくしようと、私は今奮闘中。
ていうか、何でも興味をもって取り組むと、こんなことも面白い。

しかし、お医者代ってかかるなー。

もともと明るい性格なので、病状の割にはそれ程気にしていないように見える母親。

一方私ときたら、心配で心配で、舌は痛いわ、喉のヒステリー球は大きさを増すわ、また、胸は潰れるように痛い。その内、なんちゃって狭心症がまた出てきそう(これは案外痛いし、突然やってくるので困る)。

今日は、近所のぴかぴかの大学病院に出かけ、新しい先生とお会いしてきた。

とはいえ、ここに来るのは、実は初めてではない。


近所のかかりつけ医は、本来消化器系だし、前回、紹介状を書いてくださった時、”これからはこちらの大学病院で面倒を見てください”という風に伝えたつもりなのだそう。

それを何の勘違いか、大学病院側は、検査だけしてまたかかりつけ医に送り返してしまった。
だから、再度、今回は紹介状無しで、出かけた次第。

そして、今回は、前回かかった先生ではなく、別の先生にかかることにした。

というのは、前回、先生を選ぶ時、かかりつけ医が、

”おれさぁ、前に患者さんにA先生を紹介したら、感じが悪い、って後で言われちゃって。どうします? もう一人のB先生にしますか? こちらの先生は1週間に1回しか見えないのだけれど”

と、いうので、B先生にしたのだけれど。

けど、後で、母親のお友達の病院通の人が、
”あら! 私、A先生にかかったことがあるのだけれど、本当に本当に名医よ! あらいやだ!”などと言うので、どうせなら、今回はA先生に診て頂くことに。

そうしたら、この先生がビンゴ!
第一印象、第二印象ぐらいまでは、非常に悪かった。
特に第一印象。回れ右をして、帰りたくなるぐらいの酷さ。
オタク系というかアキバ系というか、暗そうだし、意地悪そう。愛想のかけらも無い。

けれど、何だろう? 最近は、医療裁判などをおそれてか、当たり障りのないことを言う医師が多いなか、この先生は、はきはきと思った事を自分の言葉で言うのに好感が持てた。
また、”タイピスト”としては、この先生のタイピングにも好感。非常に軽く、美しいキータイピング。
前回の先生はバタバタと麗しくなかったから(て、こんなことで医師を判断するべきでないのだろうけれど)。


おまけに、前回撮った画像を見て、
”肺がかなり大きい。息切れはこれから来ているかもしれない”と、おっしゃった。
これは目からウロコ。
今まで誰も指摘しなかったものなー。

6年前、弁膜症の手術をし、こちらは幸いな事に、自分の弁を修理するだけで済み、逆流もなくなったのに、何故か、運動時のぜーぜーは、まるで改善されなかった。
これが肺から来ているとなると、納得がいく。

一方、足のむくみは心臓から。
この2つのミックスタイプだったのだ、と、がてんがいった。

となると、はたして6年前の手術は必要だったのだろうか、という疑念が湧いたり。

まぁ過去のことは仕方が無いけれど。

どの先生を選ぶか。近所の循環器系のクリニックか、あるいは、この大学病院か。
”選択出来ない”自分としては、この間から随分迷ったけれど、これで一安心。

気のせいか、胸の痛みも少々良くなった。

ガラスの靴だって履けそうな、22センチの母親から長年、大きい大きいと言われてきたので、てっきり自分は、外反母趾の大きな足の持ち主だと思ってきたのだけれど、そうではないということに、最近やっと気が付いた。

先日、スーツなどオーダーしたので、靴も今までのような靴の千代田のドタ靴というわけにはいかず、重い気分でデパートなど周り、おそらくは資格を持っていると思われる店員さんと話していて、指摘された。

左足に比べ、右足は確かに”外反母趾”ぎみ(医師以外は本来は、この言葉は使ってはいけないのだそう)だけれど、それ程ではない。
また、親指の付け根以外の部分は、むしろ非常に細く、甲の部分もとても薄い。
その為、足が靴の中で前すべりしてしまい、合う靴を探すのが難しい、とのことだった。
こういう足の場合、バンドで甲にぎゅっと押さえるようなものが良いのだそう。

成るほどね。
確かに、言われてみれば、むくみのカケラも無い足。
未だかって幸いな事に、足がむくんだことなど無いもの。

ところで、”スーツを最近オーダーした”などと言ったせいだろうか。
どうやら、年配の店員さんは私のことを”就活中”と受け取ったらしい(-_-;)
将来、お子さんなどが生まれて、履くときの靴がどうしたこうした、などという話しを始め、面倒くさいので黙って聞いていたけれど、デパートってだから好きかな(^^)

結局、靴は近所のイオンで、就活向けを買った。
イオンは右も左も並べてあるし、自分で好きに箱を取れるので、気が楽。
今回、少しは自分の足の事が分ったとはいえ、難しい足の持ち主である自分が、いきなり高価な靴を買う勇気はやはりなかった。

イオン靴で練習し、次回、また検討します。

1週間ぐらい前から舌が痛い。
ピリピリひりひり、ちょうど火傷をしたような感じ。
中々治らない。
鏡で見ると、苔が多いような気がするし、中心部分に亀裂も走っている。
けれど、その割には、むしろ食事をしている時のほうが痛まないというのも変。

中々治りそうにないので、延期していた虫歯治療の予約を明日入れ、ついでに舌のことも伝えておいた。
その後、ネット検索してみたら、あっさりヒット。
家庭の医学では見つけられなかったのに、ネットではゾロゾロ出てきた。

○ 舌のヒリヒリした火傷をしたような痛み。
○ 時には上顎まで痛む。
○ 長期間痛む。
○ 40から50歳の几帳面で脅迫傾向のある女性に多い。

などなどまさにその通り。

数年続く?などとも説明されていて、うんざり。
喉のヒステリー球だけでもイライラするのに。

けど、ひとつ収穫があったのは、下記のサイト。
歯科系の心身症の専門の歯医者さんがやっていて、非常に熱意を感じられた。

顔の痛みやあごの痛みも心身症関係の場合が多い、と説明されていて、それらに私もまさに当てはまるので、なるほど、と思った。
よほど困ったら受診しよう、と思えるお医者さんに出会えることは、精神的に安心なので、本当に助かる。

http://atoyofpsd.net/


いましがたネットオークションに某文具を出品。

撮影して取り込んで入力してアップするのは結構面倒。

10年も前に買った趣味のものなので、本当は廃棄すれば良いのだろうけれど、どうも捨てることが出来ない。
単にケチということだけでなくて。
落札されれば良いと思う。

今夜は赤い月

2008年9月23日 日常
父親は祭日明けぐらいに退院してくるだろうから、なんとか旅行に行けるかな、と思っていたのだけれど、やっぱり駄目。中止。
今日、植木屋さんからの請求書が来て、その金額を見て思った。
旅行に行くのとほぼ、同じ値段。これじゃ行けない。

しかし、職人さんが入ったのが確か7月。
2ヶ月もたってからの請求は、あそこにしてみたら遅いほうでは決して無いというところがすごい。
もっと遅い時もあった。
この旧式さ加減、いいなぁ。

まだ未払いだってこと、すっかり忘れていたよ。

本当に良いもの

2008年9月21日 日常
高島屋で某画家の催し物を覗いた後、熊谷守一の本を立ち読みしていたら、涙が急にこぼれて困った。

本当に良いと思えるものというのは、この世にほんの少ししか無いと思う。
それは、はたして、普遍的なものなのか。それとも、人によって時代によって違ってくるものなのか。
後者の場合ももちろん多いと思うのだけれど、私はやはり、それらとは別に、この世には絶対的に美しいもの、正しいもの、良いものというのは、あるはずなのだと思う。

”良い””悪い”というのは単なるファクターにすぎず、”悪い”は悪いとは限らない。”良い”も良いとは限らない。
でも、そういった通常の”良い”とは別に、本当の”良い”というのが、この世にはあるのだそう。
その本当の良い、に、限りなく近いような何か。
そういうものを私は、絵にしろ、何にしろに求めてしまう。

http://kumagai-morikazu.jp/index.html

入院

2008年9月16日 日常
帰宅途中メールチェックしたら、母親からのものがあって、父親が入院したとのこと。

1週間程前からお腹をこわしていて、1日に30回ぐらいトイレに行っていたのだけれど、その間、”ガンだ! 入院する!”と言い続け、近所のM病院に電話をして断られていたりした。
今日は連休明けということで、かかりつけ医の所に行き、紹介状を貰って、念願の入院をした”らしい”。

”らしい”と書いたのは、母親が留守中のことだから。

夕方、M病院の看護師さんから電話がかかってきて、事態を知った母親が、慌ててかかりつけ医に電話をすると、”本人が入院したいということなので。病名? わかりません。検査もしていませんし”とのこと。

”先生は不機嫌そうだった。あの人は本当にこらえ性がない”。
母親は大激怒。

下痢も大分良くなっていたし、入院なんかしても、検査の連続で、本人はのんびり養生したいようだけれど、そうはいかないはず。
第一、M病院は、クルマでしか行けず、私達に負担がかかる。
急な腹下しがガンなんかであろうはずはないのだけれど。

先日、母親は心不全の発作。
こちらはかなり重篤で、かかりつけ医からは入院も勧められた。
その予後が完璧ではない、この時期の入院。
不思議な事に、母親の具合が悪くなると、必ず父親も具合が悪くなる、というか、自分でわざわざ病気になる。

以前、母親の心臓手術の時は、酔っ払って駅前で倒れ、耳を打ち、血を出し、入院。
これなども、病院からは、単なる打ち身、という診断だったのに、”脳出血だ!”と言い、周りにも”現代の医学だから治った。昔だったら死んでいた”と吹聴して、母親を激怒させている。

私は、来週からは、西日本に旅行なんですけれど。
母親の状態も大分良くなったようなので、行けるかな、と思っていたのですけれど。
明日、お金をおろし、病院まで手続きをしにクルマで行ったら、午前中つぶれるな・・・。

非常に腹立たしい。

先日、何気なく入った自由が丘のアロマショップ。書籍関係も充実していて、その中の一冊がこの本。
帰宅後、早速図書館で借りて読んだのだけれど、非常に感銘を受けた。

作者はもともとハーバード大学で医学を学んだ医師。なおかつ代替医療などにも興味があり、歴史、神話などにも造詣が深い、非常に”バランス”の取れた人。
健康とはこの”バランス”に他ならず、人は病気と非病気のエリアを行ったり来たりしながら、絶妙なバランスを取っているものだ、ということには、その通りだと思った。

・・・さらに解剖学的な個性は顔かたちや指紋にとどまらず、内蔵の逐一にまで及んでいる。胃の形態の多様性は鼻の形態の多様性に劣らない。この相違が多かれ少なかれ、人間の特定の病気に対する感受性の差異を与えている。・・・


これなんかも確かにそうだよね、と素直に思える。

また、植物のジギタリス(キツネのテブクロ)からジゴキシンが作られるのだけれど、ジギタリス時代の副作用の注意がそのままジゴキシンに持ち越され、実際は、精製薬であるジゴキシンには、そんな症状が出ず、いきなりもっと重い症状が出てくるのにも拘わらず、医学生の為の教科書には、そのまま、書いてあるというのには、うーん、と思った。
世の中、教科書に書いてあることをそのまま鵜呑みにして、疑問を挟まない、あるいは疑問に思っても深く追求したりしない人が多数派なのは、世の東西に関係ないのだな、と思った。

ジゴキシンは実はうちの母親も飲んでいる。
心不全のクスリだけれど、山に行って、キツネのテブクロを探してこようかな、などと思ったりして。
食べられる草、薬になる草、そういうことが分るようになれば、良いだろうな、と思う。
朝9時の予約で歯科医院へ。
この時間の都心は、通勤ラッシュは終わり、お店は開店前なので、非常にすがすがしい。
歯科医師も機嫌が良かった。
非常に好き嫌いの激しい自分だけれど、この先生には満足。
明るく丁寧。礼儀正しく、それでいて、かすかに個性の強さもちらりと覗く。
自分はやっぱり誰彼かまわず批判しているわけではなく、単に好みが強いだけなのかな、と思わせてくれるので有難い。

その後、神田の問屋さんみたいな所でスーツをオーダー。
初めての経験なので、出来上がりが不安。
最近はイオンのような所でも、レディースのスーツを置いてあるけれど、どうしても若い人の就活向けみたいなものが多い。
これだけ仕事を持つ女性が増えているのだから、もうちょっと高価な、でも手頃な値段のシンプルなスーツショップがあったら良いのに、と思う。

スーツって、便利だよね。

映画は取りやめ

2008年9月10日
”ダークナイト”を観に行こうと、今朝は早起きしたのだけれど、いまひとつ気乗りがしなく止める。
とことん暗そうだし、登場人物の一人はこの作品の直後、確か若くして急死しているはずだし、上映時間は長いし、落ち込みそうだから。
以前、やはり早起きして観に行った”パンズラビリンス”は、未だに思い出すと情緒不安定になっているし、やはり自分で気をつける必要がある。

バットマンシリーズは、オリジナルのコミックは軽い感じのものだと思うが(よく知らない)、映画は何故暗いのだろう。
ミシェル・ファイファーがキャットウーマンをやったものなんか、本当に悲しいお話し。
彼女は毎日毎日非常に憤りつつも表面上はにこやかに仕事をこなし、疲れきって仕事から帰ってきて、留守電にはどうでもいいようなメッセージがわんわん残されていて、精神的に切れるシーンには、おそらく共感を持つ人も多いのでは?、と思う。

いい加減、DVDプレイヤー、買わなきゃ、って思う。
大画面に対するこだわり、を自分に対する言い訳に使っているけれど、家で観たって良いと思う。
昔好きだったポカリスエットのCMを、ユーチューブで検索をかけたら、あっさりヒット。
今見ても、やっぱりいい。
この頃の宮沢りえは、無邪気で明るくて天真爛漫でよいなぁ。
今も雰囲気はあるけれど、この頃とは本当に別人。

http://jp.youtube.com/watch?v=gFdYXKtg3ik&;

http://jp.youtube.com/watch?v=_DRt7PsOfqs

こんな娘が側にいて、いつも笑わせてくれたら、どんなにか幸せだろうと思う。
いつまでも、このままでいて欲しかったかな。宮沢りえ。

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