5月23日の日記
2004年5月22日まるで梅雨に入ったみたい。
今日なんて殆ど梅雨寒。
私のネット環境は、今時ダイヤルアップ!なので、現在ブロードバンド化を考えているのだけれど、検討すればする程、何か憂鬱になる。
某ケーブル会社は、ラン接続?か何かについて、サポートはしないので、不具合があってもお客様の「自己責任」でお願いします、なんてホームページに書いてあるし。
やれやれ。
自己責任か・・・。
例のイラクより先に使っているのだろうか。
また、出来れば、今のメルアドは変えたくないので、プロバイダも変更したくない。
って、ADSLは断られたし、東京電力もうちの地域はダメ。
フレッツもどうやらマンションタイプはダメみたいだ。
うー。
面倒くさい。
だけど、「時代に後れることへの焦り」というのは、私の一種の脅迫観念なので、ブロードバンドしないことには落ち着かない。
うー。
今日なんて殆ど梅雨寒。
私のネット環境は、今時ダイヤルアップ!なので、現在ブロードバンド化を考えているのだけれど、検討すればする程、何か憂鬱になる。
某ケーブル会社は、ラン接続?か何かについて、サポートはしないので、不具合があってもお客様の「自己責任」でお願いします、なんてホームページに書いてあるし。
やれやれ。
自己責任か・・・。
例のイラクより先に使っているのだろうか。
また、出来れば、今のメルアドは変えたくないので、プロバイダも変更したくない。
って、ADSLは断られたし、東京電力もうちの地域はダメ。
フレッツもどうやらマンションタイプはダメみたいだ。
うー。
面倒くさい。
だけど、「時代に後れることへの焦り」というのは、私の一種の脅迫観念なので、ブロードバンドしないことには落ち着かない。
うー。
コメントをみる |

頑張ってみようか、とも・・・
2004年5月21日先日に引き続いて、スポーツクラブを見学。
この間のところと同じ系列なのだけれど、こちらはオープンが新しいのでとにかく綺麗。
やはりプールが新しいのは、有難い。
ヨガや太極拳、フラなどの私が興味がある分野の無料プログラムも充実しているし、インターネットやドリンクなどのコーナーもある。
これで、正会員で一万円というのは、バブルを経験している私の世代には、申し訳ないほどだ。
私は今までスポーツ及びスポーツをする人に対して、かなり偏見を持っていたので、この歳になるまでまともに運動をやった経験がない。
せっかく蓄えたエネルギーを、スポーツなんかで消費するなんて「もったいない!」と思っていたし、歯を食いしばって練習したり、試合に負けたら連帯責任でペナルティを負わされたり、体を壊すまで打ち込んだりするなんて馬鹿みたいだと思っていた。
今でもそういう気持ちには変わりはないのだけれど、だからといって、スポーツすべてを否定するのはやっぱり偏りがありすぎたのではないかな、と反省するようになってきた。
で、ダイビングとかヨガとかフラだとかが、マイブーム。
ダイビングといってもボンベを背負ったりするスキューバではなく、何メートルも限界まで潜るスキンダイビングでもなくて、シュノーケル程度の簡単なもの。
ヨガもスポーツインストラクターがブームに乗って教えてたりするようなものではなく、もっとスピリチュアルなもの。
とにかく強くなりたい。
精神的にも肉体的にも。
精神的に強くなるのはなかなか大変なことだけれど、でも肉体的に強くなれば、精神的にも少しは強くなれるような気に最近なってきた。
マニュアル嫌いの私だけれど、でもある意味、世の中なんて総てがマニュアルなんじゃないだろうかってふうにも思う。
怪我して、血が止まるのだって、体の中でマニュアルが働いているわけだし、誰かと恋に落ちるのだって、そこにはマニュアルが作れるのかもしれない。
ただ、余りに複雑すぎて、人間関係におけるマニュアル作りは難しいだけのような気も。
諦めきっている私だけれど、少し頑張ってみようかな、って思う。
幸せになる為のマニュアルだって、きっとあるはずだから。
この間のところと同じ系列なのだけれど、こちらはオープンが新しいのでとにかく綺麗。
やはりプールが新しいのは、有難い。
ヨガや太極拳、フラなどの私が興味がある分野の無料プログラムも充実しているし、インターネットやドリンクなどのコーナーもある。
これで、正会員で一万円というのは、バブルを経験している私の世代には、申し訳ないほどだ。
私は今までスポーツ及びスポーツをする人に対して、かなり偏見を持っていたので、この歳になるまでまともに運動をやった経験がない。
せっかく蓄えたエネルギーを、スポーツなんかで消費するなんて「もったいない!」と思っていたし、歯を食いしばって練習したり、試合に負けたら連帯責任でペナルティを負わされたり、体を壊すまで打ち込んだりするなんて馬鹿みたいだと思っていた。
今でもそういう気持ちには変わりはないのだけれど、だからといって、スポーツすべてを否定するのはやっぱり偏りがありすぎたのではないかな、と反省するようになってきた。
で、ダイビングとかヨガとかフラだとかが、マイブーム。
ダイビングといってもボンベを背負ったりするスキューバではなく、何メートルも限界まで潜るスキンダイビングでもなくて、シュノーケル程度の簡単なもの。
ヨガもスポーツインストラクターがブームに乗って教えてたりするようなものではなく、もっとスピリチュアルなもの。
とにかく強くなりたい。
精神的にも肉体的にも。
精神的に強くなるのはなかなか大変なことだけれど、でも肉体的に強くなれば、精神的にも少しは強くなれるような気に最近なってきた。
マニュアル嫌いの私だけれど、でもある意味、世の中なんて総てがマニュアルなんじゃないだろうかってふうにも思う。
怪我して、血が止まるのだって、体の中でマニュアルが働いているわけだし、誰かと恋に落ちるのだって、そこにはマニュアルが作れるのかもしれない。
ただ、余りに複雑すぎて、人間関係におけるマニュアル作りは難しいだけのような気も。
諦めきっている私だけれど、少し頑張ってみようかな、って思う。
幸せになる為のマニュアルだって、きっとあるはずだから。
コメントをみる |

本日はお日柄も良く・・・ないのだそう
2004年5月18日202号室の入居希望の方が、申込書を記入しに不動産やさんに来店したそう。
お父様の許可も無事に下りた模様。
が。
しかし!
本来なら、この時点で入金もして、契約は無事に完了するのだけれど、何でも入金はあさっての「大安」になるとの事だった。
馬鹿な私は意味がよく分からなかったので、了承してしまったのだけれど、後で考えると、どうも納得がいかないというか不安になる。
ようするに、日取りを気にしているってことだよね。
マンション購入じゃあるまいし。
そこまで気にかけるかなぁ。
まぁ人それぞれだけれど。
でも、お父さんが観にきたり、隣りの部屋のかたの素性を知りたがったり、引越予定日を伸ばしたり。
考えれば考えるほど、なぁ〜んか嫌な予感(笑)
不動産やさんによると、「初めての一人暮らしだから不安」とのことだけれど、ちょっと余りに細かすぎないだろうか?
チェックが厳しそうで、入居後が少し心配になる。
大体、この人、20代半ば過ぎの男性なんだよね。
女の子だったらまだ分かるのだけれど。
それに、仮申し込みから10日以上もキープするのは、完全に掟破り。
こっちは、他の不動産屋さんからの申し込みを蹴っているのだから。
お父さんの許可が必要なら、お父さんと一緒に見て歩くように!
って、本来ならガツンと、それでいて柔らかに言わなきゃいけないのだろうけれど。
いつもワンテンポずれて気がつく。
またまた自己嫌悪。
昔だったら、こういう状況でキャンセルが入ったら、手付金は手に入ったのだけれど、大分以前から行政の指導とかで、お金は総て返還することになっている。
あと2日は落ち着けないなぁ。
ここんところツマラナイ日記でスミマセン。
お父様の許可も無事に下りた模様。
が。
しかし!
本来なら、この時点で入金もして、契約は無事に完了するのだけれど、何でも入金はあさっての「大安」になるとの事だった。
馬鹿な私は意味がよく分からなかったので、了承してしまったのだけれど、後で考えると、どうも納得がいかないというか不安になる。
ようするに、日取りを気にしているってことだよね。
マンション購入じゃあるまいし。
そこまで気にかけるかなぁ。
まぁ人それぞれだけれど。
でも、お父さんが観にきたり、隣りの部屋のかたの素性を知りたがったり、引越予定日を伸ばしたり。
考えれば考えるほど、なぁ〜んか嫌な予感(笑)
不動産やさんによると、「初めての一人暮らしだから不安」とのことだけれど、ちょっと余りに細かすぎないだろうか?
チェックが厳しそうで、入居後が少し心配になる。
大体、この人、20代半ば過ぎの男性なんだよね。
女の子だったらまだ分かるのだけれど。
それに、仮申し込みから10日以上もキープするのは、完全に掟破り。
こっちは、他の不動産屋さんからの申し込みを蹴っているのだから。
お父さんの許可が必要なら、お父さんと一緒に見て歩くように!
って、本来ならガツンと、それでいて柔らかに言わなきゃいけないのだろうけれど。
いつもワンテンポずれて気がつく。
またまた自己嫌悪。
昔だったら、こういう状況でキャンセルが入ったら、手付金は手に入ったのだけれど、大分以前から行政の指導とかで、お金は総て返還することになっている。
あと2日は落ち着けないなぁ。
ここんところツマラナイ日記でスミマセン。
コメントをみる |

I’ve been busy lately
2004年5月15日春から秋は、活動の季節と決めているので、ここのところ私にしては何かと忙しい。
加えて202号室がなかなか決まらない。
朝、不動産やさんと電話。
取材旅行中の、保証人のお父様からやっと確認が取れたそうなのだが、今度は、そのお父様がわざわざ月曜日に部屋を見に来るのだそう(-_-;)
息子の初めての一人暮らしなので、心配なのだそう。
やれやれ。
女の子や、そして母親だったらたまにあるのだけれど、20代後半の、男の子で、ましてや父親となると、今までなかったケースだ。
一抹の不安。
親が出てくるケースは、断られる場合が多い。
何しろ、ボロなので(笑)
うーん。
だけど、うちとしては他の申し込みを一件断ってそちらに付き合っているわけだから、早く決めて欲しい。
仮申し込みがあってから、1週間を超えるわけだから。
加えて202号室がなかなか決まらない。
朝、不動産やさんと電話。
取材旅行中の、保証人のお父様からやっと確認が取れたそうなのだが、今度は、そのお父様がわざわざ月曜日に部屋を見に来るのだそう(-_-;)
息子の初めての一人暮らしなので、心配なのだそう。
やれやれ。
女の子や、そして母親だったらたまにあるのだけれど、20代後半の、男の子で、ましてや父親となると、今までなかったケースだ。
一抹の不安。
親が出てくるケースは、断られる場合が多い。
何しろ、ボロなので(笑)
うーん。
だけど、うちとしては他の申し込みを一件断ってそちらに付き合っているわけだから、早く決めて欲しい。
仮申し込みがあってから、1週間を超えるわけだから。
コメントをみる |

小説でもないし、エッセイでもない
2004年5月12日「本」のアイデアがひとつあるのだけれど、どういうふうに話を持ち込んでいいのか分からない。
以前、勇気を出して、某有名出版社に電話をしたことがあるのだけれど、アルバイトの女の子が出て、
「私は留守番なので、また連絡を下さい」
と言われて、結局そのままにしている。
イラストと写真と、ゲームと宗教を混ぜたような本。
不真面目に聞こえるかもしれないけれど、真面目で美しい感じに仕上がると思う。
子供向けでもあるし、大人向けでもある。
うー。
私は結構アイデアだけは色々あるのだけれど。
誰かプロデュースしてくれる人、いないかなぁ。
以前、勇気を出して、某有名出版社に電話をしたことがあるのだけれど、アルバイトの女の子が出て、
「私は留守番なので、また連絡を下さい」
と言われて、結局そのままにしている。
イラストと写真と、ゲームと宗教を混ぜたような本。
不真面目に聞こえるかもしれないけれど、真面目で美しい感じに仕上がると思う。
子供向けでもあるし、大人向けでもある。
うー。
私は結構アイデアだけは色々あるのだけれど。
誰かプロデュースしてくれる人、いないかなぁ。
コメントをみる |

バブルの残骸
2004年5月8日おとといは、東京の家に泊まる。
翌日、内装工事の人を呼んだり、古道具やさんを呼んだり。
バブル期に購入した絵を2点と、復刻タイプのブリューのビスクドール1体を、古道具屋さんに引き取ってもらう。
合わせて1万円にしかならなかった。
内訳は、油絵が5千円(といっても、額代にしかならないそう。)、お人形のほうも5千円。
高柳佐知子の水彩画にいたっては、状態がひどすぎることもあって、値は無し。
ただ捨てるに忍びないので、持って行ってもらう。
ある程度は覚悟はしていたけれど、ここまで値がつかないとは、ショックだった。
油絵は5万円ぐらいで買ったはずだし、お人形は7万円ぐらい、水彩画にいたっては10万!も出したのだ。
バブルというのがいかに異常な時代だったのかと、改めて思い知らされた。
私のような小娘が高価な絵を「買い漁る」とまではいかないまでも、当たり前のように購入していたのだから。
他にもまだ、数点、絵は残っている。
十時孝好という人のウサギの油絵と、マリー・ローランサンの版画。
マリー・ローランサンは、23万ぐらいしたはずだけれど、
「印刷だから値がつかない」
と言われ、納得がいかない。
これは、確か新宿のIデパートで買ったはず。
いくらバブル期とはいえ、仮にもデパートが印刷のものにこんな値段をつけるのだろうか?
とにかく、もう二度と、「モノ」は買わない。
高価なもの。残るもの。美しいもの。
総ては失われるし、色褪せ、そして重荷になってしまう。
本当に大切なものは、心にしっかりと刻み付ければ、それで充分。
そしてあまり過去を振り返らず、絶えず新しい思い出を作っていけたら、と思う。
翌日、内装工事の人を呼んだり、古道具やさんを呼んだり。
バブル期に購入した絵を2点と、復刻タイプのブリューのビスクドール1体を、古道具屋さんに引き取ってもらう。
合わせて1万円にしかならなかった。
内訳は、油絵が5千円(といっても、額代にしかならないそう。)、お人形のほうも5千円。
高柳佐知子の水彩画にいたっては、状態がひどすぎることもあって、値は無し。
ただ捨てるに忍びないので、持って行ってもらう。
ある程度は覚悟はしていたけれど、ここまで値がつかないとは、ショックだった。
油絵は5万円ぐらいで買ったはずだし、お人形は7万円ぐらい、水彩画にいたっては10万!も出したのだ。
バブルというのがいかに異常な時代だったのかと、改めて思い知らされた。
私のような小娘が高価な絵を「買い漁る」とまではいかないまでも、当たり前のように購入していたのだから。
他にもまだ、数点、絵は残っている。
十時孝好という人のウサギの油絵と、マリー・ローランサンの版画。
マリー・ローランサンは、23万ぐらいしたはずだけれど、
「印刷だから値がつかない」
と言われ、納得がいかない。
これは、確か新宿のIデパートで買ったはず。
いくらバブル期とはいえ、仮にもデパートが印刷のものにこんな値段をつけるのだろうか?
とにかく、もう二度と、「モノ」は買わない。
高価なもの。残るもの。美しいもの。
総ては失われるし、色褪せ、そして重荷になってしまう。
本当に大切なものは、心にしっかりと刻み付ければ、それで充分。
そしてあまり過去を振り返らず、絶えず新しい思い出を作っていけたら、と思う。
コメントをみる |

5月1日の日記
2004年5月1日母親が昨日、日帰りで秋田の角館まで桜を観に行く。
今朝、父親にそのことを話している。
「郵便ポストが、昔ながらの赤い丸いのがあったわよ。」
という母に対し、父親は、
「いやあ、田舎だから新しいのにする予算が無いんだな。気の毒に。」
と、言っている。
うーん。
なんていうか、歳を取るというのは悲しいことだ。
昔からずれた人だったけれど、最近はもう何て言ったらわからない範疇だ。
角館の人にしてみたって、せっかくの配慮を「予算が無い」で片付けられたら、それこそ気の毒というものだろう。
今朝、父親にそのことを話している。
「郵便ポストが、昔ながらの赤い丸いのがあったわよ。」
という母に対し、父親は、
「いやあ、田舎だから新しいのにする予算が無いんだな。気の毒に。」
と、言っている。
うーん。
なんていうか、歳を取るというのは悲しいことだ。
昔からずれた人だったけれど、最近はもう何て言ったらわからない範疇だ。
角館の人にしてみたって、せっかくの配慮を「予算が無い」で片付けられたら、それこそ気の毒というものだろう。
コメントをみる |

4月28日の日記
2004年4月28日昨晩は赤い半月が出ていた。
真夜中にほっちからメールが来て、しばし二人で観月。
メールのやり取りを交わす。
電話よりずっといいかも。
で、興がのって、
「いつか観月会をやりたいよね。一晩中ただ月を観るの。
どこか田舎で。」
と、書いたのだけれど、後で不安になる。
私のこういう発言はあくまでその時の気分にすぎない。
半分は本気。
半分はいい加減。
誰でも皆、そういうところはあると思うのだけれど、でも、私の場合は特にその傾向が強いのかもと、最近自覚した。
戯れに言ったプランを本気に取られ、後で違えることに四苦八苦することが本当によくある。
だから、やっぱり喋るときは慎重にならざるえない。
って、だからTさんに「本心を見せない」なんて言われるのだろうけれど。
真夜中にほっちからメールが来て、しばし二人で観月。
メールのやり取りを交わす。
電話よりずっといいかも。
で、興がのって、
「いつか観月会をやりたいよね。一晩中ただ月を観るの。
どこか田舎で。」
と、書いたのだけれど、後で不安になる。
私のこういう発言はあくまでその時の気分にすぎない。
半分は本気。
半分はいい加減。
誰でも皆、そういうところはあると思うのだけれど、でも、私の場合は特にその傾向が強いのかもと、最近自覚した。
戯れに言ったプランを本気に取られ、後で違えることに四苦八苦することが本当によくある。
だから、やっぱり喋るときは慎重にならざるえない。
って、だからTさんに「本心を見せない」なんて言われるのだろうけれど。
コメントをみる |

風の十二方位(オメラスから歩み去る人々)
2004年4月26日 読書 コメント (3)
ISBN:4150103992 文庫 Ursula K. Le Guin 早川書房 1980/07 ¥840
この世のどこかにオメラスという町があって、そこは豊かで平和で美しいところで、聡明な人々が暮らしている。
でも、町の中心の市庁舎の地下には牢があって、小さな男の子が一人、鎖に繋がれ、飢えて、閉じ込められている。
そう。
この町の幸せは、すべてこの男の子の犠牲のもとに成り立っているのだ。
けれど、これはいわば運命のようなもので、誰にもそれを変えることは出来ない。
男の子を解放して、その代わり町が不幸になるとか、そういう選択肢は無い。
未来永劫、この男の子の不幸は続く。
それは運命なのだ。
で、人々は諦める。
心を痛めながらも、男の子のことは忘れ去り、口には出さないよう、心がける。
でも、それでも中には、どうしてもそれが出来ない人々がいる。
そして、こういう人達が、年に数人ぐらいだろうか、豊かなオメラスを捨てて、外に出て行くのだ。
危険な荒野へ。
ル・グィンの「オメラスから歩み去る人々」(?)は、確かこういうお話だったと思う。
で、私達はいわば「オメラス」に暮らしている人々だと思う。
私達の幸せは、やはり犠牲のもとに成り立っているのだけれど、私達にはどうすることも出来ない。
でも、果たして本当にそうなのだろうか?
危険を顧みず、自国の政府に迷惑をかけたと非難されようと、何かに駆り立てられて、飛び込んでいく人々を私は「naive」とは思えない。
この世のどこかにオメラスという町があって、そこは豊かで平和で美しいところで、聡明な人々が暮らしている。
でも、町の中心の市庁舎の地下には牢があって、小さな男の子が一人、鎖に繋がれ、飢えて、閉じ込められている。
そう。
この町の幸せは、すべてこの男の子の犠牲のもとに成り立っているのだ。
けれど、これはいわば運命のようなもので、誰にもそれを変えることは出来ない。
男の子を解放して、その代わり町が不幸になるとか、そういう選択肢は無い。
未来永劫、この男の子の不幸は続く。
それは運命なのだ。
で、人々は諦める。
心を痛めながらも、男の子のことは忘れ去り、口には出さないよう、心がける。
でも、それでも中には、どうしてもそれが出来ない人々がいる。
そして、こういう人達が、年に数人ぐらいだろうか、豊かなオメラスを捨てて、外に出て行くのだ。
危険な荒野へ。
ル・グィンの「オメラスから歩み去る人々」(?)は、確かこういうお話だったと思う。
で、私達はいわば「オメラス」に暮らしている人々だと思う。
私達の幸せは、やはり犠牲のもとに成り立っているのだけれど、私達にはどうすることも出来ない。
でも、果たして本当にそうなのだろうか?
危険を顧みず、自国の政府に迷惑をかけたと非難されようと、何かに駆り立てられて、飛び込んでいく人々を私は「naive」とは思えない。
4月25日の日記
2004年4月25日昨日は、Tさんから酷い罵詈雑言のメールを貰う。
びっくり・・・・としか、言いようがない。
私が何をしたというのだろう?
「目黒まで役所仕事を片付けに行って、その帰りに白金あたりを散策。
お寺がたくさんあって、とても情緒溢れるエリアだった。」
というようなメールを送ったら、
「”役所”っていったい何の役所なの? 南の島ってどこなの?
浮世離れした本を読んだって何の本なの? 何故隠すの? 何故教えてくれないの?
私を信用出来ないの? 馬鹿にしないで! すごく傷つきます。」
という、メールが送り返されてきた(-_-;)
「役所」には、教育訓練給付金のことで行ったのだけれど、別に書く必要があるかなぁ。
私は白金の散歩の話しを書きたかったんだし。
この間行った「南の島」はバリ島のことだけれど、そして彼女には確かに「南の島」にバケーションに行くと言ったけれど、別に隠したわけじゃない。
「南の島」って言葉の響きを楽しんだだけ。
そして島に持っていった本は、サトクリフの「アーサー王物語」。
彼女の趣味じゃないだろうから、別に書かなかっただけの話しだ。
湖の騎士だの、王妃ギネビアだの、マーリンだのエクスカリバーだのと言っても、興味がないよね?
うーん。
どう対処していいか分からないので、一日置いて今日、メールを書いておいた。
なるべくシンプルに、こちらの気持ちと、そして「南の島」はバリ島のことなどを説明。
そうしたら、すぐに返事が来て、あっさりと機嫌をなおし、
「・・・セッションで追求されるので、ピントの合わない話は気になるし、心を持てあそばれている感じがする・・」
と、のこと。
やれやれ。
やっぱ、一種のスピリチュアル系なのね。
歳を取って、ますますこの傾向が強まってきたような。
何しろ私より二回り年上だし、天涯孤独のようなものだし、私と似ている部分もあるので、放っておけない気もするのだけれど、でもちょっとやっていけないかもなぁ。
びっくり・・・・としか、言いようがない。
私が何をしたというのだろう?
「目黒まで役所仕事を片付けに行って、その帰りに白金あたりを散策。
お寺がたくさんあって、とても情緒溢れるエリアだった。」
というようなメールを送ったら、
「”役所”っていったい何の役所なの? 南の島ってどこなの?
浮世離れした本を読んだって何の本なの? 何故隠すの? 何故教えてくれないの?
私を信用出来ないの? 馬鹿にしないで! すごく傷つきます。」
という、メールが送り返されてきた(-_-;)
「役所」には、教育訓練給付金のことで行ったのだけれど、別に書く必要があるかなぁ。
私は白金の散歩の話しを書きたかったんだし。
この間行った「南の島」はバリ島のことだけれど、そして彼女には確かに「南の島」にバケーションに行くと言ったけれど、別に隠したわけじゃない。
「南の島」って言葉の響きを楽しんだだけ。
そして島に持っていった本は、サトクリフの「アーサー王物語」。
彼女の趣味じゃないだろうから、別に書かなかっただけの話しだ。
湖の騎士だの、王妃ギネビアだの、マーリンだのエクスカリバーだのと言っても、興味がないよね?
うーん。
どう対処していいか分からないので、一日置いて今日、メールを書いておいた。
なるべくシンプルに、こちらの気持ちと、そして「南の島」はバリ島のことなどを説明。
そうしたら、すぐに返事が来て、あっさりと機嫌をなおし、
「・・・セッションで追求されるので、ピントの合わない話は気になるし、心を持てあそばれている感じがする・・」
と、のこと。
やれやれ。
やっぱ、一種のスピリチュアル系なのね。
歳を取って、ますますこの傾向が強まってきたような。
何しろ私より二回り年上だし、天涯孤独のようなものだし、私と似ている部分もあるので、放っておけない気もするのだけれど、でもちょっとやっていけないかもなぁ。
コメントをみる |

4月23日の日記
2004年4月22日歯医者へ行く。
数ヶ月来の左奥歯の痛みのせいなのだけれど、何だかまたしても原因不明みたいだ。
半分出かかって止まったままの、親不知の歯茎の炎症を先生は指摘したのだけれど、
「痛いでしょう?」
と、指でグイグイ押されても全然痛くないんですけれど(-_-;)
「だけど、膿が出ていますよ。」
と納得しない様子。
でも痛くないんです(笑)
何ていうか、普段は痛くないのだけれど、物を咬むときだけ、ズキンと痛む感じ。
まぁ一応マイナーな虫歯もあったので、それを治療することになった。
私は顎関節症気味で口は開かないし、喉の異物感(ヒステリー球)は相変わらず続いているし、で、かなり扱い辛い患者だったと思う。
すみません。
うちは、祖父、父親、二人の叔父、と、歯医者だらけだったりするので、私の歯医者経験価は、実はかなり低い。
身内を除いては、3人だけだ。
会社の近くの歯科医院の先生と、父親の出身大学の先生と、後は、今の先生だ。
会社の近くの歯科医師は、麻酔を使わないとかいう方針の人で、ガリガリ削られて酷い目にあった。
同窓会割引に釣られて出かけていった大学病院は、父親の紹介状があったせいか、結構年配の先生が割り当てられた。
下手だった(-_-;)
で、今の先生なのだけれど、私的には、感じも良いし、技術もあるように感じられるのだけれど、何しろ比較対照する経験が少なすぎるので、よく分からない(笑)
祖父は小学校を出て、歯医者の家に奉公に行って、そして国家試験に受かって歯医者になった。
その頃、歯医者になるには二つの方法があって、一つは歯医者の学校を出ること。
この場合、無試験で資格を取れる。
もうひとつは、祖父のように国家試験に受かること。
この国家試験は、超難しかったらしい。
そうだよね。
祖父みたいに小学校しか出ていない人間に、一応「医師」の資格を与えるのだから、難しいのも道理だ。
今から何十年か前までは、小学校卒の歯医者がいたんだよね。
今でもネパールとかじゃ、そうかなぁ。
数ヶ月来の左奥歯の痛みのせいなのだけれど、何だかまたしても原因不明みたいだ。
半分出かかって止まったままの、親不知の歯茎の炎症を先生は指摘したのだけれど、
「痛いでしょう?」
と、指でグイグイ押されても全然痛くないんですけれど(-_-;)
「だけど、膿が出ていますよ。」
と納得しない様子。
でも痛くないんです(笑)
何ていうか、普段は痛くないのだけれど、物を咬むときだけ、ズキンと痛む感じ。
まぁ一応マイナーな虫歯もあったので、それを治療することになった。
私は顎関節症気味で口は開かないし、喉の異物感(ヒステリー球)は相変わらず続いているし、で、かなり扱い辛い患者だったと思う。
すみません。
うちは、祖父、父親、二人の叔父、と、歯医者だらけだったりするので、私の歯医者経験価は、実はかなり低い。
身内を除いては、3人だけだ。
会社の近くの歯科医院の先生と、父親の出身大学の先生と、後は、今の先生だ。
会社の近くの歯科医師は、麻酔を使わないとかいう方針の人で、ガリガリ削られて酷い目にあった。
同窓会割引に釣られて出かけていった大学病院は、父親の紹介状があったせいか、結構年配の先生が割り当てられた。
下手だった(-_-;)
で、今の先生なのだけれど、私的には、感じも良いし、技術もあるように感じられるのだけれど、何しろ比較対照する経験が少なすぎるので、よく分からない(笑)
祖父は小学校を出て、歯医者の家に奉公に行って、そして国家試験に受かって歯医者になった。
その頃、歯医者になるには二つの方法があって、一つは歯医者の学校を出ること。
この場合、無試験で資格を取れる。
もうひとつは、祖父のように国家試験に受かること。
この国家試験は、超難しかったらしい。
そうだよね。
祖父みたいに小学校しか出ていない人間に、一応「医師」の資格を与えるのだから、難しいのも道理だ。
今から何十年か前までは、小学校卒の歯医者がいたんだよね。
今でもネパールとかじゃ、そうかなぁ。
コメントをみる |

4月21日の日記
2004年4月20日今日の朝日の朝刊だったと思うけれど、首相の靖国参拝問題についての文章が載っていて、そこに、
「・・神社というのは、そもそも殺された敵に対して建てられるもので、味方の為のものではない。自国の戦没者のための神社という考え方自体、西洋文明の影響を受けている。」
みたいな事が書いてあって、はっとした。
で、筆者をみたら、梅原猛(-_-;)
なるほどね。
やっぱ、この人は、私の心の琴線に触れるというか、面白い。
靖国はどう考えたって違憲だと思う。
っていうか、もうそろそろ直接の遺族もいなくなる頃だから、ターニングポイントに来ているのではないだろうか。
「・・神社というのは、そもそも殺された敵に対して建てられるもので、味方の為のものではない。自国の戦没者のための神社という考え方自体、西洋文明の影響を受けている。」
みたいな事が書いてあって、はっとした。
で、筆者をみたら、梅原猛(-_-;)
なるほどね。
やっぱ、この人は、私の心の琴線に触れるというか、面白い。
靖国はどう考えたって違憲だと思う。
っていうか、もうそろそろ直接の遺族もいなくなる頃だから、ターニングポイントに来ているのではないだろうか。
コメントをみる |

NOVA、最後の授業・・・?
2004年4月18日昨日は、ほっちと青山へ。
青山墓地でうちの親戚のお墓参りと、有名人のお墓の探索。
その後、食事をしたり、岡本太郎記念館に行ったり、お茶をしたりしたら、とても疲れてしまった。
肉体的な疲れもだけれど、やはりそれ以上に精神的な疲労が大きいのだと思う。
ほっちとは仲良くなりだしてから、すでに一年以上。
そろそろ、気の緩みが出てくる頃だ。
油断をして、うっかりしたことを言ったりしないよう、すごく気を使う。
相手を傷つけることも不本意だけれど、隙を見せて、向こうに付け入られたりするのも、すごく嫌だ。
人は時として酷く残酷になるから、傷つけられるのが嫌だったら、常に車間距離をとって、いつまでも他人行儀でいるのがいいのだと最近悟った次第。
なんてね。
こんなんじゃ、恋人はおろか、一生友達も出来ないよね〜。
青山の糖朝でお茶をした後は、電車に乗ってNOVAへ。
まだ、少し時間があったので、本屋さんへ寄ったのだけれど、ほっちも着いて来た。
嬉しい反面、やっぱ、気を使ったかなぁ(笑)
NOVAは実は、この日が最後。
教育訓練給付金コースも無事に一年間、終えることが出来た。
NOVAとはいえ、何か感慨深い。
いつもと変わらないレッスンだったけれどね。
VOICEに申し込んだから、完璧にNOVAを卒業したというわけではないけれど、何かやっぱり寂しい・・・かな、と言ってみるテスト。
青山墓地でうちの親戚のお墓参りと、有名人のお墓の探索。
その後、食事をしたり、岡本太郎記念館に行ったり、お茶をしたりしたら、とても疲れてしまった。
肉体的な疲れもだけれど、やはりそれ以上に精神的な疲労が大きいのだと思う。
ほっちとは仲良くなりだしてから、すでに一年以上。
そろそろ、気の緩みが出てくる頃だ。
油断をして、うっかりしたことを言ったりしないよう、すごく気を使う。
相手を傷つけることも不本意だけれど、隙を見せて、向こうに付け入られたりするのも、すごく嫌だ。
人は時として酷く残酷になるから、傷つけられるのが嫌だったら、常に車間距離をとって、いつまでも他人行儀でいるのがいいのだと最近悟った次第。
なんてね。
こんなんじゃ、恋人はおろか、一生友達も出来ないよね〜。
青山の糖朝でお茶をした後は、電車に乗ってNOVAへ。
まだ、少し時間があったので、本屋さんへ寄ったのだけれど、ほっちも着いて来た。
嬉しい反面、やっぱ、気を使ったかなぁ(笑)
NOVAは実は、この日が最後。
教育訓練給付金コースも無事に一年間、終えることが出来た。
NOVAとはいえ、何か感慨深い。
いつもと変わらないレッスンだったけれどね。
VOICEに申し込んだから、完璧にNOVAを卒業したというわけではないけれど、何かやっぱり寂しい・・・かな、と言ってみるテスト。
コメントをみる |

4月15日の日記
2004年4月15日昨日は東京の家に泊まる。
朝、内装工事のおじさんと打ち合わせ。
ビニール袋いっぱいのサヤエンドウを貰った。
静岡の実家で作った、正真正銘の無農薬野菜なのだそう。
自分も引退したら静岡に戻って、野菜を作るんだと楽しそうに話していた。
成る程ね。
会社を大きくしようだとか、もっと売り込みをしようとか、そういう欲がこのおじさんから感じられないのも道理。
東京は所詮、仮の場所なのだ。
でも、こういう人に仕事を頼むというのは、良いんだか悪いんだか(笑)
朝、内装工事のおじさんと打ち合わせ。
ビニール袋いっぱいのサヤエンドウを貰った。
静岡の実家で作った、正真正銘の無農薬野菜なのだそう。
自分も引退したら静岡に戻って、野菜を作るんだと楽しそうに話していた。
成る程ね。
会社を大きくしようだとか、もっと売り込みをしようとか、そういう欲がこのおじさんから感じられないのも道理。
東京は所詮、仮の場所なのだ。
でも、こういう人に仕事を頼むというのは、良いんだか悪いんだか(笑)
コメントをみる |

4月11日の日記
2004年4月10日5日間の旅行から帰ってきて、桜がまだ咲いていたのには驚いた。
今年は開花の後、寒さがぶり返したので、開花期間が長いのだそう。
今日は久しぶりの出勤。
他部署に移動になっていたMさんが、何年かぶりかで戻ってきていた。
相変わらず、花がこぼれるような微笑。
年を取って、ますます良い顔になった。
でも、あの頃のメンバーで残っているのは、もう僅かしかいないだろう。
何か色々と凹む一日。
孤独感や自己嫌悪に打ちひしがれる。
よく、いつになっても人生はやり直しが利くなどというけれど、それはその人の能力にもよる。
昔、社長だったホームレスは、また社長になれるかもしれないけれど、小さい頃からずっと負けグループだった人には、やはり無理だろう。
昨日読み終えた本。
「父から子への南洋だより」中島敦
例の「山月記」の作者だ。
役人としてサイパンだのパラオ諸島だのに滞在した時、日本に残した家族へ書いた手紙の書簡集だ。
昭和16年から、1年あまりの赴任。
時代がよく出ている。
今年は開花の後、寒さがぶり返したので、開花期間が長いのだそう。
今日は久しぶりの出勤。
他部署に移動になっていたMさんが、何年かぶりかで戻ってきていた。
相変わらず、花がこぼれるような微笑。
年を取って、ますます良い顔になった。
でも、あの頃のメンバーで残っているのは、もう僅かしかいないだろう。
何か色々と凹む一日。
孤独感や自己嫌悪に打ちひしがれる。
よく、いつになっても人生はやり直しが利くなどというけれど、それはその人の能力にもよる。
昔、社長だったホームレスは、また社長になれるかもしれないけれど、小さい頃からずっと負けグループだった人には、やはり無理だろう。
昨日読み終えた本。
「父から子への南洋だより」中島敦
例の「山月記」の作者だ。
役人としてサイパンだのパラオ諸島だのに滞在した時、日本に残した家族へ書いた手紙の書簡集だ。
昭和16年から、1年あまりの赴任。
時代がよく出ている。
コメントをみる |

4月8日の日記
2004年4月8日昨日の朝、帰国。
全体的に良い旅だったと思うけれど、皮膚トラブルをおこしてしまったので、鬱鬱気分のまま、家に篭っている。
明日の岡本太郎記念館行きもキャンセルしてしまった。
ごめんね。ほっち。
ホテルは、ガイドブックで見つけ、インターネットでチェックし、そして直接電話をして予約を取ったもの。
プールとバスルームこそ付いてはいるけれど、あとはなあんにもない処。
電話、テレビ、冷蔵庫、ルームサービス、何も無い。
田んぼと椰子の木に囲まれていて、夜になると真っ暗。
幸い満月前後だったのだけれど、お月様というのがこんなに明るいものだと、改めて実感した。
部屋の中には、ヤモリ、外には、蛍、カエル、ヘビ、トカゲ。
いろいろなものがいた。
ニワトリは、ヒヨコを連れて歩き回っていて、ニワトリとは思えないほど痩せている。
そしてそのせいか、足がすごく逞しく太く見える。
犬はなんかどれもオッカナイ感じで、気軽に触るどころか、目を合わせたり出来ない雰囲気。
まさに番犬。
実際、農村地帯を歩いたときは、随分吠えられた。
で、何にもしなかった。
朝、ホテルで朝食を食べた後は、ガイドブックに載っていたウォーキングコースを散策。
食事をした後は、プールサイドでゴロゴロし、そのあと、マッサージ。
そして夕食。
そんな感じだった。
眠る前、テラスに座ってぼんやりし、カエルの鳴き声や遠くから微かに届いてくるお祭りの音楽を聴くのも良かった。
シーズンオフのせいか、ホテルはかなりガラガラ。
お客より従業員のほうが多い感じ。
私的には、満足だったのだけれど・・・・・、でも本当はどうなのかなぁ。
「満足」と自分に言い聞かせているのかもしれない。
そうじゃないと、惨めだから。
いつか誰かと、本当に大好きな誰かと、また来れたらいいなぁと思う。
http://www.artinicottage.com/artini3/index.htm
全体的に良い旅だったと思うけれど、皮膚トラブルをおこしてしまったので、鬱鬱気分のまま、家に篭っている。
明日の岡本太郎記念館行きもキャンセルしてしまった。
ごめんね。ほっち。
ホテルは、ガイドブックで見つけ、インターネットでチェックし、そして直接電話をして予約を取ったもの。
プールとバスルームこそ付いてはいるけれど、あとはなあんにもない処。
電話、テレビ、冷蔵庫、ルームサービス、何も無い。
田んぼと椰子の木に囲まれていて、夜になると真っ暗。
幸い満月前後だったのだけれど、お月様というのがこんなに明るいものだと、改めて実感した。
部屋の中には、ヤモリ、外には、蛍、カエル、ヘビ、トカゲ。
いろいろなものがいた。
ニワトリは、ヒヨコを連れて歩き回っていて、ニワトリとは思えないほど痩せている。
そしてそのせいか、足がすごく逞しく太く見える。
犬はなんかどれもオッカナイ感じで、気軽に触るどころか、目を合わせたり出来ない雰囲気。
まさに番犬。
実際、農村地帯を歩いたときは、随分吠えられた。
で、何にもしなかった。
朝、ホテルで朝食を食べた後は、ガイドブックに載っていたウォーキングコースを散策。
食事をした後は、プールサイドでゴロゴロし、そのあと、マッサージ。
そして夕食。
そんな感じだった。
眠る前、テラスに座ってぼんやりし、カエルの鳴き声や遠くから微かに届いてくるお祭りの音楽を聴くのも良かった。
シーズンオフのせいか、ホテルはかなりガラガラ。
お客より従業員のほうが多い感じ。
私的には、満足だったのだけれど・・・・・、でも本当はどうなのかなぁ。
「満足」と自分に言い聞かせているのかもしれない。
そうじゃないと、惨めだから。
いつか誰かと、本当に大好きな誰かと、また来れたらいいなぁと思う。
http://www.artinicottage.com/artini3/index.htm
コメントをみる |

4月2日の日記
2004年4月2日明日、出発。
もって行く本は、去年と同じサトクリフの「アーサー王物語」と、横森理香の「キレイ道場」(-_-;)
浮世離れした気分になるには、「南の島」と「中世騎士道」という組み合わせは持ってこいだし、同年齢の横森理香のコスメだの断食だのの話は、嫌に成る程こっちの興味のツボとはまっていて、飛行機とかで読むにはぴったり。
では、行ってきます。
もって行く本は、去年と同じサトクリフの「アーサー王物語」と、横森理香の「キレイ道場」(-_-;)
浮世離れした気分になるには、「南の島」と「中世騎士道」という組み合わせは持ってこいだし、同年齢の横森理香のコスメだの断食だのの話は、嫌に成る程こっちの興味のツボとはまっていて、飛行機とかで読むにはぴったり。
では、行ってきます。
コメントをみる |

山桜もいい
2004年4月1日昨日は、東京の家に泊まる。
今日は9時半と、私にしては早起きが出来たので、一日色々なことが出来て、満足。
庭をいじり、部屋の掃除をし、祐天寺を歩き、中目黒から代官山を通って恵比寿まで歩いた。
その後、有楽町西武で、南の島へ持っていくUV指数が高い夏用ファンデを買う。
目黒川のほとりは、花見客がわんさかいた。
坂を登って、山手通り沿いの交番の脇へ抜けたのだけれど、途中大きなお屋敷跡といったような空き地を通った。
門柱や階段や、そして木々はそのまま残されていて、特に日暮れ時でもあったので、何ともいえない風情。
代官山と中目黒の中間にあって、喧騒が不思議とポッカリと抜けている。
この庭に、染井吉野と山桜と、両方があった。
共に盛りだったけれど、ピンクが濃い染井吉野より、白が勝った山桜も案外良いかもしれない。
染井吉野は江戸時代に出来た園芸品種だから、いわゆる西行とかが観ていたのは、山桜のほうだ。
白くて、そして、染井吉野と違って、花と一緒に葉も少し見られる。
いま桜、咲きぬと見えて薄曇り・・・だったけ。
下の句は忘れた。
作者は式子内親王だったと思う。
和歌だとかを夢中になって読んだのは、二十歳ぐらいの時だから、あれから私は倍の歳になったことになる。
信じられない。
花だけは変わらないけれど。
今日は9時半と、私にしては早起きが出来たので、一日色々なことが出来て、満足。
庭をいじり、部屋の掃除をし、祐天寺を歩き、中目黒から代官山を通って恵比寿まで歩いた。
その後、有楽町西武で、南の島へ持っていくUV指数が高い夏用ファンデを買う。
目黒川のほとりは、花見客がわんさかいた。
坂を登って、山手通り沿いの交番の脇へ抜けたのだけれど、途中大きなお屋敷跡といったような空き地を通った。
門柱や階段や、そして木々はそのまま残されていて、特に日暮れ時でもあったので、何ともいえない風情。
代官山と中目黒の中間にあって、喧騒が不思議とポッカリと抜けている。
この庭に、染井吉野と山桜と、両方があった。
共に盛りだったけれど、ピンクが濃い染井吉野より、白が勝った山桜も案外良いかもしれない。
染井吉野は江戸時代に出来た園芸品種だから、いわゆる西行とかが観ていたのは、山桜のほうだ。
白くて、そして、染井吉野と違って、花と一緒に葉も少し見られる。
いま桜、咲きぬと見えて薄曇り・・・だったけ。
下の句は忘れた。
作者は式子内親王だったと思う。
和歌だとかを夢中になって読んだのは、二十歳ぐらいの時だから、あれから私は倍の歳になったことになる。
信じられない。
花だけは変わらないけれど。
コメントをみる |
