鬱の反対

2004年1月7日
世の中「鬱」流行りだけれど、うちの弟はその対極にいるような人間だ。
仕事もスクールも家族サービスもめいっぱいやっていて、おそらくは睡眠時間など殆ど無いのではないだろうか?
そして、どうやらそれを自分の家族にも「押し付けて」いるようなのだ。

2日の日、遊びに来たときも、「サッカーを観てから来る」と言っていたので、私達はてっきりテレビ観戦だと思っていたのだけれど、これが何とスタジアムまで行ったのだと判明。
1歳7ヶ月と5歳の子供連れでだ。
この寒空にお昼過ぎから競技場で過ごし、その後、こちらに寄り、帰宅の途についたのが夜の9時過ぎ。
何か、子供達が可愛そうになってしまった。

U君はまだ5歳だというのに、夜遅くなってもちっともぐずりもせず、ゲームに付き合っていた(弟のほうがゲームをやりたがっていた・・)

弟とはいえ、もう別の家庭の人間なのだから、大きなお世話なのだろうけれど、何だかU君の為にも口を出さなければいけないような気になってくる。
U君は礼儀正しくダダもこねないけれど、ちっとも子供らしくないというか、お喋りもせず、電車や犬や猫や歌やお絵かきなどにも全然興味を示さない。
夢中になっているのは、パズル類だけ。
なんだか、弟の育て方に原因があるような気も。

やれディズニーランドに新しいホテルが出来たとか、大きな観覧車が出来たとか、そんなとこばっかり連れ歩いていたから、もっと身近な感性が育つようなことがなってないのだと思う。

でも、もちろん弟本人には自覚はない。
自分は、一生懸命家族サービスをやっていると思っているのだから。
やれやれ。
昔は彼はこんな人間じゃなかったと思うのだけれどなぁ。
大学を出て、20年近くも政治家なんてやっていると、こういう感性のカケラもないようなタイプになっちゃうのだろうか。

自衛隊?

2004年1月5日
ところで自衛隊ってイラクに何をしに行くのだろう?
どうも自衛隊というと、災害救助ってイメージしかないから、イラクに行っても瓦礫かなにかを片付ける、みたいな絵しか浮かばないのだけれど。

いっそのこと、病院でも学校でも給水施設でも建設したりすることは出来ないのかなぁ。

治安維持っていっても、自衛隊が行くことによってテロが増えて、よけい治安が悪くなったりするかもしれないし。
まあ難しいよね。

今日の日記

2004年1月3日
仕事始め。
着物を着て行こうかとも思ったけれど、別に初詣帰りでもないので自重する。
さっそくOJTがあったり、いつも通りの一日。
Sはお正月が嫌いなので、「マグロ漁船にでも乗りたい気分」などと言っていたけれど、うちの職場もお正月とは縁の無いところなのかもしれない。
こんなところで、15年近く働いていたら、人間おかしくなるかもね。

今日の日記

2004年1月2日
夕方6時頃に弟達が来るのを、今待っているところ。
本来ならもっと早く来るはずだったのに、やれ、「サッカーを観てから来る」だのなんだの言って、結局こんな夕方っていうか、夜遅くになってしまった。

幼児連れなんだし、夜になったら気温は下がるだろうに、もっと早く来ればいいのに。
いかにも、お義理でイヤイヤ来ているようで、ムッとする。

って、お正月そうそう、またもグチ。
自己嫌悪。

今日の日記

2003年12月29日
年末年始は保育園などが休みなせいか、子連れ出勤者が多く、休憩所が子供で溢れている。

今日はAさんの子に会う。
この間、生まれたかと思ったのに、もう4歳だそう。
はにかみながらも、元気に挨拶が出来ていた。
ただ、彼女はいわゆる未婚の母?だし(真相は不明)、子供は男の子だし、将来が大変そうな気も。

子供は苦手な私だけれど、素直な頭の良い、しつけの良く出来たタイプを見ると、たまには、子供のいる暮らしもいいかなぁなんて思ってしまう。
でも、成人までの気の遠い年月を思うと、やっぱやってられないかな。
ニンゲンの子というのは、すごく非効率だよね。

今日の日記

2003年12月27日
昨日は着物を着て、近所へ買い物に行く。
人々の反応があまりに無関心なので、ちょっと不安になる。
もうちょっと注目をあびるかと思ったのだけれど。
もしかしたら、「危ないヒト」みたいな雰囲気に見られている?のだろうか(笑)

だから、田舎はやっぱり嫌だ。
東京の家の近くだったら、若くても着物なんか着ている人はたくさんいるだろうし、こっちもコンシャスな気分にならないで気兼ねなく着れるだろうに。

いわゆる出会い系サイト?みたいなところへ書き込んだら、山のようにメールが来た。
ただ、これだけたくさん貰っても、こっちの琴線に触れるようなものは、ほんの少ししかいない。
私としては、

「とにかく暗い人間なので、一緒にグチをぐちぐちと言い合えるような、暗い人を募集」

みたいな文章を書いたつもりなのだけれど、たいていの人は、
「一緒に美味しいものでも食べて、憂鬱を吹き飛ばそう!」的なノリだったので、少々がっかり。
みんな、読解力がないなぁって感じだ。

ただ、中には、
「別に暗くてもいいじゃん」って人とか、
「グチ友達募集ということでしたが、でも色んな人と付き合うのも、ある種突破口になると思うので、そういう意味で毛色の変わった自分とメールしませんか?」
みたいなものもあって、一応数名だけ、リストに残しておいた。

出会い系とはいえ、大手プロバイダの主催するちゃんとしたものなので、管理もしっかりしているようだし、ちょっとメル友でも始めてみようかと思う。
ただ、私としては、女の人も期待していたのだけれど、女性は皆無。
ネットのメール友達なんて、そんなものなのかなぁ。

本日の食事

朝食 あんまん(肉まんだと思ったら違った)、いちご お茶
昼食 しゅうまい、お赤飯、キムチ お茶
夕食 牡蠣のパスタ、茶碗蒸し、大根おろし、寿司 赤ワイン お茶 洋ナシ

レンタルペットでも借りて、フィリッピン人のお手伝いさんでも雇って、ひっそりと暮らそうかとも思う。
孤独な人間の孤独な老後の設計。
確かにお金さえあれば、何でも手に入るよね。
パソコンで5分で作った年賀状みたいに、温かみもなにもあったもんじゃないだろうけれど。

今日の日記

2003年12月22日
お正月が憂鬱だ。
5歳と2歳の甥、姪の相手が6時間も務まるだろうか?
笑顔の仮面を貼り付けて、いかにも楽しんでいるような振りをして、ネガティブな発言は一切しない。
考えただけで嫌になる。
かといって、東京の家に篭りきるような「大人げの無いマネ」はとうてい許されないだろうし。
やれやれだ。

今日の日記

2003年12月19日
今の日本では、誰でも結婚して子供を持つ資格がある。
それを制限するべきだ、と言ったら、異常者扱いされるだろうか?
けれど、人並みはずれて貧乏だったり、暴力体質だったり、性的倒錯傾向があったり、未婚の母親だったり、そういった人達は親になんかなる資格はないのだと思う。
子供は親の所有物ではない。
社会の大切な宝であるはずの彼らを、個々の親のやり方に放任するのは、はなはだ野蛮だと思うし、いきどおりさえ感じるのだけれど、ヘンだろうか。

今日の日記

2003年12月17日
Mさんにちょっとした事を頼まれたのを片付ける。

めんどくさい、というのではなくて、何ていうか凄く疲れた。
私はとにかく真面目で融通が利かないから、責任を果たそうと一生懸命になりすぎて、ほとほと疲れてしまった。
どうにか片付けたけれど、何かヘマをしなかったかと、かなり心配だ。

頼んだMさんは悪い人ではないのだけれど、大人しいようでいて中々人使いが上手な世渡り上手な人だ。
前にも何回か「使われた?」ことがあるような。
まぁ、誰かに恩を売っておくことはこっちの利益にもなるけれど、私としては誰とも貸し借りのあるような生活はしたくないのが本音。

今日の日記

2003年12月14日
昨日は東京の家に泊まる。
黄色く、少々排気ガスっぽくはあるけれど、色づいていた柚子を収穫してきた。

朝早く、Kさんからランチの誘いのメールが届く。
断る。
私が今日はこちらに泊まっていて忙しいのは知っていると思うのだけれど、当日の急の誘いは何故?
何かひっかかる。

千趣会のカタログが届いて、ベッドを物色。
複雑なタイプのものは、別途料金で組み立て設置承りなのだけれど、単純なものに関してはそのサービスは無い。
うーん。
自分で組み立ては面倒くさい。
っていうか、すでにカタログめくって、商品番号を控えて、注文すること自体面倒なんだから、どうしようもない。

BSで、生誕100年だかを記念して放送され続けている、オズヤスジロウをずっと観ている。

オズは決して好きな監督ではないのだけれど、少なくともクロサワアキラなんかよりは、ずっといい。
その「美しいもの」へのこだわりも、団地のベランダに並ぶ色とりどりの布団だとか、モクモクと煙を出す工場の煙突だとか、そういう日常的なものへも向いていて、大袈裟で大仰なクロサワアキラよりは、ずっと私好みだ。

地獄で、
?責め苦を受ける、のと、
?ジェーン・フォンダの映画を未来永劫観続けるのと、


どちらの刑罰がいいか迫られて、結局?を選んで、その退屈さ加減にほとほと後悔した男の話があったけれど、未来永劫と言わず、3日連続3作ぐらい観ただけで、うんざりしてくるようなところは、オズにももちろんあるけれど(笑)

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2003年12月10日
良いお天気。
朝、9時に起きられたので良い気分。
私にしては早起きだ。
食事の後、掃除を少々。
これからお風呂。
そして出勤。

今日の日記

2003年12月7日
ノバでレッスン。
レベル4での2回目。
今日の人たちもさすがに出来た。
私も、ヒヤリングではそれ程引けを取っていないようにも思える?のだけれど、さすがにスピーキングとなると、馬脚を現す(笑)
このレベルって、皆、こんなに優秀なのかなぁ?
土日だから、たまたまそうなのだと願いたい。
何か、ちょっとついていけそうにないようにも思えるので。

それにしても。
レベル4って、男しかいないのか?
それも、何かマニアックというか、モテそうにないタイプ。
ちょっと、やになるなぁ。

今日の日記

2003年12月4日
着付け教室に行く。
ここでも先生に、「椿美ちゃん」と呼ばれる(-_-;)
またか、って感じだ。
他の人は皆、苗字なのに。
何故?
タナカヤスオの「ヤスオちゃん」同様、何か微妙に馬鹿にされているような気も。

今日の日記

2003年12月3日
からんでいるんだか、からかっているんだか、よく解らないオニイチャンからの問い合わせを受ける。

でもまあネィティブだったし、適当に相手をしていたら、最後にクリスマスとニューイヤーの挨拶を受けた。
ちょっと、思いがけなくて、嬉しくなる。
外国人、日本人を含めて、これがこの季節はじめてのグリーティングだ。

もうこんな季節なんだよねー。
まさにTime really flies.
そのうちまた、桜が咲くんだわ。
うー。

来年のニュウイヤー’S リゾルウションは何にしよう?

今日の日記

2003年12月2日
橋本治の「窯変源氏物語」を読んでいる。

10年ぐらい前のベストセラーだったと思う。
源氏物語を彼風にアレンジしたもの。
光源氏の一人称で書かれていて、それが現在進行形なようでいて、あたかも死後の魂が自由自在に時空をさ迷うが如くに、何か超人的な視点で語られている。

面白いことは面白いのだけれど。
ただ、実は、私、オリジナルを読んでいない(笑)
高校の古典の授業だとか、あとはNHKの教育テレビだので、ところどころ断片的にやっただけだ。
だから、こういうアレンジ版を読んでも、どこが原作どおりで、どこが橋本治のアレンジなんだかよくわからない。
きちんとした日本史の知識がないままに、先に梅原猛の聖徳太子の怨霊本か何かを読むみたいなもんで、全然よくないかも。

それにしても、橋本治は、あの長い原作の総てをカバーしたみたいだ。
ご苦労様。

昨日はノバでレベルアップテストを受けてくる。
おそらくは受かったと思う。
難しくはなかったけれど、易しくもなかった。

だけど、レベル5へアップする時のテストと、今回のレベル4へのものと、難易度が同じぐらいに感じられるのは何故(笑)

今日から12月だ。
Christmas is just around the corner !

今日の日記

2003年11月28日
高島屋に行く。

呉服売り場で、年配の店員さんと30分くらい話す。
色々教えて貰った。
「着物のことだったら何でも聞いて下さい!」と、なかなか頼もしいのだけれど、惜しむらくは常時高島屋にはいないとのこと。
残念。
で、この店員さん、私の事を、
「お嬢様」と呼び、
しきりに派手でキュートな銘仙を薦めたり、
「お嬢様ぐらいのお若い方達が、最近花火大会などで浴衣を着て云々」
などと、しきりに私を若者扱いする。
確かに60代位のこの人から見れば、若く見えるのだろうけれど、かなり嬉しかったかも(笑)

その後、ノバ。
全然期待していなかったのだけれど、レベルアップした!
レベル5から4へ。
うーん。
ノバのレベルなんて全然あてにならないけれど、でも嬉しいかも。
って、筆記テストに受かんなきゃいけないんだ。
落ちたらどうなるんだ?
追試とかオッケイなのだろうか?
ネットで下調べしないと。

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